めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

「国連科学委員会(UNSCEAR)報告書」は誤っている可能性大

 福島県の地方紙・福島民友は福島県川内村村民の放射線の遺伝的影響を心配する声に対し、「国連科学委員会(UNSCEAR)報告書」を引用し「いまだ正しい理解が浸透していない」と報じていました(1)。同報告書は事故2年後の2014年4月に発表されたものであり(2)、その後の経緯にてついて検証されておらず誤っている可能性が高いと言わざるを得ません。
 事故によって福島は汚染されました。
事故から7年経て汚染されている福島
 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で3月11日時点に換算
 ※2 避難区域は(5)による
 図-1 本記事の地域分け

 図に示す様に今も福島は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(6)を超えたエリアが広がっています。事故から7年を経て福島は汚染されでいます。多くの方が不安を感じたと思います。以下に福島県県民健康管理調査での調査結果を示します。
福島では37.6%が次世代以降への(遺伝的)影響を心配 福島では32.8%が後年に生じる健康障害(盤発的影響)を心配
(a)後年に生じる健康障害         (b)次世代以降への(遺伝的)影響
  ※(7)を引用
 図―2 放射線による健康影響を心配する福島県民の割合

 事故から4年を経た2015年度の調査ですが
  後年に生じる健康障害(盤発的影響)で32.8%
  次世代以降への(遺伝的)影響で37.6%
の方が可能性は高いまたは非常に高いと回答しています。
 事故によって福島県飯舘村は全村が避難区域になりました(8)。福島県飯舘村に住んでいた渡辺菜央さんは2011年5月に開かれた東京電力の説明会で
「将来結婚したとき、被ばくして子どもが産めなくなったら」
と質問されました(9)。
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 ※(10)を転載
 図―3 「産めなくなったら・・」と質問する福島県飯館村の綺麗な女性

 その後は彼女の質問の通りとなりました。以下に福島の合計特殊出生率を示します。
2011,12年と下がった福島の合計特殊出生率
 ※(11)を引用
 図―4 福島の合計特殊出生率

 図に示す通り、事故があった2011年と翌年に低下しています。一人の女性が一生に産む子供の数の平均の数です(12)。2012年の福島は特異的に子どもが生まれ難くなりした。このようなことは同じ被災地でも岩手や宮城では起こっていません。
brg130607a.gif
 ※(11)を転載
 図―5 福島および隣県と全国の合計特殊出生率推移

 事故前の2010年と事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれるであろう2012年の比較すると、被災地でも岩手、宮城では増えています。一方で震災の他に原発事故が発生した福島では下がっています。数値は以下の通りです(113)。
年   福島 全国 岩手 宮城
2008年 1.52 1.37 1.39 1.29
2009年 1.49 1.37 1.37 1.25
2010年 1.51 1.39 1.39 1.27
2011年 1.48 1.39 1.41 1.25
2012年 1.41 1.41 1.44 1.30
以下に福島県の自然死産率の推移を示します。
全国の1.5倍の福島県死産率(グラフ)
 ※(14)を転載
 図―6 福島県の自然死産率の推移

