福島県のひらた中央病院が発表したアンケート結果(1)を(=^・^=)なりに集計すると、福島産米や野菜を共に許容する割合は
福島県郡山市・三春町 67%
福島県相馬市・南相馬市 7%
で、郡山市が断然に多くなっています。福島県の2017年度中の人口動態(2)が発表になったので、各年度の葬式(死者)数を(=^・^=)なりに集計してみました。郡山市・三春町を合計した葬式(死者数)は
事故前年(2009年度) 3,153人
事故7年目(2017年度)3,727人
で、事故前に比べ16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら2000億分の1でした。
同じく福島県相馬市・南相馬市の合計の葬式(死者数)は
事故前年(2009年度) 1,336人
事故7年目(2017年度) 1,332人
で殆ど変りません。ただし統計的な差はありません。なお、福島事故は2011年3月に起こっており年度でいえば2010年度です。
原発事故で福島は汚染されました。

※1 (3)のデータを(4)に示す手法で8月1日に換算
※2 避難区域は(5)による
図-1 郡山市・三春町・相馬市・南相馬市といわき市
事故から7年目ですが、図に示す通り福島では 国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(6)地域が広がっています。事故から7年目の福島は汚染されたままです。それでも日本の官僚の皆様は福島産は安全であり、これを避ける行為を「風評被害」と主張しています(7)。でも彼らは公文書を改ざんしたり(8)、セクハラをしてもしていないと強弁する方です(9)。信用してよいか(=^・^=)は疑問です。

※(10)を引用
図―2 公文書改ざんを報じる福島県の地方紙・福島民報
そこで彼らの主張が正しいか(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。福島産を許容する地域とそうでない地域を比較し、差が無ければ「安全」、差があれば「安全」とは言えないです。
福島県内でも福島産に対しては温度差がるようです。福島県郡山市は事故があった2011年度産米すら「安全」だとして学校給食に使い(11)、子供達に強制的に食べさせました。
福島県のひらた中央病院が福島産米や野菜を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(1)。以下に結果を示します。
表ー1 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
※ (1)を集計

表―1および図―1からこれを3のグループに分けることにしました。すなわち互いに隣接し福島産を許容する割合が高い郡山市・三春町、同じく隣接し隣接し福島産を許容する割合が低い相馬・南相馬市といわき市です。表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米と野菜を共に許容する方は7%ですが、郡山市・三春町では67%の方が共に許容しています。いわき市はその中間の37%です。そこで郡山市と相馬・南相馬市の葬式(死者)数を比較してみました。
各年度の福島県郡山市・三春町合計の葬式数を示します。

※1(2)を各年度(4月から翌年3月)で集計
※2 震災犠牲者は(12)により、行方不明者を含み関連死を含まず
図―3 福島県郡山市・三春町合計の各年度の葬式(死者)数
郡山市・三春町合計の葬式(死者数)は
事故前年(2009年度) 3,153人
事故7年目(2017年度)3,727人
で、事故前に比べ18%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら2000億分の1でした。
以下に相馬・南相馬市合計の各年度の葬式数を示します。

※1 (2)を各年度(4月から翌年3月)で集計
※2 震災犠牲者は(12)により、行方不明者を含み関連死を含まず
※3 相馬市・南相馬市の合計
図―4 福島県相馬市・南相馬市合計の各年3月~7月の葬式(死者)数
福島県相馬市・南相馬市合計の葬式(死者数)は
事故前年(2009年度) 1,336人
事故7年目(2017年度) 1,332人
で殆ど変りません。
以下に各年度の福島県いわき市の葬式数を示します。

※1(2)を各年度で集計
※2 震災犠牲者は(12)により、行方不明者を含み関連死を含まず
図―5 福島県いわき市の各年3~7月の葬式(死者)数
いわき市の葬式(死者数)は
事故前年(2009年度) 3,936人
事故7年目(2017年度) 4,211人
で7%増えています。郡山と相馬・南相馬の中間でしょうか?なお、福島事故は2011年3月に起こっており年度でいえば2010年度です。
表―1とこれらの結果をまとめると以下の図ができました。

※表1と本文で作成
図―6 葬式(死亡)増加率と福島産を許容する割合
図に示すように福島産を許容する地域程、葬式が増えています。思わず
福島産、食べて応援、あの世行
って感じてしまいました。
以下に郡山市について偶然に起こる確率の計算結果を示します。
表―2 偶然に起こる確率の計算結果
※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(13)による。

<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
福島県は教育旅行の誘致にちからをいれるそうです(14)。もしかしたら(=^・^=)が住む街の学校に福島県方がやってきて、線量が低くなった、福島産からは放射能が殆ど見つかっていないなんてプレゼンをするかもしれません。でも、騙されてはいけないと思います。以下にスズキの検査結果を示します。

※1(14)を集計
※2 日付けは捕獲日
※3 NDは検出限界未満(みつからな事)を示す
※4()内は検査先
※5 淡水は除く
図―7 スズキの検査結果
図に示す通り千葉産だけでなく、茨城産スズキからもセシウムが見つかっています。ところが福島県が検査した福島県いわき市産からは見つかっていません。千葉・茨城産スズキから見つかっているセシウムが県境を超え福島に入ると突然に見つからなくなります。汚染源に近いのにおかしな話です。福島県は不誠実です。福島の皆様も同様に考えていると思います。
福島を代表する野菜にトマトがあります(15)。先日、スーパーに買い物にいったら店頭に福島産トマトが並んでいて大変に不愉快な気分になりました。福島県いわき市では今年もトマトの収穫が始まりました。同市産トマトは美味しいそうです(16)福島県は福島産は「安全」だと主張しています(17)。でも、(=^・^=)の住む街では福島産トマトを売っていたスーパーチェーンの福島県いわき市の店舗のチラシには福島産トマトはありません。

※(18)を引用
図―8 福島産トマトが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
スーパーの担当者様
福島ではチラシに載せられない福島産トマトを(=^・^=)の住む街で売らないでください。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ(2)
福島県の推計人口(平成30年4月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ(3)
航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日~11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(4)
めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)(5)
区域見直し等について - 福島県ホームページ(6)
国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について(7)
風評に立ち向かう|福島復興|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁(8)
「森友」文書改ざん、佐川前国税庁長官 関与認める TBS NEWS(9)
福田財務次官の辞任決定 退職金支払いは留保 :日本経済新聞(10)
福島民報(11)
JA郡山市|事業PR(12)
平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ(13)
めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について(14)
報道発表資料 |厚生労働省(15)
ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ(16)
今月の農家さん vol.8 - JA福島さくらの情報サイト TORETATE(17)
安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ(18)
イオンいわき店 | お買物情報やお得なチラシなど
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- 2018/04/24(火) 19:49:30|
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| コメント:1
随分と綺麗に傾向が見えますね。
公文書改ざんをする国よりも、めげ猫様の解析が信じられる気がします。
貴重な情報とその解析をありがとうございます。
- 2018/04/24(火) 22:12:45 |
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