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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島産米・食べて応援あの世行、事故7年目

 福島産米を許容する方が6割近い福島県郡山市の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年3月から11年2月) 2,940人
  事故7年目(2017年3月から18年2月)3,405人
で16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら2億分の1でした。一方で福島産米を許容する方は2割程度の福島県相馬・南相馬市の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年3月から11年1月) 1,178人
  事故7年目(2017年3月から18年1月)1.196人
で少し増えていますが、統計的な差はありません。(=^・^=)は
「福島産米、食べて応援、あの世行(事故7年目)」
って思ってしまいました。
 事故によって福島は汚染されました。
事故から7年以上が経過して汚染されたままの福島
 ※1(1)のデータを(2)に示す手法で3月11日に換算
 ※2 避難地域は(3)による。
 図―1 福島県郡山市、相馬・南相馬市、いわき市

 図に示す通り、福島では国が除染が必要だとする国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地域が広がっています(4)。事故から7年以上が過ぎましたが福島は汚染されています。
 それでも、安倍出戻り総理は3月10日に福島に行き(5)、福島産ヒラメを試食し(6)「安全」をアピールしました。
福島産ヒラメを食べる安倍出戻り総理
 ※(5)を引用
 図―2 福島産ヒラメを食べる安倍出戻り総理

 でも海外は違うようです。タイでは福島県産ヒラメのフェアが計画されていたのでしすが、タイの消費者団体や環境保護団体などが「危険性」を心配し為に中止なったそうです(7)。福島産ヒラメは初めてタイに輸出されたのですが(7)、輸出も中止になったそうです(8)。
福島産ヒラメのフェア中止と安倍出戻り内閣の文書書き換えを報じる福島県の地方紙・福島民友
 ※(9)を引用
 図―3 福島産ヒラメのフェア中止と安倍出戻り内閣の文書書き換えを報じる福島県の地方紙・福島民友

 例えば米について言えば、安倍出戻り内閣の主張は福島米は全量全袋検査で完全を確認しているです(11)。福島産米を全量検査する全量全袋検査は2012年に導入されました(12)。以下に流れを示します。
福島産米全量全袋検査の流れ
 ※1(11)を引用加筆
 ※2 縦横比はいじってます。
 図―4 福島産米は全袋検査で安全が担保されていると主張する安倍出戻り内閣

 福島産米の全量全袋検査は2段階になっています。1段目は袋ごとに簡易検査装置で検査し、一定の値(スクリーニングレベル)以下なら「安全」とされそのまま出荷されます(11)(12)。
 以下に図―4のを拡大したスクリーニングレベルしめします。
福島産米全量全袋検査は50(Bq/kg)を主張する安倍出戻り内閣
 ※(11)を引用
 図―5 安倍出戻り内閣が世界に向かって主張する全量全袋検査のスクリーニングレベル

 図に示す様に1キログラム当たり50ベクレルです。以下に福島県がYouTubeにアップしている検査映像示します。
スクリーニングレベルは76(Bq/kg)の福島産米全数全袋検査
 ※(13)を引用
 図―6 スクリーニングレベル76(Bq/kg)で運用される福島産米全量全袋検査

 図に示すようにスクリーニングレベルは1キログラム当たり76ベクレルです。同じように福島産に関して世界向かって事実とは異なる発表をしています。
 福島産米の全量全袋検査は1段目は事故後に導入された簡易検査であり(12)、精度を担保するにはデータが必要です。安倍出戻り内閣の資料(10)(11)を見ると「仕様」は書いてあるのですが、システムが「仕様」通りにできていることを説明するデータはありません。そこで(=^・^=)なりに見積もってみることにしました。精密検査に回ったものは1段目の簡易検査で1キログラム当たり76ベクレルを以上のものです。厚生労働省の発表(14)を見ると4件の精密検査結果が出ていました。値は1キログラム当たりで
 47、19,6.2ベクレルおよび検出限界未満(ND)
です。すなわち簡易検査で1キログラム当たり76ベクレルを以上の物でも、精密検査を実施すると検出限界未満(ND)になります。すなわち1キログラム当たりで76ベクレル程に違った値が出ます。福島産米の全量全袋検査の1段目の県検査は1キログラム当たりで76ベクレル以上の誤差があります。基準値(15)の1.5倍以上の1キログラム当たり151ベクレルのセシウムに汚染された福島産米でも、1段目の検査でスクリーニングレベルより低い1キログラム当たり75ベクレル(151-76(測定誤差))になる可能性があります。福島県が実施している福島産米の全量全袋検査では、基準超の福島産米を確実に見つける事ができません。福島産米は全量全袋検査で「安全」は担保されません。
 出戻る前の安倍総理は質問主意書の回答で「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」「原子炉施設の安全を図る上で重要な設備については、法令に基づく審査、検査等を厳正に行っている」「地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全の確保に万全を期している」「経済産業省としては、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期している」とし、今後も原子力の安全確保に万全をつくすことを回答したそうです(16)。その後に福島原発事故が起き、およそ原子力の安全確保に万全をつくしていない事が、事故報告書(17)(18)で明らかになりなした。安倍出戻り内閣は裁量労働制の関しおかしなデータを国会に出し問題になっています(19)。さらには図―3に示す様に公文書書き換えも明らかになりました(20)。安倍出戻り内閣は「嘘」をつくことに躊躇はありません。
 福島民友は福島産ヒラメのフェア中止について
「タイの団体から『原発事故のあった福島の水産物は汚染されている』『福島の魚を食べると危険だ』などとする意見が科学的根拠なく提起された。」
と報じていますが(7)、安倍出戻り内閣が「嘘」を言ってる可能性も否定できないと思います。そこで(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。
 福島産米を許容するところとしない所を比較し差なければ福島産米は「安全」、おかしな差があれば「安全とは言えない」です。福島県のひらた中央病院は福島産米を許容すかのアンケートを発表しています(21)。以下に結果を示します。
 表ー1 福島産米を許容すかのアンケート結果
 ※ (21)を集計
福島産米許容する郡山市、許容しない相馬・南相馬市

