めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島南相馬市の明日、ママがいない

 事故では市の大部分が避難地域や緊急時避難地域に指定された福島県南相馬市(1)の赤ちゃん誕生数を見ると
 事故6年目(2016年3月~17年2月)397人
 事故7年目(2017年3月~18年2月)345人
で、1年で13%減っています。南相馬市からはお母さんとなるべき若い女性が逃げ出しており、ママがいなくなります。
 福島県南相馬市は福島県沿岸部北部にある市で、先の震災では津波に襲われ、死者・行方不明者を合わせ636名(関連死を除く)の犠牲者をだしました。これに続く事故では市の大部分が避難地域ないしは緊急時避難準備区域に指定されました。
事故から7年以上を経て汚染されたままの福島
 ※1(4)のデータを元に(5)に示す手法で4月1日換算
 ※2 避難地域は(3)による。
 図―1 福島県南相馬市と相馬市

 事故から7年以上が経過しましたが、西側を中心に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(6)地域が広がっいます。南相馬市は今も汚染された地域が広がっています。それでも安倍出戻り内閣は「安全」だとして2016年7月に大部分の避難指示を解除しました。さらに図に示すように旧避難区域に取り囲まれ孤立した市になってしまいました。
 南相馬市は今から5年前の2013年3月には1,527人の15~19歳の女性が住んでいました。5年後の2018年3月には彼女達は20~24歳になりました。この時点で同市に住む20~24歳の女性は505人です(7)。2013年当時15~19歳だった女性の3分2以上が南相馬市から逃げ出しました。
 このような事が7年も続けば20代後半女性にも影響が出ます。以下に20代後半女性の人口を示します。
事故後に半減した南相馬市の20代後半女性
 ※(7)にて作成
 図―2 南相馬市の20代後半の人口

 図に示す通り女性がどんどん減っています。20代後半女性の人口は
  事故直前(2011年3月1日)1,574人
  事故7年目(2018年3月1日) 747人
で、半分以下になっています。この傾向はこれからも続きます。
 福島の平均初婚年齢は20代後半です(8)。この世代は人生のパトーナーを見つける時期です。相手となるべき女性がいなのので、多くの男性はパトーナーを得ることが出来ません。そして子どもが生まれなくなります。以下に南相馬市の赤ちゃん誕生数を示します。
事故6年目に比べ減った事故7年目の南相馬市の赤ちゃん誕生数
 ※(7)にて作成
 図―3 南相馬市の赤ちゃん誕生数

数値をを見ると
 事故6年目(2016年3月~17年2月)397人
 事故7年目(2017年3月~18年2月)345人
で、1年で13%減っています。南相馬市からはお母さんとなるべき若い女性が逃げ出しいます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 南相馬市の惨状の原因は震災か事故と言えば事故です。図―1に示す様に直ぐ北に相馬市がありおます。先の震災では458人の犠牲者(関連死を除く)を出しました。ただし、避難地域は計画的避難区域も含め設定されませんでした。
 2013年3月時点の15~19歳の女性人口 867人
 2018年3月時点の20~24歳の女性人口 606人
で、減ってはいますが3分2以上は残りました。そのため20代後半女性も減っていません。
南相馬市程のには減っていない相馬市の20代後半女性
 ※(7)にて作成
 図―4 相馬市の20代後半の人口
 
20代後半女性の人口を数値で見ると
  事故直前(2011年3月1日)  932人
  事故7年目(2018年3月1日) 744人
で、20%減にとどまっています。
 以下に赤ちゃん誕生数を示します。
事故6年目に比べ増えた事故7年目の相馬市の赤ちゃん誕生数
 ※(7)にて作成
 図―5 南相馬市の赤ちゃん誕生数

数値をを見ると
 事故6年目(2016年3月~17年2月)397人
 事故7年目(2017年3月~18年2月)345人
で、統計誤差の範囲とは思いますが逆に増えています。南相馬市程ではありませんが相馬市もまた汚染されています。この中には汚染の影響も含まれています。
 南相馬市からは「事故」の為に多くの若い女性が逃げ出しています。そして明日、ママはいません。そして「不安」なのは南相馬市の若い女性だけではないようです。
 福島が力を入れている野菜にトマトがあります(20)。福島県矢吹町では今年も出荷が始まっています。同町のトマトは味が濃くフルーツのような甘さが人気だそうです(21)。福島県は福島産は「安全」だと主張しています(22)。でも、福島県矢吹町のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県矢祭町のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図―6 福島産トマトが無い福島県矢吹町のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県矢吹町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)南相馬市 - Wikipedia
(2)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(3)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)福島県の推計人口(平成30年3月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(8)福島県女性の平均初婚年齢第1位|婚活ニュース郡山(福島県)エリアからのお知らせ|お見合いパーティー・婚活・恋活ならVОW
(9)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(10)トピックス | JA夢みなみ
(11)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(12)矢吹店|店舗・チラシ情報|リオン・ドール
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  1. 2018/04/09(月) 19:42:57|
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