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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島の高校生に配布される怪しげな副読本

 福島県広野町のNPO法人が原発事故や放射線に関する副読本を発行しました(1)。福島県沿岸部(浜通り)の公立高校生に配布するそうです(2)。開沼博立命館大准教授が監修したそうですが(1)、彼は社会学者で福島に関して数々のデマを発信しています(3)(4)。報道を見る限り極めて怪しげな内容を含んでいます。
  福島県広野町のNPO法人が原発事故や放射線に関する副読本を発行しました(1)。福島県沿岸部(浜通り)の公立高校生に配布するそうです(2)。
副読本で除染の記述を報じる福島のローカルTV局(FTV)
 ※(2)をキャプチャー
 図―1 副読本を浜通り高校生に配布すると報じる福島のローカルTV局(FTV)

 福島では科学的根拠が基づかない「安全」との主張が平然となされており(5)、内容の妥当性を確認する必要があります。そこで当該NPO法人のHPを見たのですが、副読本について記載がありません(6)。せっかく作った副読本です。普通なら多くの人に見ていただきたいと思うはずです。(=^・^=)などもするのですが(7)PDFにしてHPで公開するのは極めて簡単です。でも、その様子がありません。福島の安全を信奉する秘密結社が子供達を洗脳するために、配っている感じです。
 監修は開沼博立命館大准教授だそうです(1)。彼は社会学者です。自然科学は専門ではありません。、経済産業省資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会原子力小委員会委員、楢葉町放射線健康管理委員会副委員長、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター客員研究員等を務います。マスコミに登場し福島ついていろいろと語っているようです。特に福島の地方紙・福島民友に度々登場し「差別」や「風評被害」を主張しています。
 彼は共同で
 「『STOP!福島関連デマ・差別』――ともに『デマ・差別』を解決する道を - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」
成るサイトを立ち上げました。サイトの冒頭に
「昨年(2016年)末、福島から横浜に避難した子どもが、小学生時代にいじめを受けていたことが明らかになりました。殴る蹴るなどの暴行を受け金品を取られ続けた上に、『菌』などと、福島から来たことで『汚れている』かのような侮蔑的な言葉を投げつけられていました。 」
なんて記載があります(3)。これでは「菌」扱いされ方は福島から横浜に避難されたかたになります。でも「菌」扱いは新潟県で起こりました。彼はきっちとした事実確認を行わずに「福島は安全」を発信する方です。彼の発信には相当なデマが含まれています(4)。
 副読本の内容は報道から一部が見えてきます。福島のローカルTV局の配信では
「放射線量を減らすために汚染土壌の削り取りなどを実施」
との記述が認められます。
副読本を浜通り高校生に配布すると報じる福島のローカルTV局(FTV)
 ※(2)をキャプチャー
 図―2 副読本で除染の記述を報じる福島のローカルTV局(FTV)

除染に効果があったような書き方です。以下に福島県本宮市のセシウム量を示します。
以下に福島県本宮市に放置されている放射性セシウムの量を示します。
事故直後の6割のセシウムが残ったままの福島県本宮市
 ※(7)を転載
 図―3 福島県本宮市の放射性セシウムの量

 福島では除染はほぼ完了しています(8)。図に示す通りセシウムは殆ど減っていません。除染の効果は殆どありません。副読本は科学的に見て効果がない「除染」を扱ってうます。
 別に報道では
 「福島の食べ物は危険なの?」
なんて記載があります(1)。福島産は多くの人に避けられ価格が低迷しています(9)。福島産が避けられているのは危険だからでなく、リスクがあるからだと(=^・^=)は思います。リスクは、「ある行動に伴って(あるいは行動しないことによって)、危険に遭う可能性や損をする可能性を意味する概念」です(10)。福島産について言えば、汚染されている被ばくするかも知れないとの不安です。
 以下に福島および隣県の放射線量分布を示します。
事故から7年以上経て特異的に汚染されている福島
 ※(11)のデータを(12)に示す方法で4月1日に換算
 図―4 特異的に汚染されている福島

 図に示す通り福島だけに国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(13)地域が広がっています。事故から7年以上が経過しましたが、福島だけが特異的に汚染されています。
 福島産は特段に評判が良いわけではありません。福島県は全国2位のモモ産地です。以下に1位の山梨(14)との価格の比較を示します。
事後に低迷が続く福島産モモ価格
 ※(15)を集計
 図―5 山梨・福島のモモ価格

 図に示す様に事故前から山梨産よりも安値で取引されています。福島産は特に美味しいわけではありません。福島産以外を選択するのは当然の事です。「危険」でなく「安全」が担保されなければ選択の対象にはなりません。(=^・^=)なりに調べた限りでは「福島産の安全」に科学的根拠がありません(5)。それを
 「福島の食べ物は危険なの?」
と危険が証明されていないと主張し、「安全」と誤魔化そうとしています。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 このNPO法人の資金源の報道を見たことがありません。どこかの変な力がバックアップしているかもしれません。彼らは福島が「安全」であろうが無かろうが、福島は「安全」であり、福島を避ける行為を「風評被害」と非難するはずです。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島県と県貿易促進協議会は4月24日から27日までシンガポールで開催されているアジア最大級の食品見本市「フードアンドホテルアジア2018」に出展しているそうです。そこではトマトの試食コーナーを設け、人気を集めたそうです(16)。福島はトマトの季節です。福島県相馬市辺りのトマトは真っ赤に色づき、しっかりとした甘味とほんのりとした酸味が特徴だそうです(17)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(18)。でも、福島県相馬市の店舗のチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
 ※(19)を引用
 図―6 福島産トマトが無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県相馬市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)「放射線」副読本、ベラルーシ訪問の声反映 中高生の素朴な疑問:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)ローカルTime FNN被災地発...
(3)めげ猫「タマ」の日記 福島民報社説「【『福島差別』論】もっと放射線教育を(2月20日)」に反論する
(4)めげ猫「タマ」の日記 福島廃炉フォーラム、進行役の開沼博氏はデマ屋
(5)めげ猫「タマ」の日記 「福島産は安全」には科学的根拠が無い
(6)ハッピーロードネット | 特定非営利活動法人
(7)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれたセシウムの6割が残る福島県本宮市
(8)福島県の除染措置完了市町村について|除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗|除染情報サイト:環境省
(9)めげ猫「タマ」の日記 福島・値下がり、全国・値上がり、1~3月のイチゴ価格
(10)リスク - Wikipedia
(11)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(12)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(13)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(14)めげ猫「タマ」の日記 2年連続で拡大する福島のモモの価格差、ミスピーチ同窓会も効果無し
(15)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類⇒果物、中分類⇒もも類、品目(小分類)⇒もも」で検索
(16)県産食品の魅力発信 県などシンガポールで見本市 | 県内ニュース | 福島民報
(17)特産品情報 | 地区別くらし情報 そうま地区 | JAふくしま未来
(18)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(19)Webチラシ情報 | フレスコキクチ中の相馬店
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  1. 2018/04/26(木) 19:51:53|
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