 福島では事故後に自然死産率は全国平均の1.5倍に跳ね上がっています。
 渡辺菜央さんは「産めなくなったら」と質問しました。その後の福島では合計特殊出生率が低下し、自然死産が増えました。彼女の言った通りになりました。
 でも、安倍出戻り内閣の対応は違います。福島産を避ける行為を「風評被害」と非難し(15)、福島で放射線を恐れる方は「リスクリスクコミュニケーション」と称し(16)、福島は安全との刷り込みを行っています。
 福島県の地方紙・福島民友が報じるところでは、環境省は3月8日に、福島県福島市でリスクコミュニケーション活動報告会を開きました。その中で福島県放射線健康リスク管理アドバイザー兼長崎大原爆後障害医療研究所教授の高村昇氏(17)は、福島県川内村民に「震災から現在までに受けた線量で、将来生まれてくる自分の子や孫への健康影響があると思いますか」と「ある」「たぶんある」と答え、17年調査でも4割に上ったことを報告しました。
 国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR(アンスケア))は次世代への影響について「識別可能なレベルで増加することは予測されない」としてるが、いまだ正しい理解が浸透していない現状について高村氏は「きちんと説明し続ける努力が必要だ」と指摘したそうです(1)。
 記事を見る限り「国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR(アンスケア))」の報告(以下報告書と略す)を根拠にしているようです。同委員会は国連によって設置された常設委員会で、幾つもの報告書を出しています(1)。当該記事はとの報告書かは明示していません。(=^・^=)なりに調べると
「2011年東日本大震災後の原子力事故による放射線被ばくのレベルとその影響」
の表題のようです。2014年4月に発表されたもので
「福島原発事故の結果として生じた放射線被ばくにより、今後がんや遺伝性疾患の発生率に識別できるような変化はなく、出生時異常の増加もないと予測している。」
としています(2)。
 報告書は「出生時異常の増加もない」としていますが、福島では自然死産が増えたのは図―6の通りです。偶然に起こる確率を計算したら、統計的に差がるとされる5%(18)を下回る1.3%でした(14)。出生異常は起きています。さらには、合計特殊出生率の低下が示しように、福島だけで特異的に子どもが生まれ難くなりました。
 放射線の身体的影響には、早期効果と晩発効果の二つに分けられます。早期効果は、一度に大量の放射線を被曝した後数週間以内に現れてくる障害です。晩発効果は、被曝後しばらく症状の現れない潜伏期間があるものをいいます。発癌も晩発効果に含まれます(19)。甲状腺癌も直ぐに現れる訳ではありません。以下にチェルノブイリでの甲状腺がんの発症率の推移を示します。
1990年位から増えたチェルノブイリの甲状腺癌
 ※1(20)にて作成
 ※2 年齢は発症時の年齢
 ※3 チェルノブイリ原発事故は1986年(21)
 図―7 チェルノブイリ原発事故での甲状腺癌発生率

図に示す通りチェルノブイリ原発事故では事故の4年目以降から急な増加が見られます。これを受けて福島でも事故当時18歳以下だった子供を対象にした甲状せん検査が実施されています(22)。当初の想定は100万人当たり2,3人です(23)。これまでの発表(25)(26)を集計すると累積で
 約30万人の検査で197人
の悪性ないし悪性の疑いの方が見つりました。1万人当たりにして6人です。当初の想定に比べ比べ極めて高い割合です。以下に推移を示します。
増え続ける福島甲状腺がん
 ※(27)を集計
 図―8 どんどん増える福島の甲状腺癌

 福島県の甲状腺検査は2011~13年度に開始された1順目(先行検査)、2014、15年度開始の2順目(本格調査1回目)(26)、2016、17年度開始ないし開始予定の3順目(本格調査2回目)(25)(26)まで実施されます。甲状腺検査は1次検査と詳細な2次検査に分かれています。2次検査が完了して検査が終わったことになります。以下に2次検査完了者÷現時点(3月5日)までの発表で集計した2次検査完了率を示します。
1,2順および3順目(2016年度)は6割以上が完了した福島甲状腺検査
 ※(27)を集計
 図―8 2次検査完了率

