めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・飯舘村・学校再開、子ども達は大丈夫?

 避難指示が昨年(2017年)3月末で解除された福島県飯舘村(1)で学校が再開されました(2)(3)。(=^・^=)なりに調べると
 ・放射能が舞い散りそうな学校敷地
 ・平均45分の通学時間
との事が分かりました。
 福島県飯舘村は事故によって福島第一から放射能が「うつり」、町は汚染されました。このため避難指示が出されていたのですが、昨年(2017年)3月末に解除されました。
事故から7年以上を経て汚染されている福島
 ※1 (4)のデータ(5)に示す方法で4月1日に換算
 ※2 避難区域は(6)による。
 ※3 は児童・生徒の通学元(居住地)を示し(7)による。
 図―1 福島県飯舘村と児童・生徒の通学元(居住地)

 図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(8)を大きく超えています。事故から7年以上が経過しましたが、福島県飯舘村は汚染されたままです。それでも安倍出戻り総理は「安全」だとすて昨年(2017年)3月末に避難指示を解除しました(1)(6)。さらには今年4月6日には学校を再開しました(2)(3)。こども園、小中学生合計で104人の園児・児童・生徒が通うそうです(9)。ただし飯舘村内から通うのは対象736人中(7)のうち8人(10)で残りは、避難先からの通学になります。飯舘村立こども園、小、中学校に通う子どもの避難先は図―1に示す通りで、そこそこ汚染されていますが飯舘村よりはマシです。なんでわざわざ避難先から汚染が酷い飯舘村の学校に通うように飯舘村は準備をしていたようです。
 2014年9月飯舘村は災害公営住宅を村外(福島市)に完成させましたが(11)、応募条件は中学生以下の子どもがいる事でした(12)。将来の学校再開に向け避難先で子どもの囲い込みをしたようです。その効果は災害公営住宅のスクールバス送迎場所からは11人が通います(7)。
豪華な子育て世代向け飯舘村復興公営住宅
 ※(11)を引用
 図―2 飯舘村村営災害公営住宅(子育て世代専用)

 なかなか豪華な住宅です。

 二つ目は就学援助です。保育料・給食費・学用品日・校外活動費・PTA会費等は村が負担し、無料にするそうです。保育園児(0~2歳)で年間104,229円、幼稚園児(3~5歳)で年間140,349、小学校6年間で705,092円、中学校で677,909円です(7)。仮に保育園2年(1,2歳)、幼稚園3年(3~5歳)、小学校6年、中学校3年ちすると合計で約201万円になります。さらには無料の「塾」もあります(13)。
 そして豪華施設です。学校の隣は「スポーツ公園」です(14)
学校に付属する飯舘村スポーツ公園
 ※(14)を引用
 図―3 飯舘村「スポーツ公園」

 学校にには体育館、グランドがありますがそれとは別に屋内運動場、テニスコート、陸上競技場、野球場です。学校の隣ですから事実上は学校の付属施設です。
 でも、子どもの被ばくが心配です。これについて飯舘村は
「現在、敷地内の放射線量は、1時間あたり0.14マイクロシーベルトです。これは、目標としていた1時間あたり0.23マイクロシーベルト(年間1ミリシーベルト)を下回っています」」
と説明しています。
 以下に村内の放射線量放射線量分布を示します。
学校の周りだけスポット的に低い飯舘村の放射線量
 ※1 (4)のデータ(5)に示す方法で4月1日に換算
 ※2 学校の位置は(15)による。
 図―4 飯舘村内の放射線量分布

 図に示す通り学校の辺りは確かに局所的に低くなっています。でもきになる事があります。以下に2017年11月から1年間の飯舘村内のセシウム飛散量を示します。
放射能が舞い散る飯舘村
 ※1(16)に示すデータと手法で計算
 ※2 学校の位置は(15)による。
 図―5 福島県飯舘村のセシウム飛散量(2016年11月から1年間)

