めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(3月1週)―宮城県産マコガレイからセシウム、福島・相馬産は116件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。3月1週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数767件
  ②平均は、1キログラム当たり2.1ベクレル、最大97ベクレル(岩手県産ヤマドリ)。

 今週は基準超はありませんでしたが
 ・宮城県産マコガレイからセシウム、福島・相馬産は116件連続ND
 ・無検査野菜が並ぶ福島県須賀川市の直売所
 ・上昇する福島県本宮市産シイタケのセシウム
 ・福島牛は放射能入り
今週の発表からなどの特徴が読み取れ福島産は安全とは言えません。

1.宮城県産マコガレイからセシウム、福島・相馬産は116件連続ND
 福島県相馬地方は相馬市、南相馬市、新地町、飯舘村で構成されています(7)。地図で見ると福島県沿岸部に位置し北を宮城県に接します。宮城県産マコガレイからセシウムが見つかったと発表がありました(9)。福島・相馬産が気になります。以下に検査結果を示します。
宮城産からは見つかっても福島・相馬地方産からは見つからいマコガレイのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 ()内は検査先
 図―1 マコガレイの検査結果

 図に示す様に宮城県産マコガレイからはそこそこセシウムが見つかっています。一方で、福島・相馬産からは見つかっていません。厚生労働省の発表を数えると2017年4月以降で、116件連続で検出限界未満(ND)です。
 福島県いわき市は福島県沿岸部南部に位置し、南を茨城県に接します(10)。先週の記事では千葉産スズキからセシウムが見つかった事を報告しましたが、今週は茨城産から見つかりました(11)。福島・いわき市産が気になります。以下に検査結果を示します。
茨城、千葉産からは見つかっても福島・いわき産からは見つからないスズキのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 淡水は除く
 ※4 日付けは捕獲日
 ※5 ()内は検査先
 図―2 スズキの検査結果

 図に示す様に茨城県産やその先の千葉県産スズキからはそこそこセシウムが見つかっています。一方で、福島・いわき市からは見つかっていません。
 海に県境があったとしても、魚は自由に行き来できます。県境付近の魚はほぼ同じ物とみなせます。宮城県産マコガレイからセシウムが見つかるのに、直ぐ南の福島・相馬産からは見つかりません。千葉や茨城産スズキからはセシウムが見つかっているのに、直ぐ北の福島・いわき市産からは見つかりません。福島には汚染源があるのにおかしな話です。
 スズキにしろ、マコガレイにしろ福島産農水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると、福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(12)が全てを実施しています。中立性に疑問があります。福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

2.無検査野菜が並ぶ福島県須賀川市の直売所
 福島県は大相撲初場所優勝力士に福島米、福島牛あるいはホウレンソウ、ネギ、ニラ等の福島産野菜を贈ったそうです(13)。これについて福島県は検査で安全を確認したと主張しています(14)(15)。福島のローカルTV局(FTV)が福島県須賀川市の直販所に福島県須賀川市産ホウレンソウと鏡石町産ネギが売られている旨を紹介しました。
須賀川でホウレンソウ、鏡石でネギと取れると報じるFTV
 ※(16)をキャプチャー
 図―3 福島県須賀川市産ホウレンソウと鏡石町産ネギを紹介するFTV

 少なくとも須賀川市はホウレンソウの産地の一つで、鏡石町はネギの産地の一つです。そこで2017年7月以降の検査結果を厚生労働省の発表(1)と福島県が運営する福島産農林水産物・加工品モニタリング情報サイト(17)で調べてみました。検査結果が出て来ません。須賀川市や鏡石町を活動範囲とする農協の自主検査結果にもホウレンソウは出て来ません(18)。
 福島産は検査していなくても、検査で「安全」とされ販売されます。

3.上昇する福島県本宮市産シイタケのセシウム
 福島県本宮市産シイタケから1キログラム当たり21ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(19)。以下に推移を示します。
上昇する福島県本宮市産原木シイタケのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは収穫日
 ※5 ()内は検査先
 図―4 福島県本宮市産シイタケの検査結果

 図に示す様に上昇傾向です。福島産はセシウム濃度が上昇する事があります。

4.福島牛は放射能入り
 千葉市に本社を置く大手スーパーは福島県伊達市に出店を計画していていますが、今の所は行政の許可が得られていません(20)。当然ながら福島県等の行政には逆らえない立場だとおもいます。福島の行政が大手小売業者にして欲しいことは「フクシマ産」の拡販です(21)。
 このスーパーが福島県外の店舗も含め福島産牛肉を扱うとの報道がなされました(22)。
大手スーパーチェーン福島牛の販売を報じる福島民報
 ※(23)を2月27日に閲覧
 図―5 大手スーパーチェーンが福島産牛肉を扱うと報じる福島県の地方紙・福島民報