 図に示すように1順目の検査では図―7との比較においてチェルノブイリでは発祥が増加する以前の事故後4年以内の2014年3月末に概ね終わっています。2、3順目の検査は同じくチェルノブイリでは増加がみられた4年目以降に確定しています。チェルノブイリの例を習うなら1順目の検査に比べ、2順目以降の検査は事故の影響を強く受けた結果が出ます。報告書が発表された2014年4月時点では2,3順目の検査結果はでておらずこの知見を反映されません。
 前述の高村昇氏は
 「県民健康調査で行われている『甲状腺検査』のうち先行検査で甲状腺がんあるいはその疑いと診断された方の発症頻度を地域別に比較したところ、避難区域等の13市町村(田村市や伊達市、川俣町含む)で10万人当たり33.5人、中通りで38.4人、浜通り(避難区域以外のいわき市、相馬市、新地町)で43.0人、会津地方で35.6人と甲状腺がんの頻度はほぼ同じであり、少なくとも事故当時に東京電力福島第一原発の近くにいらっしゃった方に甲状腺がんが多いということはありません。」
との寄稿文を福島県地方紙の福島民報に寄せています(28)。地域分けは図―1の通りです。
 3月5日に30回福島県「県民健康調査」検討委員会が開かれましたが開かれました(24)。そこで3順目の福島を4地域に分けての検査の集計結果が発表になりました(25)。2,3順目の検査結果を集計しました。「悪性ないし悪性疑い者数」を「罹患者」、「悪性ないし悪性疑いの割合」を罹患率とすると
 13市町村       検査 34,558人中 罹患者21人 罹患率0,061%
 13市町村以外の中通り 検査152,697人中 罹患者45人 罹患率0.029%
 13市町村以外の浜通り 検査 51,053人中 罹患者10人 罹患率0.020%
 会津          検査 33,720人中 罹患者 5人 罹患率0.016%
 合計(福島県全体)   検査270,516人中 罹患者81人 罹患率0.030%
で、地域によって大きな差があります。これについて福島県立医大は
「地域別の発見数については、年齢、性別、検査間隔、年齢階級別一次検査受診率、二次検査受診率など、様々な因子が影響している可能性があるため、今後、解析方法を詳細に議論した上での評価が必要と考えられる。」
と主張し(29)、これが事故影響を証明する物ではないとしています。
 そして罹患率だけでなく種々のパラメータに差があるとしています(29)。甲状腺検査は1次検査、2次検査、細胞診の順で実施されます(30)。この中で地域ごとに最も大きな差があったのが最終の細胞診受診率です。以下に記載します。
 13市町村       2次検査受診  293人中 細胞診受診 38人 受診率13.0%
 13市町村以外の中通り 2次検査受診  967人中 細胞診受診127人 受診率13.1%
 13市町村以外の浜通り 2次検査受診  340人中 細胞診受診 31人 受診率 9.1%
 会津          2次検査受診  188人中 細胞診受診 10人 受診率 5.1%
 合計(福島県全体)   2次検査受診1,788人中 細胞診受診206人 受診率11.5%
でした。細胞診受診率に大きな差があります。特に13市町村と会津で大きな差があります。これについては2つの解釈が可能だと思います。
 ①図―6に示すように13市町村に比べれば会津の汚染はかなりマシです。放射線影響は出にくく、細胞診が必要な方の割合が少なくなった。
 ②会津の汚染が少ないので、会津の方は放射線影響をあまり心配しておらず、細胞診よりも経過観察を選ぶ方が多く、結果として細胞診受診率が下がった。
です。さらに会津の3順目検査は2017年度の検査実施ですが、図-5に示す様に2次検査が確定していません。 図―1に示す様に13市町村と中通りでは中通りの方が放射線量が低くなっています。そこで比較してみました。再掲になりますが
 13市町村       検査 34,558人中 罹患者21人 罹患率0,061%
 13市町村以外の中通り 検査152,697人中 罹患者45人 罹患率0.029%
で、13市町村は避難区域外の中通の2倍以上の罹患率です。このような事が起こる確率を計算したら統計的の差があるとされる5%(18)を下回る0.5%でした(31)。
 以下に0-19歳の方の事故後4ヶ月間の被ばく線量分布を示します。
1mSv未満が多く全体の被ばく線量分布
 ※1(32)を集計
 ※2 年齢は事故時
 図―9 事故後4ヶ月間の0-19歳の被ばく線量分布

 図に示す様に0-9歳と10-19歳の分布に大きな差はありません。0-19歳の被ばく線量分布はほぼ同一であり、これを甲状腺検査の対象である0-18歳にも適応できます。数値を記載すると
 1ミリシーベルト未満の方 92,606人 
 1ミリシーベルト以上の方 55,960人
で(23)、被ばく線量1ミリシーベルト以上は38%で1ミリシーベルト以下が大半です。以下に1順目の検査で、罹患者と判定された方の事故から4ヵ月間の放射線量分布を示します。
1mSv未満が多い1順目の悪性または疑いの方
 ※1(26)を集計
 ※2 被ばく線量は事故から4ヶ月間
 図―10 1順目(先行検査)罹患者の被ばく線量分布