表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米を許容する方は23%ですが、福島県郡山市では57%が許容しています。
 以下に今年(2017年度)の福島産米・全量全袋検査数を示します。
13市中で郡山市がトップ、最下位が南相馬市、ブービーが相馬市の福島産米全数全袋検査数
 ※(22)を集計
 図―7 福島産米全量全袋検査数

 福島県には13市がありますが(23)、米の生産量は郡山市がトップで、南相馬市が最下位、相馬市はブービーです。
 福島県郡山市は米作が盛んで、許容する方も多いと言えます。一方で相馬・南相馬市は米作はそれ程には盛んでなく、許容する方も少数です。
 福島県郡山市の2月中の人口動態が発表になったので(23)、各年3月から翌年2月までの葬式(死者)数を集計してみました。
事故後に葬式が増えた福島県郡山市
 ※1(24)を各年通年で集計
 ※2 震災犠牲者は(25)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―8 福島県郡山市の各年2月から翌年1月まで1年間の葬式(死者)数

郡山市の葬式(死者)数は
 福島産米を許容する方が6割近い福島県郡山市の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年3月から11年2月) 2,940人
  事故7年目(2017年3月から18年2月)3,405人
で16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら2億分の1でした。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(26)による。
有意差検定表

 以下に相馬・南相馬市の葬式数を示します。
事故後も葬式が有意に増えていない福島県相馬・南相馬市
 ※1 (27)を各年3月~1月で集計
 ※2 震災犠牲者は(25)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 ※3 相馬市・南相馬市の合計
 図―9 福島県相馬市・南相馬市の各年3月~1月の葬式(死者)数

福島県相馬市・南相馬市の合計の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年3月から11年1月) 1,178人
  事故7年目(2017年3月から18年1月)1.196人
で少し増えていますが、統計的な差はありません。福島県の人口動態の発表(27)が今のところ(2018年3月13日時点)1月中までなので1月までの集計としました。
 福島産米を許容する方が多い福島県郡山市では有意に葬式が増えていますが、そのような事が無い福島県相馬・南相馬してはそのような事はありません。
(=^・^=)は
「福島産米、食べて応援、あの世行(事故7年目)」
って思ってしまいました。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 安倍出戻り内閣は福島産は「安全」と「嘘」をついているよです。福島の皆様が安倍出戻り総理を信じているか興味があります。
 福島を代表する冬野菜にシイタケがあります(28)。福島県いわき市等が産地です。同市のシイタケは美味しいそうです(29)。無論、安全だそうです(30)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産シイタケはありません。
他県産はあっても福島産シイタケが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(31)を引用
 図―10 福島産シイタケが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(2)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(3)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(4)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(5)平成30年3月10日 福島県訪問 | 平成30年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(6)安倍首相「きめ細かな支援」 福島県の産業・教育環境など視察:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(7)福島県産ヒラメフェア中止 タイ地元団体反発で断念:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(8)タイへのヒラメ輸出中止 コウナゴ漁好調も(福島県)日テレNEWS24
(9)福島民友新聞社 みんゆうNet -福島県のニュース・スポーツ-を3月13日に閲覧
(10)東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う各国・地域の輸入規制強化への対応:農林水産省中の「2.英語版(全体版)(PDF:4,500KB)
(11)(10)分割版1(PDF:1,680KB)
(12)全量全袋検査 - Wikipedia
(13)福島県産米の全量全袋検査風景 - YouTube
(14)報道発表資料 |厚生労働省
(15)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(16)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(17)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
(18)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(19)裁量労働制 疑問は一層深まった:社説:中日新聞(CHUNICHI Web)
(20)政府、麻生氏辞任論を警戒 財務省文書改ざんで国会不正常 - 共同通信
(21)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(22)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(23)福島県 - Wikipedia
(24)郡山市の現住人口/郡山市
(25)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(26)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(27)福島県の推計人口(平成30年1月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(28)冬 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(29)いわきの原木しいたけ|食メキふくしま|KFB福島放送
(30)『いわきゴールドしいたけ』のいわき菌床椎茸組合です
(31)イオンいわき店公式ホームページ
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  1. 2018/03/13(火) 19:44:20|
  2. -
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