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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

JR北海道5路線廃止・まだまだ足りない。

 報道によるとJR北海道は国から400億円の補助を受けること(1)、5路線の廃止が決まったそうです(2)。報道を見る限り北海道や道内の市町村の負担は報じられていません。福島県や県内自治体は只見線の復旧や運営に費用負担することが決まっています(3)。一方で、北海道は道内JR路線の維持は国が負担するが、北海道や道内自治体が負担しないのは不平等です。だったら、負担なく維持できるまでに路線を廃止するしか方策はありません。5路線廃止では全く足りません。
 JR北海道は北海道を中心に路線を有する鉄道会社です。いといととトラブルを起こしています(4)。当社の経営は非常に厳しい状況です。2017年度は897億円の収入をあげるのに約1.6倍の1,392億円の営業費用を使っています(5)。これでは安全投資ができるはずもなく、「不祥事」になってしまいます。これは構造的な問題です。北海道の人口は約532万人で(6)、九州の人口約1,286万人(7)の約4割です。一方でJR北海道の路線は総延長で2,568.7kmで(4)、JR九州の路線延長2,273km(8)「よりも多くなっています。人口が4割しかいないのに、鉄道路線が九州より多くては収益は上がらず赤字が膨らむだけです。
 JR北海道は2016年2月に「極端にご利用の少ない駅」などを発表しました(9)。さらに2016年11月には利用者が少ない13線区を「単独では維持が困難」として発表しています(10)。利用が少ない路線は廃止して経費を節減すべしとの極めて合理的な提案です。それから2年半近くを経て、路線廃止がなかなか進みません。この間に廃止されたのは、2016年3月26日に北海道新幹線新青森駅 - 新函館北斗駅間開業に伴い廃止され道南いさりび鉄道に転換した江差線(五稜郭―木古内)の37.8kmとる2016年12月5日に廃止された留萌本線の一部(留萌―増毛)の16.7kmです(4)。
 報道によると13線区の廃止が決まりました(2)。そして残り8線区の赤字を補てんするために2019年度、20年度で各200億円、合計400億円の補助を決めたそうです(1)。
 JR只見線は、福島県会津若松市の会津若松駅から新潟県魚沼市の小出駅までを結ぶ全長135.2kmのJR東日本の鉄道路線です(11)。そのうち会津川口駅(福島県金山町)-只見駅(福島県只見町)間の27・6キロが不通になっていましたが、先月に復旧工事が始まりました(11)(12)。復旧費のうち27億円は地元(福島県や沿線市町村)ずつ負担します。再開通後は福島県が駅舎や線路などの鉄道施設と土地を保有し、JR東が運行を担う「上下分離方式」を採用する。年間約2億1千万円かかる維持管理費は、福島県と沿線の会津地方の17市町村が負担すします。あいるいは岩手県の山田線は先の震災で不通になりました。沿岸部は復旧後は岩手県の3セク鉄道に引き継がれます(13)。岩手県や沿線自治体が赤字を引き受けることになります。被災地ですら鉄道を守るのに「赤字」を引き受けています。でも国は「北海道」には全額だすようです。極めて不平等です。
 輸送密度は、交通機関の1日1km当たりの平均輸送量です(14)。営業係数は、100円の営業収入を得るのに、どれだけの営業費用を要するかを表す指数です(15)。JR北海道は各路線について公開しています(16)。以下に示します。
輸送密度に依存する営業係数
 ※1(16)による。
 ※2 「廃止済み」は既には廃止済みの路線で(4)による。
 ※3 「廃止決定」は廃止が報じられている路線で(2)による。
 ※4 「単独では無理」はJR北海道が「単独では維持することが困難な線区」で(10)による。
 図―1 JR北海道の輸送密度と営業係数

 図に示す通り輸送密度と密接に関連しています。輸送量を増やさなければ収支は改善しません。でも、改善の見込みはありません。以下に北海道の人口の増減をしめします。
多くの地域で人口減が進む北海道
 ※(6)にて作成
 図―2 北海道の人口の増減

 図に示す様に多くの市町村で人口が減少しています。また、札幌一極集中も進行しています(17)。北海道内の都市間輸送の需要は減り、JR北海道の顧客はこれからもえり続けます。およそ5路線の廃止では追いつきません。残りの8路線の廃止も追いつきません。(=^・^=)は以下の路線の廃止を提案します。
(=^・^=)の廃止推奨路線
 ※ 輸送密度(2000人/km/日)の路線を(16)にて選択
 図―3 (=^・^=)が選ぶ廃止推奨路線


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 JR北海道の赤字削減には「企業努力」など無理です。赤字路線の廃止しかありません。ところが北海度知事は
「まずは自助努力が必要だ」
といったそうです(18)。このような姿勢では、赤字は解消せずにやがては「破綻」しか選択肢がなくなります。JR北海道は国土交通省所管の独立行政法人・鉄道建設・運輸施設整備支援機構(19)が全株式を保有する実質の国有企業です。安倍出戻り内閣は、株主として北海道の鉄道を守る為、(=^・^=)の負担を少なくすするために、赤字路線の早急な整理を「株主」として迫るべきです。(=^・^=)は殆ど空気しか運ばない北海道の鉄道維持の費用を負担するのは嫌です。でも、安倍出戻り内閣は(=^・^=)も払う税金から400億円を出してその場しのぎをしてます。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する果物にモモがあります。福島県福島市は主要な産地の一つです(20)。福島県知事は東京で福島産モモのPRを行ったそうです(21)。福島県福島のモモは福島市のモモはは糖度が高く濃厚な味わいだそうです(22)。福島県は福島産は「安全」だと主張しています(23)。でも、福島県のスーパーのチラシには福島産はありません。
他県産はあっても福島産モモが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―4 福島産が無い福島県のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)路線維持へ、JR北に400億円支援…政府方針 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
(2)経営難のJR北、赤字5路線5区間廃止へ 国・道は容認:朝日新聞デジタル
(3)「第5」整備は来年度 只見川橋りょう | 県内ニュース | 福島民報
(4)北海道旅客鉄道 - Wikipedia
(5)決算公告|企業・採用|JR北海道- Hokkaido Railway Company中の平成29年度 決算【PDF/205KB】
(6)北海道 - Wikipedia
(7)九州 - Wikipedia
(8)九州旅客鉄道 - Wikipedia
(9)平成 26 年度 線区別の収支状況等について - JR北海道
(10)当社単独では維持することが困難な線区 について JR北海道
(11)只見線 - Wikipedia
(12)「第5」整備は来年度 只見川橋りょう | 県内ニュース | 福島民報
(13)三陸鉄道の新路線名「リアス線」に…JR山田線の引継ぎで南北統合 | レスポンス(Response.jp)
(14)輸送密度 - Wikipedia
(15)営業係数 - Wikipedia
(16)決算公告|企業・採用|JR北海道- Hokkaido Railway Company中の平成28年度 線区別収支【PDF/1,264KB】
(17)北海道の人口2.2%減の538万人 札幌の一極集中進む  :日本経済新聞
(18)当事者意識の欠如した北海道や沿線自治体……混迷するJR北海道の路線存廃問題 | ハーバービジネスオンライン
(19)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 - Wikipedia
(20)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(21)モモなど県産青果物東京で魅力アピール 知事ら呼び掛け | 県内ニュース | 福島民報
(22)フルーツを食す《福島のサクランボ・桃・梨・ブドウ・りんご》 - 福島市
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(24)ヨークベニマル/お店ガイド
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  1. 2018/07/23(月) 19:45:25|
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