FC2ブログ

めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月3回目)―検査結果が24日遅れで発表―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。7月6日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が7月30日に24日遅れでやっと発表になりました(3)一ヶ月近くもデータが秘匿されるようでは、およそ安心などできません。とりあえずまとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先回に続き今回もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数 933件中15件の基準超え
  ②平均は、1キログラム当たり12ベクレル、最大1,700ベクレル(福島県産イノシシ)。
事故8年目もセシウム汚染食品が見つかる福島
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2018年7月3回目)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 危険なセシウムが福島産から見つかっています。今回のデータを解析すると
 ・宮城県産マガレイからセシウム、福島は35件連続ND
 ・福島はピーマンの季節、最大産地を検査せずに「安全」を主張する福島県
 ・上昇する福島県国町産イノシシのセシウム
との特徴が読み取れ、福島産はおよそ「安全」とは言えません。

1.宮城県産マガレイからセシウム、福島は35件連続ND
 宮城県産マガレイからセシウムが見つかったと発表がありました(7)。以下に検査結果を示します。
宮城産からは見つかっても福島産マガレイからは見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限界未満(みつからな事)を示す
 ※4()内は検査先
 図―2 マガレイの検査結果

 図に示す通り福島県が検査した福島産からは見つかっていません。厚生労働省の発表(1)を数えると35件連続で検出限界未満(ND)です。海は繋がっており、汚染源は福島にあるのにおかしな話です。以下にスズキの検査結果を示します。
隣県では見つかっても福島産スズキからは見つからないセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限界未満(みつからな事)を示す
 ※4 淡水は除く
 ※5()内は検査先
 図―3 スズキの検査結果

 図に示とおり、岩手、宮城、茨城、千葉産からはセシウムが見つかっているに、福島県が検査した福島産スズキからは見つかっていません。
 マガレイやスズキ等の福島産農水産物を検査するのは福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(8)です。中立性に疑問があります。福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

2.福島はピーマンの季節、最大産地を検査せずに「安全」を主張する福島県
 福島の夏野菜の一つにピーマンがあります(9)。8月が出荷のピークです(10)。福島県は福島産ピーマンは検査で安全を確認したと主張しています(11)。以下に福島県内の生産量を示します。
 田村市、三春町、二本松市で大部分を占める福島のピーマン生産
 ※(12)を集計
 図―4 福島県のピーマン生産量

 図に示す通り田村市が最大産地です。同市内では事故によって避難区域が設定されました(13)。確り検査して欲しいと思います。以下に検査結果を示します。
検査結果が出ない福島県田村市産ピーマン
 ※(14)を引用
 図―5 福島県田村市産ピーマンの検査結果

 図に示す通り検査結果がありません。
 福島産は避難区域が設定された最大産地を検査せずに「安全」とされ出荷されます。

3.上昇する福島県国町産イノシシのセシウム
 以下に福島県国見町産イノシシの検査結果を示します。
突然に上昇する福島県国見町産イノシシのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限界未満(みつからな事)を示す
 図―6 福島県国見町産イノシシの検査結果

 突然の上昇です。
 福島産はセシウム濃度が上昇する事があります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・24日間も発表されない食品中のセシウム検査結果
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・検査されていなくても検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事がある福島産
 (=^・^=)は「不安」なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」
の「フクシマ3原則」を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島県郡山市で県産農林水産物のおいしさや安全性をPRする「おいしいふくしまいただきます!」キャンペーンが7月28日に開かれました。ミスピーチキャンペーンクルー方が、買い物客に福島県産米「天のつぶ」とエコバッグをプレゼントしたそうです(15)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(16)を引用
 図-7 福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1091報)
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月2回目)―食品中の放射性セシウムの検査結果が21日遅れで発表―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒ 検査結果(PDF:1,086KB)⇒No5338、5339
(8)農林水産部 - 福島県ホームページ
(9)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(10)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(11)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中のやさい編 [PDFファイル/173KB]
(12)作物統計調査>市町村別データ>平成19年産市町村別データ>年次>2007年中の「6-3 野菜(果菜類) 」⇒「 福島県 Excel」
(13)田村市 - Wikipedia
(14)品目から探す | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報を「野菜⇒は行⇒ひ⇒ピーマン、ピーマン(施設)および田村市」で検索
(15)県産品の安全性PR スーパーでキャンペーン | 県内ニュース | 福島民報
(16)イトーヨーカドー 郡山店
スポンサーサイト
  1. 2018/08/01(水) 19:41:07|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<経産省は汚染水放出資料で凍土壁効果あり、実際は効果なし | ホーム | 避難指示解除の富岡町、町内在住者の半数は新規移住者>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/tb.php/2604-99855944
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)