 図に示す通り1順目(先行検査)で見つかった罹患者の被ばく線量分布は図ー7と比較して全体の分布と大きな差はりません。数値を記載すると
  1ミリシーベルト未満 47人(全体の71%)
  1ミリシーベルト以上 19人(全体の29%)
です。
 以下に2,3順目(本格調査)で見つかった罹患者の被ばく線量分布を示します。
1mSv以上が6割以上の2,3順目罹患者の被ばく線量
 ※(25)(26)を集計
 図―11 2、3順目(本格調査)罹患者の被ばく線量分布
 
図に示す様に全体の分布(図-7)や1順目(図―8)に比べ、高線量側にずれています。数値を記載すると
 1ミリシーベルト未満の方 15人
 1ミリシーベルト以上の方 25人
で(25)(26)、被ばく線量1ミリシーベルト以上は63%で1ミリシーベルト以上が多くなっており、数字が逆です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら
 全体の放射線量分布    0.5%
 1順目と2,3順目の比較 0.9%
で(31)共に、統計的な差が統計的の差があるとされる5%(18)を下回っています。
 報告書では
 「今後がんや遺伝性疾患の発生率に識別できるような変化はなく」
としていますが(2)、福島の子どもを対象した甲状腺がんの検査では
 ①13市町村と13市町村にくらべれば汚染が少ない中通り(13市町村以外)を比較すると、13市町村の罹患率は倍以上である。
 ②全体の被ばく線量と2,3順目の検査を比較すると2,3順目の罹患者は高線量側にずれている。
 ③チェルノブイリの例から事故影響が少ないであろうと思われる1順目検査と2,3順目検査で見つかった罹患者の被ばく線量を比較すると、2,3順目の罹患者の被ばく線量が高い。
との特徴が見受けられます。甲状腺がんは放射線影響が強く疑われます。
 動物学において、アルビノ(albino)は、遺伝子の欠陥で先天的にメラニン(色素)が欠乏する疾患です(33)(34)。沼沢湖は福島県西部の山中にあるカルデラ湖で(35)、ヒメマスが生息しています(36)。原発事故でに沼沢湖のヒメマスは汚染されました。

長らく基準値を超えていた沼沢湖のヒメマス
 ※(37)を集計
 図-12 沼沢湖ヒメマスのセシウム濃度

 2016年5月にはアルビノのヒメマスが見つかっていたそうです(38)。
沼沢湖で見つかったアルビノニジマス
 ※(39)を転載
 図-13 沼沢湖で見つかったアルビノのヒメマス

 福島ではモミの木(39)や蝶の一種のヤマトシジミ(40)でも放射線の影響と思われる異常が見つかっています。昨年には福島県内でアルビノのスズメも見つかりました(41)。遺伝的な影響を心配する声に答えるためでしょうか?前政権の時に福島での遺伝子の影響を調べる福島ゲノム計画が提唱されましたが(42)、安倍総理が出戻ってウヤムヤのようです。人間も心配です。
 前述の高村昇氏は
 「広島、長崎の原爆投下後、放射線が被爆者の子ども(いわゆる被爆二世)で、これまでに調べられた限りでは遺伝的な影響は見いだされていません。」
と説明しています(43)。でも遺伝には子(二世)に現れず孫の代(三世)になって現れる「隔世遺伝」があります(44)。これは「被爆者の子ども(いわゆる被爆二世)」の子どもを調べたのでは分かりません。報告書は
「今後がんや遺伝性疾患の発生率に識別できるような変化はなく」
としていますが、気になります。
 放射線影響研究所は広島や長崎で遺伝的影響が生じていない根拠に、出生時異常(死産等)が無い事や、性比(生まれて来る赤ちゃんの男女の割合)に無い事をあげています(45)。ところが図―6に示す通り出生時異常(死産)は事故後に有意に増えています。生まれてる赤ちゃんの男女比は大丈夫でしょうか?
 福島原発事故では2種類の避難地域が設定されています。福島第一原発から20km圏内に設定された「警戒区域」と、その後に放射線量が高いことが判明し新たない避難区域となった「計画的避難区域」です。「警戒区域」は事故翌日の2011年3月12日ですが、計画的避難区域が設定されたのは1ヶ月以上も過ぎた2011年4月22日です(5)。全村が計画的避難区域となった福島県飯舘村で概ねの避難が完了したのは2011年6月22日です(8)。計画的避難区域はいわば逃げ遅れた避難区域です。葛尾村もほぼ全域が計画的避難区域になりました(5)。飯舘村や葛尾村の皆様はいわば「逃げ遅れた避難者」です。
 以下に飯舘村・葛尾村合計の赤ちゃんの誕生数を示します。
事故後に女の子が多くまれるようになった飯舘村・葛尾村
 ※1(46)を集計
 ※2 2018年は1月のみ
 図―13 飯舘村・葛尾村合計の赤ちゃん誕生数(各年1年間)

