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めげ猫「タマ」の日記

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食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月2回目)―食品中の放射性セシウムの検査結果が21日遅れで発表―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。6月29日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が7月20日に21日遅れでやっと発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先回に続き今回もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数977件中2件の基準超え
  ②平均は、1キログラム当たり2.5ベクレル、最大130ベクレル(宮城県産イノシシ)。
 事故8年目も見つかるセシウム汚染食品
  ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2018年2月1週)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

福島産からは基準超はありませんでしたが
・宮城産クロダイがらセシウム、福島県産は30件連続ND
・福島県はピーマンの「安全宣言」、汚染が酷い主産地は検査していません。
・上昇する福島県飯舘村産ブロッコリーのセシウム
などの特徴が今週の発表から読み取れ安全とは言えません。

1.宮城産クロダイがらセシウム、福島県産は30件連続ND
 宮城県産クロダイからセシウムが見つかったと発表がありました(7)。以下に検査結果を示します。
宮城・千葉産からは見つかっても福島産からは見つからないクロダイのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限界未満(みつからな事)を示す
 ※4()内は検査先
 図―2 クロダイの検査結果

 図に示す通り宮城産だけでなく、茨城産からも見つかっています。でも、福島県が検査した福島産クロダイからは見つかっていません。厚生労働省の発表を数えると(1)、少なくとも30件連続で検出限界未満(ND)です。隣県で見つかるのに汚染源がある福島で見つかりません。海が繋がっているのに、おかしな話です。クロダイ等の福島産農水産物の検査は厚生労働省の発表(1)をみると、福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(8)です。中立性に疑問があります。福島産は他より低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

2.福島県はピーマンの「安全宣言」、汚染が酷い主産地は検査していません。
 福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(9)。7月に入りシーズンです(10)。福島県は福島産ピーマンの「安全」を検査で確認した旨を発表しました(12)。「安全」宣言です。
福島産ピーマンは検査で「安全」を確認したと主張する福島県
 ※(12)を引用
 図―3 ピーマンの「安全」を検査で確認したとする福島県
 
以下に福島県内の生産量を示します。
 田村市、三春町、二本松市で大部分を占める福島のピーマン生産
 ※(13)を集計
 図―4 福島県のピーマン生産量

 図に示す通り田村市、三春町、二本松市が主要な産地です。以下に位置を示します。
汚染が広がる田村市、三春町、二本松市産ピーマンを検査していない福島県
 ※1(14)の数値データを元に(15)に示す手法で7月1日時点に換算
 ※2 旧避難区域は(16)による
 ※3 はピーマン検査1回を示し(17)による。
 図-5 福島のピーマン産地と検査状況

 図に示す様に福島のピーマン産地は国が除染が必要な毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地域(17)が広がっています。福島のピーマンは汚染された土地で作られています。確り検査して欲しいと思います。図ではピーマン検査1回を示します。図に示す様に主要な産地の田村市、三春町、二本松市の検査がありません。
 福島産は汚染されている主要な産地の避けた検査で「安全」とされ、出荷されます。
 
3.上昇する福島県飯舘村産ブロッコリーのセシウム
 福島県飯舘村は2017年3月31日に避難指示が解除されました(16)。それ以降の同村産ブロッコリーの検査結果を示します。
 上昇する福島県飯舘村産ブロッコリーのセシウム含有量
※1(1)を集計
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限界未満(みつからな事)を示す
 図―6 福島県飯舘村産ブロッコリーの検査結果

 突然の上昇です。福島産はセシウムが上昇する事があります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・21日間も発表されない検査結果
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・汚染された主要な産地を避けた検査で「安全」とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事がある福島産
 これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する果物にモモがあります。福島県福島市等が主要な産地です(19)。出荷の最盛期を迎えました(20)。福島市のモモはは糖度が高く濃厚な味わいだそうです(21)。福島県は福島産モモは「安全」だと主張しています(11)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシに福島産モモはありません。
他県産はあっても福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(22)を引用
 図―7 福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
 


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1090報)(東京電力福島原子力発電所事故関連)
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月1回)―セシウム汚染食品が市場流出、83日間発表しません―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(6)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:646KB)中のNo2846、No2847」
(8)農林水産部 - 福島県ホームページ
(9)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(10)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(11)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(12)(11)中のやさい編 [PDFファイル/179KB]
(13)作物統計調査>市町村別データ>平成19年産市町村別データ>年次>2007年中の「6-3 野菜(果菜類) 」⇒「 福島県 Excel」
(14)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(15)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(16)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(17)品目から探す | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報⇒野菜⇒は行⇒ひ⇒ピーマン、ピーマン(施設)で検索
(18)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(19)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(20)トピックス | JAふくしま未来
(21)フルーツを食す《福島のサクランボ・桃・梨・ブドウ・りんご》 - 福島市
(22)イトーヨーカドー 福島店
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  1. 2018/07/22(日) 19:44:24|
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