FC2ブログ

めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

避難指示解除で再開の福島・山木屋小、1年で「廃校」

 避難指示解除に伴い今年4月に再開した福島県川俣町の山木屋小学校が来春以降の在籍児童がいなくなる見通しとなったそうです(1)。1年で事実上の「廃校」です。
 福島県川俣町は阿武隈高地の北部に位置する山村です(2)。福島事故で放射能が飛んで来て町は汚染されました。
事故から7年半以上が過ぎて汚染されたままの福島
 ※1(3)のデータを元に(4)に示す手法で10月1日に換算
 ※2 避難区域は(5)による。
 図―1 福島県川俣町

 図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(6)地域が広がっています。事故8年目ですが川俣町は汚染されたままです。
 事故後5年間(2011年3月から2016年2月)に生まれた赤ちゃんは
 男の子 141人
 女の子 182人
で女の子が多く生まれています(7)。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると統計的に差があるとされる5%(8)を下回る2.3%でした(7)。
 通常は男の子が多く生まれるので(9)異常な事態です。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島の綺麗な女性(小高産業技術高校)
 ※(7)をキャプチャー
 図―2 福島県川俣町の綺麗な女性

 でも喜んでばかりはいられないようです。放射性影響研究所は広島や長崎で遺伝的な影響が無かった根拠の一つに生まれて来る赤ちゃんの男女比(出生性比)に異常がなかったことをあげています(10)。さらには福島事故で設定された避難区域の全てないし大部分が「計画的避難区域」だったのは川俣町の他に飯舘村、葛尾村がありますが、どちらも川俣町と同じように事故後に女の子が多く生まれています(11)。広島や長崎で起きて無い事が福島では起きているようです。
 それでも安倍出戻り内閣は「安全」であるとして昨年(2017年)3月31日に川俣町山木屋の避難指示を解除しました(2)(5)。以下に川俣町山木屋の帰還者・避難者数を示します。
帰還が進まない川俣町山木屋
 ※(12)を集計
 図―3 川俣町山木屋の帰還・避難者数

 図に示しように帰還は進んでいません。避難指示解除から1年半の2018年8月1日時点で対象1,061人中で帰還は334人で(13)約3割に止まります。さらには、15歳未満の子どもは帰還していません(1)。以下に15歳以下の子どもの避難者数を示します。
ドンドン減って行く川俣町山木屋の子供避難者
 ※(12)を集計
 図―4 川俣町山木屋の子ども避難者数

 図に示す様にどんどん減っています。それでも、今年4月には小学校を再開しました(14)。ただし、全員が6年生です(15)。新入生がいなければ生徒がいなくなります。川俣町教育委員会の担当者が9月に、同地区に住民登録する新1年生のいる2世帯に意向を聞いたところ、いずれも町外の小学校に入学したいと回答そうです(1)。小学生がいなくなります。
 山木屋小学校の休校を報じるFTV
※(16)をキャプチャー
 図―5 山木屋小学校の「休校」(事実上の廃校)を報じる福島のローカルTV局(FTV)

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 2017年度も山木屋小学校には5人の6年生が在籍していました(7)。山木屋中学校には進学しませんでした。同校には1年生はいません(15)。今年、卒業する6年生がそのまま山木屋中学校には進学するかは不透明です。今年の例からすれば、避難先の中学校に進む可能性が大きいと思います。そうすると山木屋中学校も3年だけになり、彼ら卒業する1年半後には無くなります。川俣町山木屋の避難指示は解除されました(5)。でも、子育て世代も子どもも帰還することはないような気がします。事故前には川俣町山木屋では約1万頭の豚が飼育さされていました(17)。でも、復活は難しそうです。
 福島では約13万頭の豚が飼育されています(18)。福島の豚肉はおいしいそうです(19)。福島県は福島産豚肉は「安全」だと主張しています(20)。でも、福島県川俣町のスーパーのチラシには福島産豚肉はありません。
他県産はあっても福島産豚肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ
 ※(21)を引用
 図―6 福島産豚肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県川俣町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)来春以降の児童数ゼロ、地元再開の小学校休校へ : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
(2)川俣町 - Wikipedia
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)高校生考案相双特産品使った弁当|NHK 福島県のニュース
(8)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(9)出生性比
(10)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 – 公益財団法人 放射線影響研究所 RERF
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島・遺伝的影響資料に「出生性比」が無し
(12)山木屋地区の居住の状況
(13)(12)中の避難者数一覧(平成30年10月1日現在) [PDFファイル/40KB]
(14)7年ぶりにふるさとで学校再開 新妻大臣政務官が山木屋小中学校開校式に出席|今日の出来事:文部科学省
(15)児童・生徒数 - 川俣町公式ホームページ
(16)ローカルTime FNN被災地発...
(17)[PDF]まちの - 川俣町
(18)福島県畜産のすがた - 福島県ホームページ
(19)ふくしまの豚 | ふくしまのお肉 | JA全農福島
(20)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の(21)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
スポンサーサイト



  1. 2018/10/04(木) 19:56:09|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<福島Q&A Q13.放射線、放射能、放射性物質の違いはなんですか? | ホーム | 完成から半年、効果が見えない福島第一凍土壁>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/tb.php/2668-fed6cf04
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)