 福島産牛肉は過去にいわゆる「稲わら牛」問題を起こしています。以下に2011年の福島牛肉の検査結果を示します。
消費地の検査でのみ基準超が見つかった福島産牛肉
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 ※3 日付は牛さんがお肉になった日
 図―6 福島産牛肉の検査結果

 図に示す通り福島県の検査では見つからないのに「消費地」の検査では基準を超えるセシウムに汚染された牛肉が見つかりました。あれから7年が経過しましたが、汚染された牛肉が福島県の検査をすり抜け消費地の流通したか説明を(=^・^=)は知りません。だだし福島県の検査が他より低く出る検査であるとすれば容易に説明がつきます。図―1、2の見合いで7年を経ても福島県の検査は低く出る状態が継続している可能性が高いと考えられます。福島牛はこの後で「全頭検査」が導入され、建前では
「放射性物質の基準値を超えたものが市場に出回ることはありません。」
となった為か(24)、厚生労働省の発表(1)を見る限り消費地で流通している福島牛の検査結果が発表されなくなりました(多分、実施されなくなったと思います)。これでは福島県が検査を誤魔化しても分かりません。
 福島牛は霜降りの鮮やかな逸品です(25)。事故後はお買い得にもなっています(22)。福島県は福島牛は安全だと主張していますが(14)、福島の皆様は信用していないようです。以下に新規出店問題が報じられていない福島県福島市のスーパーのチラシを示します。
他県産はあっても福島産牛肉が無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(26)を引用
 図―7 福島牛が無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 新規出店で福島県でもめている大手スーパーチェーン(20)の店舗は(=^・^=)の住む街にのもあります。今日、買い物にいったら福島牛が売られていました。多分、かなりの店舗で売られていると思います。(=^・^=)の街に福島から来られた皆様や街の皆様が心配です。以下に今年の福島産牛肉の福島県の検査結果を示します。
事故から7年経てセシウムが見つかる福島産牛肉
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 ※3 日付は牛さんがお肉になった日
 図―8 2018年福島産牛肉の検査結果(福島県検査)
 
 事故から7年が経過しましたが、今もセシウムが見つかります。福島牛を買えば一緒に放射能も買ってしまいそうです。売れれば当該スーパーは福島の行政が歓喜を得ることができ、新規出店に近づくと思います。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・検査されていなくても検査で安全とされる福島産
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事がある福島産
 厚生労働省は週1回のペースで検査結果を発表しているのですが(1)、今週は金曜日です(3)。安倍出戻り内閣は福島産は「安全」と主張していますが(27)、食品の汚染状況を知らせるのは熱心ではないようです。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する冬野菜にニラがあります(28)。初場所優勝力士へ送られており今がシーズンです。福島県福島市辺りのニラはスタミナを高める働きがあり、ビタミンやカルシウムを多く含んでいるそうです(29)。福島県は福島産ニラは「安全」だと主張していますす(15)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ニラはありません。
他県産はあっても福島産ニラが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(26)を引用
 図―9 福島産ニラが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1073報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2月3週)―千葉産スズキ7件全てでセシウム、福島・いわき産は169件連続でND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)相馬地方広域市町村圏組合
(8)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:8,357KB)
(9)(8)中のNo4461
(10)いわき市 - Wikipedia
(11)(8)中のNo3939
(12)農林水産部 - 福島県ホームページ
(13)大相撲初場所V・栃ノ心関に「天のつぶ」 知事賞・副賞贈呈式:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(14)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(15)(14)中のやさい編 [PDFファイル/180KB]
(16)ローカルTime FNN被災地発...
(17)品目から探す | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報のは「は行⇒ほ⇒ホウレンソウとホウレンソウ(施設)」および「な行⇒ね⇒ネギ、ネギ(施設)」で検索
(18)営農情報 - 農作物自主検査 | JA夢みなみ中のすかがわ岩瀬地区
(19)(3)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:573KB) のNo258」
(20)福島市長「県北全体で理解を」 伊達・イオンモール北福島計画:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(21)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(22)イオン、県産牛販売再開 3月から県内、都内計6店で | 県内ニュース | 福島民報
(23)福島民報
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(25)福島牛販売促進協議会
(26)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
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  1. 2018/03/03(土) 23:18:57|
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