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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

避難指示解除の浪江町、イメージアップキャラクター誕生、未来は暗い

 昨年3月末に避難指示が解除された福島県浪江町の(1)、イメージアップキャラクターに町が配布しているタブレット端末のキャラクター「うけどん」が10月1日に就任しました。ただし、住民は町に戻らず未来は暗そうです。
 福島県浪江町は福島県沿岸部北部になります(1)。南隣の双葉町には福島第一原発があります(3)。先の事故では全域が放射能に汚染され避難地域となりました(1)。
事故はら7年半以上が過ぎて、汚染が広がる福島
 ※1(4)のデータを(5)に示す手法で10月1日に換算
 ※2 避難地域は(6)による。
 ※3 DASH村は(7)による。
 図―1 福島県浪江町

 図に示す様に事故から7年半以上が過ぎましたが、国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(8)地域が広がっています。そでれも安倍出戻り内閣は「安全」だとして同町中心部(東部)の避難指示を昨年3月31日に解除しました(1)(6)。避難指示が解除された部分には地図で見ると役場や同町唯一の駅である浪江駅(1)、浪江高校(9)、唯一の旧1級国道の国道6号(10)、漁港など町の主要部分が含まれます。
 避難指示解除に合わせ、町の整備も進められてきした。
  2017年4月
   ・役場の町内への移転
   ・JR浪江駅再開(浪江-小高間運転再開)
  2016年6月
   ・町内の復興公営住宅完成
  2018年1月
   ・町内で成人式(以上(11))
  2018年4月
   ・こども園、小中学校再開
  2018年7月
   ・野馬追再開(以上(12))
 このうち野馬追は浪江町だけでなく福島県沿岸部北部で行われる神事で、鎌倉時代から続く伝統行事です(13)。
 そして2018年10月1日に、町が配布しているタブレット端末のキャラクター「うけどん」が浪江町のイメージアップキャラクターに就任しました。
「うけどん」のタオルを掲げる福島の綺麗な女性
 ※(14)を引用
 図―2 「うけどん」のタオルを掲げる福島の綺麗な女性

 以下に浪江町民の居住状況を示します。
なかなか帰還が進まない浪江町
 ※1 帰還者は(15)による。
 ※2 新規移住者は浪江町在住者(16)(17)―帰還者(15)で計算
 図―3 浪江町在住者

避難指示は解除されましたが、帰還は進んでいません。7月末時点で
 対象20,554人中帰還589人
で(18)、帰還者は全体の約2.9%です。帰還が進みません。
 子供達はもっと戻っていません。10月13日に浪江町で、こども園、小中学校の運動会が開かれました(18)。参加した園児・児童・生徒は合計で21人です(19)。
浪江町の合同運動会に参加した子供は21人と報じるテレビ朝日
 ※(19)をキャプチャー
 図―4 浪江町の運動会に参加した園児・児童・生徒は合計で21人と報じるテレビ朝日

 福島県は今は、浪江町等の全域で避難指示が出た町村の5歳区分の人口を発表していません。そこで2013年4月1日の9歳以下の人口は1,447人です(20)。さらに2013年4月1日以降、18年8月末までに648人が生まれています(20)。合計で2,095人です。この方たちは、今年4月1日時点で14歳以下で、義務教育・保育の対象者です。このうち運動会に参加したのは1%の21人です。義務教育・保育の対象となる子どもでは1%しか戻っていません。
 避難指示の解除によって、事故前から浪江町に住んでおられる方だけなく、同町内に住む場所が確保できればだれもが浪江町に住むことができるようになりました。以下に浪江町への転入者数を示します。
2017年4月から急に増えた浪江町の転入者
 ※(20)を集計
 図―5 福島県浪江町の転入者数

 図に示す通り避難指示解除が直後の昨年4月や今年3月に急増いています。浪江町の復興計画をみると(21)、10年後に目指す未来・将来ビジョンの3項に
「様々な人が町外から訪れるまち」
との記載があります。町の活気を戻す為には帰還者だけでは不足で外からの来訪者や移住者にも期待を寄せています。
でも、これも上手くいっていないようです。新規の移住者数を見たら
 2018年3月末 273人(ピーク)
 2018年9月末 259人
で減っています。せっかくやって来た新規の移住者は逃げ出しているようです。
 9月末で浪江町が避難指示が解除されて1年半が経過しました(1)。「うけどん」が浪江町のイメージアップキャラクターに就任しました(2)。でも、浪江町は
 住民は殆ど戻っていない。子どもに至っては戻ったのは1%
 避難指示解除後に移住した方が、町から出て行く。
との状況にあり、未来は暗そうです。 

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 浪江町に住民が戻らない理由の一つに不安があると思います。そして、福島の皆様の多くが不安な様です。 
  福島県いわき市の小学校では児童の稲刈り体験が行われました(23)。同市は新米の季節です。同市産米の全量全袋検査数が約26万件になりました(24)。同市は人口約34万人台の市なので(25)、市民がとりあえず食べるには充分な量です。同市のお米は「Iwaki Laiki」とゆう美味しいお米です(26)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(27)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(28)を引用
 図―6 福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)浪江町 - Wikipedia
(2)浪江PR頑張るぞ 「うけどん」広告塔に就任 | 県内ニュース | 福島民報
(3)福島第一原子力発電所 - Wikipedia
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)DASH村 - Wikipedia
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)福島県立浪江高等学校 - Wikipedia
(10)一級国道 - Wikipedia
(11)浪江町の歴史4(復興創生期) | 浪江町ホームページ
(12)平成30年度上半期の話題 | 浪江町ホームページ
(13)相馬野馬追 - Wikipedia
(14)広報なみえ No.633(平成30年10月号) - 浪江町ホームページ
(15)町民の避難状況 - 震災・原発事故からの復興 - 浪江町ホームページ
(16)広報なみえ - 浪江町ホームページ
(17)浪江町ホームページ トップページ
(18)町民の避難状況(平成30年9月30日現在) - 浪江町ホームページ
(19)8年ぶり町内で子どもたちの運動会 13日に浪江の創成小・中とこども園:震災・原発関連ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(20)8年ぶりの運動会  福島・浪江町で子どもの歓声(18/10/13) ANNnewsCH
(21)福島県の推計人口(平成30年9月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(22)浪江町復興計画【第二次】の策定について - 浪江町ホームページ
(23)いわき市立赤井小学校
(24)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(25)地区別世帯数・男女別人口 | いわき市役所
(26)いわき産コシヒカリのブランド米「Iwaki Laiki-いわきライキ」
(27)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(28)マルト 平尼子店のチラシ・特売情報 | トクバイ
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  1. 2018/10/19(金) 19:52:37|
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