 図に示す様に学校のあるあたりも含め飯舘村では放射能が舞い散っています。南隣は昨年の山火事で放射能の飛散が心配された浪江町です(1)(17)。保育園には1歳の子どもも入ります(7)。彼等が中学校を卒業するまで周りに比べ低い放射線量を維持できるのでしょうか?以下に飯舘村の学校近くの放射線量を示します。
ゆっくり上昇しているようにも見える飯舘村学校付近の放射線量
 ※(18)より作成
 図―6 飯舘村立学校付近の放射線量

 なんか少しづつ上昇している感じです。子供達がそのとで活動している時に放射能が降ってきて、浴びたり吸いこんだりしないかも心配です。
 図―1に示す様にそれなりに遠方からの通学になります。文部科学省によると通学時間が、「40分以上」では高く心理的ストレスが大きくなる可能性があそうです(19)。飯舘村への通学は全ての生徒がスクールバスになります(10)。飯舘村は86人についてスクールバスの乗車時間を発表しています(7)。平均すると45分で、全体の8割に相当する68人が通学に40分以上かかります。飯舘村の学校に通う子どもの8割は通学によるストレスが多くくなる可能性があります。スクールバスは早いところでは6時45分発です。お母さんは5時起きでしょうか?ずっとづつけられますかね?
 学校について飯舘村は「安全」を主張していますが(7)、詳細に調べると
 ・放射能が舞い散りそうな学校敷地
 ・平均45分の通学時間(8割の子どもが通学によるストレスの危険)
との事が分かりました。
 

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 飯舘村の2018年度の教育費(予算額)は9億2,046万円です(14)。104人とすると一人当たり855万円です。飯舘村の子ども達は事故で古里を追われました。これを埋め合わせる為に、より充実した教育が提供されるべきです。飯舘村はそんなお金は無いので(=^・^=)も払う国税だと思います。同じお金を使うなら子供達を村に戻す為でなく、子供達の今の充実、そして未来に役立つ使い方して欲しいと思います。費用の使い方を見ているとそのような発想は無いようです。これでは福島の皆様は不安だとおもいます。
福島県を代表する野菜にキュウリがあります(20)。東京電力が開催した福島復興バザールに福島産キュウリが出品されました(21)。福島はキュウリのシーズンになりました。福島二本松市は主要な産地です(20)。同市辺りのキュウリはあざやかな色で食感が良いそうです(22)。福島県は福島産キュウリは「安全」だと主張しています(23)。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産はありません。
 他県産はあっても福島産キュウリが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
※(24)を引用
 図―7 福島産キュウリが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県二本松市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)飯舘村 - Wikipedia
(2)県内の公立小中入学式 川俣・山木屋など7年ぶりに地元で | 東日本大震災 | 福島民報
(3)8年ぶり地元に『新入学生』 避難指示5町村・小中14校入学式:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)学校再開に係る保護者説明会資料 - 飯舘村ホームページ
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)「村の明るい未来つくる」福島・飯舘で認定こども園と小中学校開校 | 河北新報オンラインニュース
(10)ローカルTime FNN被災地発...
(11)災害公営住宅「飯野町団地」が完成 - 飯舘村ホームページ
(12)飯舘村復興公営住宅飯野町団地入居者を募集しています - 飯舘村役場
(13)飯舘村が「放課後塾」開設 | 河北新報オンラインニュース
(14)広報いいたて 平成30年4月号 - 飯舘村ホームページ
(15)幼稚園・小学校・中学校ホームページリンク - 飯舘村ホームページ
(16)めげ猫「タマ」の日記 放射能が舞い散る福島(2017)
(17)「山火事と放射能」/AGARA 紀伊民報
(18)福島県放射能測定マップ
(19)通学制限に係わる児童生徒の 心身の負担に関する調査研究 ... - 文部
(20)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(21)3.11から7年。福島県産品の美味しさをつたえたい~多摩総支社で福島復興バザール開催~|東京電力パワーグリッド|東京電力報
(22)特産品情報 | 地区別くらし情報 安達地区 | JAふくしま未来
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(24)安達店 | ベイシア
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  1. 2018/04/11(水) 08:26:10|
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