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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月2回目)―福島からも新たなセシウム汚染食品、出荷制限は6日後―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。5月2回目の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先回に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。しかも、今週は基準超です。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数1751件中14件の基準超え(全体の1%)
  ②平均は、1キログラム当たり4.4ベクレル、最大440ベクレル(宮城県産コシアブラ)。
事故から7年以上が経過しても新たに生まれるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2018年5月11日発表)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 事故から7年以上が経過しましたが、危険なセシウム汚染食品がで見つかっています。今週の発表から
 ・山形市から新たなセシウム汚染食品、実質市場流出を隠ぺいする安倍出戻り内閣
 ・福島からも新たなセシウム汚染食品、出荷制限は6日後
 ・岩手、千葉産スズキがからセシウム、福島産は88件連続ND
 ・福島で果物の出荷が始まる。検査結果はありません
などの特徴が読み取れ福島産は安全とは言えません。

1.山形市から新たなセシウム汚染食品、実質市場流出を隠ぺいする安倍出戻り内閣
 山形県山形市産コシアブラから1キログラム当たりでセシウム134が8.9ベクレル、セシウム137が92ベクレル見つかったと発表がありました(8)。合計すれば100.9ベクレルで、厚生労働省が「安全」とするセシウム含有量の1キログラム当たり100ベクレル(6)を超えています。立派なセシウム汚染食品です。山形県は検査を実施した4月20日に発表したのですが、1キログラム当たり100ベクレルで
「本日(4月20日)、山形地方森林組合の直売所で販売した「コシアブラ」から、同組合の自主検査で基準値(100 ベクレル/kg)を超える値が検出された旨の連絡を受け、県が採取地等を調査し、緊急に放射性物質検査を実施したところ、以下のとおり基準値を超えなかったことをお知らせします。」
との発表文です(9)。
 本品は直売所で販売した『コシアブラ』であり、どう見ても流通品ですが、厚生労働省の発表では「非流通品」です。さらに発表は21日後の5月11日です。以下に山形県山形市産のコシアブラの検査結果を示します。
上昇して基準値を超えた山形市産コシアブラ
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは収穫日
 図―2 山形県山形市産コシアブラの検査結果

 図に示す様に急に上昇しています。安倍出戻り内閣は基準超えを21日間隠ぺいし、実質は流通品なにに「非流通品」としてます。
 基準超えのセシウム汚染食品が市場流出しても、「非流通品」に誤魔化されます。

2.福島からも新たなセシウム汚染食品、出荷制限は6日後
 福島県北塩原村産タラノメから基準値を超える1キログラム当たり110ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(10)。
上昇して基準値を超えた北塩原村産タラノメ
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは収穫日
 図―3 福島県北塩原村産タラノメの検査結果

 トンドン上昇し、ついに基準超えです。
 福島産はセシウム濃度が上昇し基準超えになる事があります。
 本品の検査は4月26日に実施されたのですが、出荷制限がなされたのは6日後の5月2日です(11)。この間に3連休がありました。北塩原村には福島を代表する観光地の磐梯高原があります(12)。直売所もあります(13)。多くの方が出かけ、直売所で買って食べたかもしれません。

3.岩手、千葉産スズキがからセシウム、福島産は88件連続ND
 岩手産と千葉産のスズキからセシウムが見つかったと発表になりました(14)。以下に検査結果を示します。
岩手、宮城、茨城、千葉産からは見つかっても福島産スズキから見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限界未満(みつからな事)を示す
 ※4()内は検査先
 ※5 淡水は除く
 図―4 スズキの検査結果

 図に示す通り岩手産、千葉産だけでなく、宮城産や茨城産スズキからもセシウムが見つかっています。ところが福島県が検査した福島県産からは見つかっていません。海が繋がっている汚染源がある福島産から見つからないとはおかしな話です。
 厚生労働省の発表(1)を見るとスズキ等の福島県産農水産物を出荷前検査を実施している福島県農業総合センターは福島県農林水産部に属します(15)。中立性に疑問がまります。福島産は他よりも低く出る検査で安全とされ出荷されます。

4.福島で果物の出荷が始まる。検査結果はありません
 福島は果物王国を自称していますが(16)、福島県全域で果物栽培が盛んな訳ではありません。概ね「福島盆地」と呼ばれる狭い範囲に集中してます(17)。以下に示します。
事故から7年以上過ぎて汚染されたままの福島盆地
 ※1(18)のデータを(19)に示す方法で5月1日に換算
 ※2 旧避難区域は(20)による
 ※3 福島盆地の範囲は(21)による。
 図―5 福島盆地と相馬・南相馬市

