宮城県産シイタケから、暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超えるシイタケが見つかったと厚生労働省から発表が3月7日にありました(1)。みつかったのは、福島県境にちかい宮城県丸森町だそうです。宮城県では、3月7日以前にも暫定基準値を超えるシイタケが見つかっています。でも、出荷制限になったのは、実際に基準値越えのシイタケが見つかった「白石市」と「角田市」のみで、丸森町は出荷制限はありませんでした。基準値越えのシイタケが見つかるまで、食べていたかもしれません。(=^・^=)はとっても不安になりました。そこで、宮城県のシイタケの検査結果(3/7)までを纏めてみました。

数値は、各市町村での最大の放射性セシウム濃度(単位は1キログラム当たりのベクレル数)
赤 現行の暫定基準値(500)以上
黄4月からの基準値(100)以上
緑100未満
数字なし―検査データなし
データは(2)を集計
図―1 宮城県のシイタケ中の放射性セシウム検査結果
なんだか、検査されていない市町村もあるみたいです。蔵王町などは、白石市に隣接し、結構(=^・^=)は不安です。シイタケを栽培してないのか調べたら

元図(3)を(=^・^=)が編集
図―2 蔵王町産もあつかったシイタケのパンフレット
蔵王町もシイタケを作っているみたいです。でも、検査されていないので値はわかりません。でも、3月8日に出荷停止にしたのは、汚染シイタケが見つかった丸森町だけでした(4)。
まして、宮城県産のシイタケは時間とともに放射性セシウム濃度は高くなっているみたいです。

(2)のデータを(=^・^=)が編集
図―3 宮城県産のシイタケの放射性セシウム濃度推移
シイタケだけならいいのですが・・・
宮城県は、すごい水産県だと思います。「利用範囲が全国的な漁港のうち、水産業の振興のためには特に重要であるとして政令で定められた漁港」を特定3種漁港と有らしいのですが、全国に13しかないのに、3つは宮城県にあります(5)。水産業が盛んだと思います。でも、宮城県沖のお魚さんの放射性セシウム濃度も上がっているみたいです。以下の図に「タラ」についてまとめてみました。「タラ」を選んだ理由は、長い期間のわりとデータがあったからです。

データは(2)による
図―4 宮城県沖のマダラの放射性セシウム濃度推移
シイタケよりは低いのですが、4月からの基準値(1キログラム当たり100ベクレル(kg/Bq))を超えています。
(=^・^=)はとっても不安です。これからも、放射性セシウム濃度が上がっていきそうな気がします。
<余談>
(kg/Bq)とは1キログラムの食材が1秒間の出す放射線の数を表します。1キログラム当たり100ベクレルの「タラ」を100g食べると、1秒間に10個の放射線を浴びます。セシウムが平均100日程体にとどまる(6)とすると、
10(毎秒10個)×3600(1時間3600秒)×24×100=86,400,000
個(1億個弱)の放射線を浴びます。
でも、宮城県産の食品にはまったく検査を受けないまま、市場に出荷されている物があるみたいです。
-参考にしたサイト様-
(1)
食品中の放射性物質の検査結果について(第340報)(平成24年3月7日)(2)
農林水産省/厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)(3)
みやぎ蔵王三十六景感動の食材 みやぎ蔵王三十六景感動の食材 - (4)
原子力災害対策特別措置法第20条第3項の規定に基づく食品の出荷制限の設定について (原子力災害対策本部長指示) (5)
特定第3種漁港 - Wikipedia(6)
めげ猫「タマ」の日記 放射性物質汚染食品―食べただけは被ばくする―
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- 2012/03/08(木) 21:52:44|
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