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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島第一汚染水、海洋放出しても「安全」?

 福島第一原発の廃炉責任者福島地方二紙のインタビューに応じあと5~6年で福島第一原発敷地内には保管できなくなる旨を話しました(1)(2)。その後に読売系の福島のローカルTV局・FCTが(3)が「決断しなければならない時が迫っています」とのナレーションとともに福島第一構内のタンクに溜まっている汚染水について取りあげ、海洋放出しても「安全」でり、問題となろのは「風評被害」だけと報じていました(4)。廃炉責任者のインタービューのあとで当該の番組を見ると「海洋放出」を主張しています。浄化装置を通してはいますが(5)、福島第一タンク内の汚染水はトリチウム等の放射性物質を含んでいます(7)。(=^・^=)が調べた限りではおよそ「安全」とは言い切れません。
 福島第一では地下水がタービン建屋に流れ込んだりで、汚染水は増えていきます。(8)、日々汚染水が増えています。
どんどん増える福島第一汚染水
 ※(9)にて作成
 図―1 日々増え続ける福島第一汚染水

 近々のデータ(10)を(=^・^=)なりに集計するとタンクに貯められているだけで104万トンになります。福島第一の敷地は汚染水タンクが溢れています。
タンクで埋まる福島第一の敷地
 ※Google Mapで作成
 図―2 福島第一の敷地の溢れる汚染水タンク

 汚染水は浄化装置を通した後でタンクに保管されています。ただし全ての放射性物質を取り切ることができずトリチウム等の放射性物質を含んでいます(7)。以下にトリチウムの濃度を示します。
1リットル当たり100万ベクレル程度のトリチウムに汚染されている福島第一汚染水
 ※(7)を集計
 図―3 福島第一汚染水中のトリチウム

 図に示す通り1リットル当たり100万ベクレル程度のトリチウムが残ったままです。これについて福島第一原発の廃炉責任者は福島の地方二紙のインタビューに答え(1)(2)、
 「137万トン程度まではタンクを造れるが、どこかで破綻する。」(2)
 「構内の貯蔵量は100万トンを超えており、現在の一日当たりの汚染水発生量(渇水期)である150トンのペースで増えた場合、残り5~6年で許容量を超える」(1)
 「容量がいっぱいになるなら、その前に処理の仕方を決めなくてはならないと思う」(1)
と語ったそうです。
 そして3月7日に第69回原子力規制委員会が開催され(11)、そこで福島第一の廃炉工程について議論されました。資料(12)を見ると今年(2018年)に
「処理水の規制基準を満足する形での海洋放出等」
と記載されています。
 廃炉責任者の発言は汚染水の海洋放出を念頭においた発言です。東京電力は福島第一の汚染水浄化装置について
「トリチウム以外の大半の放射性物質を取り除くことができます。」
と主張しています(6)。そして、取り除ける62種類の放射性物質のリストを掲載してますが(13)、その中にウランやウランから生成される放射性物質(たとえばラドン)(14)はありません。ウランは海水に含まれており(15)「天然」と放射性物質とゆうのが東京電力の解釈でしょうか。だたし同じくウランを使った劣化ウラン弾では人体に被害を与える恐れがあります(16)。
 東京電力はトリチウムは
 ①トリチウムが出す放射線のエネルギーは非常に小さい。
 ②トリチウムは概ね「水」して存在し、特定の器官に溜まることなく直ぐに体外にでる。
ことを理由に飲んでも「安全」だと主張しています(17)。トリチウムは水素の仲間(同位体)であり、光合成で食物に取り込まれます(18)。トリチウムはDNAに取り込まれるので、他の放射性物質より危険であるととの主張があります。すなわちDNAに取り込まれたトリチウムが放射線を出すときにDNAその物を壊すとの主張です(19)。特に遺伝に対する影響が心配されているみたいです(20)。
 廃炉責任者のインタビューが報じられた3月5日に(1)(2)、福島の読売系ローカルTV局・FCTが(3)が「決断しなければならない時が迫っています」とのナレーションとともに福島第一構内のタンクに溜まっている汚染水について取りあげ、海洋放出しても「安全」でり、問題となろのは「風評被害」だけと報じていました(4)。
汚染水の「安全」を強調する資源エネルギー庁職員
 ※(4)をキャプチャー
 図―4 手で持って「安全性」を強調する資源エネルギー庁職員

 福島原発事故では2種類の避難地域が設定されています。福島第一原発から20圏内に設定された「警戒区域」と、その後に放射線量が高いことが判明し新たない避難区域となった「計画的避難区域」です。「警戒区域」は事故翌日の2011年3月12日ですが、計画的避難区域が設定されたのは1ヶ月以上も過ぎた2011年4月22日です。全村が計画的避難区域となった福島県飯舘村で概ねの避難が完了したのは2011年6月22日です。計画的避難区域はいわば逃げ遅れた避難区域です。飯舘村、葛尾村はほぼ全域に計画的避難区域が設定されました。以下に赤ちゃんの誕生数を示します。
事故後に女の子が多くまれるようになった飯舘村・葛尾村
 ※1(21)を集計
 ※2 2018年は1月のみ
 図―5 飯舘村・葛尾村合計の赤ちゃん誕生数(各年1年間)

