めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・ふたば未来学園の一期生の3分の2は福島県外へ

 一時は町民が避難した福島県広野町(1)に2015年に設置された福島県立双葉未来学園(2)の生徒一期生の内で、福島に残るのは全体の33%で(3)、残りの3分の2は福島県外に出るようです。福島の中でも、避難区域の若者の福島離れは深刻なようです。
 福島は事故によって避難区域が設定されました。概ね30km圏内(警戒区域、緊急時避難区域)とその後に放射線量が高い事が分かり避難区域となった計画的避難区域です(4)。
事故から7年を経て、汚染されている福島
 ※1(5)のデータを(6)に示す手法で2月1日に換算
 ※2 避難地域は(4)による。
 図―1 双葉郡と旧避難区域

 図に示す様に双葉郡は全てが避難区域になりました。避難区域内の教育機関は全て閉鎖される事になりました(7)。避難区域の中で緊急時避難準備区域が2011年9月30日に最初に解除されました(4)。ただし双葉郡内で高校が再開された高校はありません。双葉郡内には通信制を除くと福島県立ふたば未来学園高等学校(以下ふたば未来学園と略す)一校のみです(8)。ふたば未来学園は事故後に創立された高校です(2)。
 福島県広野町は町域の全てが緊急時避難区域であったので(1)、双葉郡内では比較的早く避難指示が解除されました。同町には2015年に福島県の復興を支え、社会に貢献する人材の育成を掲げふたば未来学園が開校しました(2)。それから3年で、この春に最初の卒業生を送り出します。福島のローカルTV局のFTVがこの春の卒業生の進路について報じていました(3)。
ふたば未来学園の一期生で福島に残るのは3分の1と報じるFTV
 ※(3)を引用
 図―2 ふたば未来学園一期生の進路を報じる福島のローカルTV局(FTV)

 卒業予定者140人中で福島県内に残るのは33%(進学28人、就職18人)(3)で残りの67%(94人)は福島県外へ出て行くようです。さらに双葉郡内にのこるのは9人だそうです。
 以下に2017年2月から1年間の福島県の社会的な増減を示します。
20代前半女性に顕著な福島の社会減
 ※(10)を集計
 図―3 2017年2月から1年間の福島県の社会的増減

 図に示す通り10代後半と20代前半で社会減(転出者が転入者を上回る事)が多くなっています。2017年1年間の福島の15歳から24歳の社会減を合計すると4,630人になります。少し前の12歳の人口は15,600人です(11)。15歳から24歳の社会減の人数はこの3分の1です。20歳前後は就職や大学進学といった新たな一歩を踏み出す時期です。福島の方には福島から踏み出すか、福島を出るか選択を迫られる時でもあります。福島全体では3分の1の方が福島県外からのスタートを決断したようです。でも双葉郡では3分2近くが福島県外からのスタートを決めたようです。たとえ避難指示を解除しても、福島の旧避難区域に若者が戻ることはありません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島県内に就職されたかたは製造業や農業です(3)。女性はサービス業を好むと思います(12)。福島県内に就職されたかたは「製造業や農業」でサービス業はいません。福島県内で就職した方は少数なようです。図―3に示す様に福島の社会減は20代前半女性で顕著です。以下に福島の20代前半の社会的増減の推移を示します。
加速する若い女性の福島脱出
 ※(10)を集計
 図-4 各年2月から1年間の20代前半の社会的増減

 図に示すように20代前半女性の社会減が事故後の7年間、男性の社会減を大きく超えています。改善されるどころか悪化しています。福島から若い女性が逃げ出し、男性は結婚できなくなります。子供も生まれなくなります。福島はやがて男と老人の街になり滅んで行きます。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島の綺麗な女性
 ※(13)をキャプチャー
 図-5 アメリカで福島の「安全」を主張する福島の綺麗な女性

 どこでも歓迎されます。敢て福島に残る必要はないと思います。若い女性の福島脱出はこれからも続くと思います。明日(3月1日)、ふたば未来学園は最初の卒業式が行われます。東北のブロック紙の河北新報は卒業生の女性が首都圏の大学に進学する旨を報じていました(14)。
 福島を避けているのは若い女性だけではないようです。
 福島県は大相撲初場所優勝力士に福島産米等を贈ったそうです(15)。福島県二本松市産米の全量全袋検査件数が約29万件に達しました(16)。同市は人口6万人に満たない市ですので(17)、市民が食べるには十分な量です。同市辺りのお米は良食味・高品質だそうです(18)。安倍出戻り内閣は福島産米は「安全」だと主張しています(19)。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(20)を引用
 図―6 福島産米が無い福島県二本松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県二本松市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。 
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)広野町 - Wikipedia
(2)福島県立ふたば未来学園高等学校 - Wikipedia
(3)ローカルTime FNN被災地発...
(4)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(7)緊急時避難準備区域について -首相官邸ホームページ-
(8)福島県高等学校一覧 - Wikipedia
(10)福島県の推計人口(平成30年2月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(11)福島県の「戌(いぬ)年生まれ」と「新成人」の人口~平成30年 新年にちなんで~ - 福島県ホームページ
(12)働き方別 人気の仕事ランキング|お仕事内容まるわかりリスト|女性の求人・転職なら【とらばーゆ】
(13)Nスタふくしま 高校生が福島の現状を米国で発表 TUFchanne
(14)<ふたば未来学園高>古里の復興、これからも発信したい 1期生あす卒業式 | 河北新報オンラインニュース
(15)大相撲初場所V・栃ノ心関に「天のつぶ」 知事賞・副賞贈呈式:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(16)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(17)トップページ | 二本松市公式ウェブサイト
(18)特産品情報 | 地区別くらし情報 安達地区 | JAふくしま未来
(19)東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う各国・地域の輸入規制強化への対応:農林水産省中の「2.英語版(全体版)(PDF:4,500KB)」⇒「分割版1(PDF:1,680KB)
(20)安達店 | ベイシア
ふたば未来学園の卒業式は無事に終りました(A1)。
ふたば未来学園卒業式を報じる福島民友
 ※(A2)を引用
 図―A1 ふたば未来学園の卒業式を報じる福島の地方紙・福島民友

 生徒代表は答辞で「は答辞で「一人一人の復興がいつ果たされるかは不透明」と話したそうです(A1)。でも直ぐに果たされます。彼らの多くが福島を去り放射能の心配の無い世界に旅立ちます。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
綺麗なふたば未来学園卒業生
 ※(A3)を引用
 図―A2 福島の綺麗な女性(ふたば未来学園卒業生)

 何処へいっても歓迎されます。敢て汚染されている福島に留まる必要はありません。 


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(A1)初の卒業式「ふたば未来学園高」 1期生『未来』切り開く決意:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(A2)福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-を3月2日に閲覧
(A3)ローカルTime FNN被災地発...
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  1. 2018/02/28(水) 19:42:30|
  2. -
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