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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・試験操業中止、ヒラメから基準超セシウム、福島県検査は180件連続ND

 福島県いわき市沖で採れたヒラメから福島の漁協が定める自主基準の1キログラム当たり50ベクレルを超える59ベクレルのセシウムが見つかりました(1)(2)。福島の漁協は試験操業を中止しました(2)。福島県も検査しているので(3)(4)、(=^・^=)なりに数えると2017年9月以降で180件連続で検出限界未満(ND)です。過去にも福島県の検査は他にくらべ非常に低く出る事例があります(5)。福島県の検査は他より低くでる検査なので「安全」を担保しません。
 福島の海は事故によって放射能で汚染されました(6)。以下に福島第一原発排水路全ベータ濃度を示します。
法定限度を超える全ベータで汚染された排水が流れる福島第一排水路
 ※1(7)で作成
 ※2 法定限度は(8)に示すストロンチウム90の基準値を(9)にて全ベータに換算
 図―1 福島第一路排水の全ベータ濃度

 図に示す通り事故から8年目になりましたが、福島第一から海へは法定限度を超える全ベータを含む汚染排水が流されています。福島の海は汚染され続けています。
 海水浴場の水質が心配です。以下に海開き式が行われた四倉海水浴場の全ベータ濃度を示します。
突然に上昇し過去最高を記録した福島・四倉海水浴場の全ベータ
 ※(10)にて作成
 図―2 四倉海水浴場の全ベータ濃度

 図に示す様にこれまでは1リットル当たり0.02ベクレル程度だったのが、今年は0.06ベクレルに跳ね上がり、過去最高を記録しました。
 事故による海洋汚染の為に、福島県沖の漁業は「自粛」に追い込まれましたが、その後に「試験操業」との名称で再開し(11)、規模を拡大しています(1)。試験操業で採られた魚は福島の漁協が自主検査を実施することになっています。7月20日に試験操業でいわき市沖で採れたヒラメから1キログラム当たり59ベクレルのセシウムが見つかりました。福島の漁協の基準の1キログラム当たり50ベクレル超えた(1)(2)、漁が「中止」になりました。
いわき市沖ヒラメから59(Bq/kg)のセシウムが見つかったと報じるFCT
 ※(2)をキャプチャー
 図―3 福島県いわき市沖で採れたヒラメから1キロ当たり59ベクレルのセシウムが見つかったと報じる福島のローカルTV局・FCT

 そこで福島県の検査について調べてみました。
千葉・茨城産からは見つかっても、福島県いわき市産ヒラメからは見つらないセシウム
 ※1(3)(4)を集計
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限界未満(みつからな事)を示す
 ※4 いわき市産の検査は全て福島県(福島県農業総合センター)が実施
 図―4 ヒラメの検査結果

 図に示す通り福島県が実施した検査では、いわき市産ヒラメからセシウムは2017年9月以降は全てが検出限界未満(ND)です。発表(3)(4)から数を数えると180件連続です。
 福島県いわき市は福島県沿岸部に位置し、茨城県に接しています(12)。図に示す様に南隣の茨城産やその先の千葉産ヒラメからはセシウムが見つかっています。海は繋がっているのの、汚染源に近い福島県いわき市産ヒラメからは見つからないとは、おかしな話です。ヒラメ等の福島産農水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表(3)を見ると、全てを福島県農林水産部に属する福島県農業総合センターが(13)実施しています。中立性に疑問があります。過去にも福島県の検査は他にくらべ非常に低く出る事例があります(5)。福島県は福島産は検査で「安全」を確認してから出荷している(14)。福島産を避ける行為は「風評被害」と言っています(15)。でも、福島県の検査は他より低くでる検査なので福島産の「安全」を担保されていません。
 
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 この件をNHKは
 「ヒラメから、1キログラムあたり59ベクレルのセシウム137が検出されたということです。この値は、1キログラムあたり100ベクレルとしている国の出荷基準」
と報じ(16)、あたかも基準値はセシウム137で1キログラム当たり100ベクレル以下のような「嘘」を流しています。ゆうまでもなくセシウム137でなく134も含めた合計の値です(17)。嘘を流し続けるNHK(18)、低く出る検査で「安全」を主張する福島県。福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する果物にモモがあります。福島県福島市等が主要な産地です(19)。出荷の最盛期を迎えました(20)。福島市のモモはは糖度が高く濃厚な味わいだそうです(21)。福島県は福島産モモは「安全」だと主張しています(22)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシに福島産モモはありません。
他県産はあっても福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図―5 福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
 


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです
(2)ニュース|福島中央テレビ
(3)報道発表資料 |厚生労働省
(4)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(5)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q2.福島県の野菜・果物の検査は正しいですか?
(6)福島第一原子力発電所事故の影響 - Wikipedia
(7)中長期ロードマップ|東京電力中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2018年6月28日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第55回事務局会議)⇒【資料3-6】環境線量低減対策(7.07MB)
(8)サンプリングによる監視|東京電力
(9)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(10)水浴場 - 福島県ホームページ
(11)試験操業の流れ - 福島県ホームページ
(12)いわき市 - Wikipedia
(13)農林水産部 - 福島県ホームページ
(14)避難者向け情報紙「ふくしまの今が分かる新聞」 - 福島県ホームページ
(15)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(16)ヒラメから自主基準超放射性物質|NHK 福島県のニュース
(17)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(18)めげ猫「タマ」の日記 NHKの「嘘」発信、参院定数増は「1票の格差是正」のため
(19)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(20)トピックス | JAふくしま未来
(21)フルーツを食す《福島のサクランボ・桃・梨・ブドウ・りんご》 - 福島市
(22)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(23)イオン福島店 | お買物情報やお得なチラシなど
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  1. 2018/07/21(土) 19:53:16|
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