ほぼ全域が計画的避難区域となった2村(飯舘村、葛尾村)の2012年以降の赤ちゃん誕生数を合計すると
 男の子 162人
 女の子 231人
です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.5%でした。通常は男の子が多く生まれるので(22)、異常な事態です。福島の女性はお隣の茨城や宮城に比べても大変に綺麗です。放射性影響研究所は広島や長崎で遺伝的な影響が起こらなかった根拠に生まれて来る赤ちゃんの男女比(出生性比)に異常なかたっか事をあげています(23)。広島や長崎ではみつからな事が福島で見つかっています。
 また大飯原発ではトリチウムを排出してると報じてます。
大飯ではトリチウムを放出していると報じるFCT
 ※(4)をキャプチャー
 図―6 大飯原発ではトリチウムを排出してると報じるFCT

 大飯原発がある福井県おおい町(24)の15歳未満の子どもの人数を見ると
  男の子 555人
  女の子 602人
で(27)、同じように女の子が多くなっています。トリチウムが放出されているおおい町では、逃げ遅れた避難区域となった福島県飯舘村・葛尾村と同じような事が起こっています。(=^・^=)が調べた範囲では「安全」と言い切るのは無理があります(18)。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島第一の汚染水タンク増設工事では下請けさんが亡くなっています(28)。下請けさんの死亡と福島の海の更なる汚染のどちらがマシかといてば、福島の海の汚染です。汚染水を放出しようがいまいが近づきませんし、採れた海産物もだべません。いつかは海洋放出しなけらばならない時が来ると思います。だだし、トリチウムは約12年で半分になります(28)。長く保管すればそれだけ環境影響が少なくなります。でもそうような努力は感じられません。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 2月27日に、いわき海星高の海洋練習船「福島丸」が遠洋航海実習を終えていわき市の小名浜港に帰港し、漁獲したマグロなどを初めて水揚げしました(29)。
福島県いわき市小名浜港に水揚げされるマグロ
 ※(30)をキャプチャー
 図―7 小名浜港に水揚げされるマグロ

 福島県は福島産はマグロ「安全」だと主張しています(31)。でも、福島県いわき市小名浜のスーパーのチラシには福島産マグロはありません。
他県産はあっても福島産マグロが福島県いわき市小名浜のスーパーのチラシ
 ※(32)を引用
 図―8 福島産マグロが無い福島県いわき市小名浜のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市小名浜の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。




―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)5、6年でタンク満杯 東電・増田氏 第一原発の汚染水処理計画に注目 | 東日本大震災 | 福島民報
(2)東京電力廃炉推進カンパニー最高責任者・増田尚宏氏に聞く:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(3)福島中央テレビ - Wikipedia
(4)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2018年3月5日(月)放送」
(5)汚染水の浄化処理|東京電力
(6)報道配布資料|東京電力
(7)(6)中の「水処理設備の放射能濃度測定結果 」
(8)(6)中の「建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移 」
(9)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社中の「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(10)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第343報)|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(11)第69回原子力規制委員会 | 原子力規制委員会
(12)資料4 東京電力福島第一原子力発電所の中期的リスクの低減目標マップ(平成30年3月版)(案)について【PDF:1MB】
(13)(6)中の多核種除去設備による除去効果が見込まれる核種(PDF 20.4KB)
(14)ウラン系列 - Wikipedia
(15)海水からのウランの回収 (04-02-01-12) - ATOMICA -
(16)劣化ウラン弾 - Wikipedia
(17)2013年2月28日福島第一原子力発電所でのトリチウムについて(PDF 475KB)
(18)めげ猫「タマ」の日記 トリチウムは危険・安全?
(19)DNAの中にまで入り込むトリチウムの特別な危険性
(20)昭和58年 原子力委員会月報28(9)国立遺伝学研究所
(21)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(22)福島県の推計人口(平成30年1月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(23)めげ猫「タマ」の日記 2018年は女の子しか生まれない福島県飯舘村
(24)出生性比
(25)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(26)大飯発電所 - Wikipedia
(27)平成27年国勢調査福井県独自集計(人口等基本集計分) | 福井県ホームページ中の「第5表 年齢(5歳階級),男女別人口-県、35市町村(平成27年)」
(28)めげ猫「タマ」の日記 福島原発で死んだ下請けさんは「国策」の犠牲者―でも何もしない安倍出戻り総理―
(29)6代目福島丸帰港 小名浜、マグロ初水揚げ | ホッとニュース | 福島民報
(30)ローカルTime FNN被災地発...
(31)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の海産魚介類編 [PDFファイル/203KB]
(32)ヨークベニマル/お店ガイド
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  1. 2018/03/07(水) 19:46:24|
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  4. | コメント:1
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コメント

トリチウム水、海洋放出ダメですよ。
で、トリチウム水の分離方法を考えた。
普通の水は4℃が一番重たい。もっと冷たくなると凍りたくなって軽くなり始める。普通の水は0℃で凍るのは、常識。トリチウムは、0℃より高い温度で凍り始める。
よって、水の中にパイプを通し、4℃に冷却。
普通の水は、下に沈みトリチウム水は上に浮く。
ドウダ!!良いアイデアであろう。ハハハ。
  1. 2018/07/13(金) 22:34:43 |
  2. URL |
  3. あんこ #-
  4. [ 編集 ]

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