ほぼ全域が計画的避難区域となった2村(飯舘村、葛尾村)の2012年以降の赤ちゃん誕生数を合計すると
 男の子 162人
 女の子 231人
です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.5%でした(47)。通常は男の子が多く生まれるので異常な事態です。 
 国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR(アンスケア))」の報告は
「福島原発事故の結果として生じた放射線被ばくにより、今後がんや遺伝性疾患の発生率に識別できるような変化はなく、出生時異常の増加もないと予測している。」
と主張していますが
 ・「がん」について言えば、その後に福島の子どもを対象とした甲状腺がん検査で、放射線影響を強く疑わせるデータが出ている。
 ・「遺伝性疾患」について言えば、放射線影響研究所は広島や長崎で遺伝的影響が生じていない根拠に、出生時異常(死産等)が無い事や、性比(生まれて来る赤ちゃんの男女の割合)に無い事をあげています。ところが、事故後の福島では自然死産が増加し、さらには合計特殊出生率が低下した。逃げ遅れた避難区域(飯舘村・葛尾村)で生まれて来る赤ちゃんの男女比が逆転した。
 ・「出生時異常の増加もない」について言えば、事故後に福島では「自然死産」が増加した。さらには合計特殊出生率が低下した。
などと、福島では報告書と違った現象がみられるようになり、報告書は誤っている可能性が高いと言わざるを得ません。
 福島県の地方紙・福島民友は
 「いまだ正しい理解が浸透していない現状」
と報じていますが(1)、福島の皆様が同報告書の内容を信じ放射線に対する警戒を止めて、リスクが上がることが心配です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島では怪しげな報告書を元に「安全」が主張されているようです。出戻る前の安倍総理は質問主意書の回答で「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」「原子炉施設の安全を図る上で重要な設備については、法令に基づく審査、検査等を厳正に行っている」「地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全の確保に万全を期している」「経済産業省としては、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期している」とし、今後も原子力の安全確保に万全をつくすことを回答したそうです(49)。その後に福島原発事故が起き、およそ原子力の安全確保に万全をつくしていない事が、事故報告書(50)(51)で明らかになりなした。福島県は2011年2月25日に福島第一原発3号機の安全を確認したと発表しました(52)。事故前の東京電力も原発は「安全」だと主張していました(53)。でも大事故です。三者とも「嘘」を言っていたのは明らかです。そして同じ方が福島は安全であり福島を避ける行為を「風評被害」としています(15)(54)(55)。およそ福島の皆様は信じないと思います。
 福島県伊達市産米の全量全袋検査数が約19万件になりました(56)。同市は人口約6万人の市なので(57)、市民が食べるには十分な量です。同市あたりのお米は福島県の中でもごく限られたこの地域でしか獲れない「幻の中通り産コシヒカリ」だそうです(58)。福島県は福島産米は全量全袋検査で「安全」だと主張しています(59)。3月12日は大阪で福島産米のPRイベントが行われます(60)。でも、福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県伊達市のスーパーのチラシ
 ※(61)を引用
 図―14 福島産米が無い福島県伊達市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県伊達市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)「説明継続」必要性を指摘 環境省が放射線を巡る健康影響報告:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)報告書:福島での被ばくによるがんの増加は予想されない | 国連広報センター
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)第29回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成29年12月25日)の資料について - 福島県ホームページ中の「 資料4-4 県民健康調査「こころの健康度・生活習慣に関する調査」結果概要等 [PDFファイル/6.24MB]
(8)飯舘村 - Wikipedia
(9)みんゆうNet 原発災害・「復興」の影-【10】“放射線と向き合う” 固執すると別のリスクが高まる恐れも(福島民友ニュース)
(10)めげ猫「タマ」の日記 6月も女の子しか生まれない・福島県飯館村
(11)10の指標にみる福島県のいまVer.29を掲載しました。 - 福島県ホームページ中の平成30年2月15日公表分 10の指標にみる福島県のいまVer.29 [PDFファイル/601KB] 
(12)合計特殊出生率 - Wikipedia
(13)めげ猫「タマ」の日記 福島県の合計特殊出生率がダウン―福島原発事故の影響、福島テレビ!―