 図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(22)を超えた地域が広がっています。福島の果物は汚染された地で作られています。
以下に各年度の福島盆地が広がる福島市、伊達市、桑折町の合計の葬式数を示します。
事故後に葬式が増えた福島盆地
 ※1(23)を各年度(4月から翌年3月)で集計
 ※2 震災犠牲者は(24)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―6 福島盆地(モモ産地)の各年度の葬式(死者)数

合計の葬式(死者)数は
 事故前年度(2009年度) 3,909人
 昨年度(2017年度)   4,438人
で、事故前に比べ14%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1億分の1でした(25)。
 一方で果物作りが盛んでない福島県相馬市・南相馬市合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年度)  1,336人
 事故7年目(2017年度) 1,332人
で殆ど変りません(25)。
 福島産果物の主要産地では葬式が14%増えていますが、そうでは無い相馬・南相馬市ではそれ程にには増えていません。
 福島ではサクランボの収穫が始まりました。福島の皆様は福島産サクランボが嫌いなようで、首都圏や関西方面に出荷されるそうえす(26)。サクランボ⇒モモ⇒ブドウ⇒ナシ⇒リンゴと12月まで続く福島の果物シーズン(27)の開幕です。 汚染され、しかも葬式が増えた地で栽培される福島産果物は確り検査して欲しいと思います。以下に検査結果を示します。
検査結果が無い福島産果物
 ※(28)にて作成
 図―7 福島産果物の検査結果

 図に示す通り検査結果がありません。それでも経済産業省は福島産は検査をされており「安全」だと主張しています(29)。もっともここの審議官は名刺を渡した相手を「会っていない」と主張される方です(30)。
愛媛県が公開した元総理秘書官の名刺
 ※(30)をキャプチャー
 図―8 愛媛県が公開した名刺

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・市場流出も隠ぺいされ、誤魔化されるセシウム汚染食品
 ・セシウム濃度が上昇し基準超えになる事がある福島産
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・検査されていなくても検査で安全とされる福島産
そして安倍出戻り内閣の役人は名刺を渡した相手に「会っていない」と主張する方です(30)。嘘をつくのに躊躇はありません。彼らがいくら福島産は安全と言っても(29)、福島の皆さんは信用しないと思います。
  福島を代表する野菜にトマトがあります(31)。福島県いわき市では今年もトマトの出荷が始まりました。同市のトマトは美味しいそうです(32)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(33)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(34)を引用
 図―9 福島産トマトが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1082報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月1回目)―宮城、千葉産スズキからセシウム、福島産は81件連続ND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:10,465KB)
(8)(7)中のNo2502
(9)自生山菜の放射性物質検査について — 山形県ホームページ中の•平成30年4月20日公表分【(村山)】(PDF:53KB)
(10)(3)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:1,030KB) のNo134
(11)原子力災害対策特別措置法第20条第2項の規定に基づく食品の出荷制限の設定 |報道発表資料|厚生労働省
(12)磐梯高原 - Wikipedia
(13)農産物直売所 | 道の駅裏磐梯
(14)(7)中のNo19(岩手産)、No4869、4870(千葉産)
(15)農林水産部 - 福島県ホームページ
(16)くだもの消費拡大委員会 – 福島県くだもの消費拡大委員会
(17)くだものづくりがさかんな福島盆地
(18)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(19)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(20)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(21)福島盆地 - Wikipedia
(22)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(23)福島県の推計人口(平成30年4月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(24)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(25)めげ猫「タマ」の日記 福島産は「安全」の説明責任を流通業者に転嫁する経産省通達
(26)赤く輝くサクランボ 福島でハウス栽培「佐藤錦」収穫始まる:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(27)果樹園情報 – くだもの消費拡大委員会
(28)品目から探す | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報を「果物 全て」で5月11日検索
(29)風評に立ち向かう|福島復興|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁
(30)愛媛知事「職員は子供の使いじゃない」柳瀬氏の名刺公開:朝日新聞デジタル
(31)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(32)今月の農家さん vol.8 - JA福島さくらの情報サイト TORETATE
(33)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(34)平尼子店 - 新鮮安い食品スーパーマルト
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テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2018/05/11(金) 19:45:08|
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