(14)めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍
(15)安倍首相:「風評被害払拭を応援」 福島の牧場で激励 - 毎日新聞
(16)復興庁 | 帰還に向けた放射線リスクコミュニケーションに関する施策パッケージ
(17)高村昇 - Wikipedia
(18)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(19)人体に及ぼす放射線被曝の影響
(20)放射線被曝とがんとの関連性3 | トピックス | 日本臨床検査薬協会
(21)チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia
(22)県民健康調査について - 福島県ホームページ
(23)第3回「県民健康調査」検討委員会(平成23年7月24日開催) - 福島県ホームページ中の当日配布資料
(24)第30回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成30年3月5日)の資料について - 福島県ホームページ
(25)(24)中の 参考資料3 甲状腺検査結果の状況 [PDFファイル/260KB]
(26)(24)中の 資料3-1 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査3回目)】」実施状況 [PDFファイル/2.27MB]
(27)県民健康調査について - 福島県ホームページ
(28)放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺がん 浜通りの割合高い? | 東日本大震災 | 福島民報
(29)第9回甲状腺検査評価部会(平成30年1月26日)の資料について - 福島県ホームページ
中の「  資料2-2 地域別にみたB・C判定者、および悪性ないし悪性疑い者の割合について [PDFファイル/395KB]
(30)福島県での甲状腺がん検査結果の現状(鈴木眞一氏)|エネ百科|きみと未来と。
(31)めげ猫「タマ」の日記 福島甲状腺、地域差あり
(32)第28回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成29年10月23日)の開催について - 福島県ホームページ中の「資料1    県民健康調査「基本調査」の実施状況について [PDFファイル/384KB]
(33)アルビノ - Wikipedia
(34)メラニン - Wikipedia
(35)沼沢湖 - Wikipedia
(36)妖精の里 かねやま 沼沢湖
(37)報道発表資料 |厚生労働省
(38)金山町 ふるさと情報発信事業 - 金色に輝くヒメマスは金山に福をもたらすか!?... | Facebook
(39)めげ猫「タマ」の日記 福島に遺伝的欠陥で色素が合成できないアルビノ・ヒメマス現る。
(40)大瀧研究室 | フクシマプロジェクト
(41)めげ猫「タマ」の日記 2017年度も女の子が多く生まれる福島県川俣町
(42)(新)福島におけるゲノム解析による放射線遺伝影響調査(福島ゲノム調査)
(43)放射線 放射性物質 Q&A チェルノブイリ事故後、被ばくによる遺伝的影響は | 東日本大震災 | 福島民報
(44)隔世遺伝 - Wikipedia
(45)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所
(46)福島県の推計人口(平成30年2月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(47)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水、海洋放出しても「安全」?
(48)出生性比
(49)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(50)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
(51)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(52)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(53)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(54)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(55)(コメント)「風評被害に対する行動計画」の策定について|お知らせ|東京電力ホールディングス株式会社
(56)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(57)地区別住民基本台帳人口と世帯数 - 福島県伊達市ホームページ
(58)特産品情報 | 地区別くらし情報 伊達地区 | JAふくしま未来
(59)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(60)「おいしい ふくしま いただきます!キャンペーンin大阪」の開催について - 福島県ホームページ
(61)西友保原店 - 店舗詳細|SEIYU
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