FC2ブログ

めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島は実りの秋、食べて大丈夫?

 福島県の人口動態(1)を(=^・^=)なりに集計すると、福島産を許容する方が7割近い福島県郡山市・三春町の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年3月から9月) 1,759人
  事故8年目(2018年3月から9月)1,984人
で13%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.02%でした。一方で福島産を許容する方が1割以下のの福島県相馬・南相馬市の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年3月から9月) 716人
  事故8年目(2018年3月から9月)743人
で少し増えていますが、統計的な差があるとは言えません。福島は実りの秋ですが(2)、福島産を「安全」と言い切るのは無理があるようです。
 福島は事故によって汚染されました。
事故から7年半が過ぎて汚染が広がる福島
 ※1(3)のデータを(4)に示す手法で10月1日に換算
 ※2 避難地域は(5)による。
 図―1 福島県郡山市・三春町、相馬・南相馬市、いわき市

 図に示す通り、福島では国が除染が必要だとする国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(6)地域が広がっています。
 10月に入り、福島は実りの秋を迎えました(2)。でも、図―1に示すように福島県内では汚染が広がっています。福島産を食べて良いか心配です。
 これについて、安倍出戻り総理(7)、福島県(8)、東京電力(9)は、福島は「安全」であり、避ける行為を「風評被害」と呼んでいます。でも、信じて良いか不安です。この方達は、事故前は原発を「安全」だと言っていました。でも、大爆発です。
 出戻る前の安倍総理は質問主意書の回答で「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」「原子炉施設の安全を図る上で重要な設備については、法令に基づく審査、検査等を厳正に行っている」「地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全の確保に万全を期している」「経済産業省としては、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期している」とし、今後も原子力の安全確保に万全をつくすことを回答したそうです(10)。その後に福島原発事故が起き、およそ原子力の安全確保に万全をつくしていない事が、事故報告書(11)(12)で明らかになりなした。 
 福島県は2011年2月25日に福島第一原発3号機は「安全」と発表しました(13)。でも、2週間後には大事故です。
 当然ながら、東京電力も事故前は自社の原発は「安全」だと言っていました(14)。
 (=^・^=)は心配です。10月23日に福島県は9月中の人口動態を発表しました(1)。そこで、人口動態から(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。福島県内で福島産を許容するところと、しない所を比較し、差が無ければ福島産米は「安全」、差があれば「安全」とは言えないです。
 福島県のひらた中央病院が福島産米や野菜を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(15)。以下に結果を示します。

 表ー1 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
 ※ (15)を集計
福島産を許容する郡山市・三春町、拒絶する相馬・南相馬市

 表―1および図―1からこれを3のグループに分けることにしました。すなわち互いに隣接し福島産を許容する割合が高い郡山市・三春町、同じく隣接し隣接し福島産を許容する割合が低い相馬・南相馬市といわき市です。表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米と野菜を共に許容する方は7%ですが、郡山市・三春町では67%の方が共に許容しています。いわき市はその中間の37%です。そこで郡山市と相馬・南相馬市の葬式(死者)数を比較してみました。
 各年度の福島県郡山市・三春町合計の葬式数を示します。
事故前に比べ増えた福島の葬式
 ※1(1)を各年3-9月で集計
 ※2 震災犠牲者は(16)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―2 福島県郡山市・三春町合計の各年3~9月の葬式(死者)数

郡山市・三春町合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2010年3月から9月) 1,759人
 事故8年目(2018年3月から9月)1,984人
で13%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.02%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(17)による
有意差検定表

 以下に相馬・南相馬市合計の各年3月~9月までの葬式数を示します。
事故前と殆ど変らない福島県相馬・南相馬市の葬式
 ※1 (1)を各年3月~9月で集計
 ※2 震災犠牲者は(16)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 ※3 相馬市・南相馬市の合計
 図―3 福島県相馬市・南相馬市合計の各年3月~9月の葬式(死者)数

福島県相馬市・南相馬市合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2010年3月から9月) 716人
 事故8年目(2018年3月から9月)743人
で少し増えていますが、統計的な差があるとは言えません。統計的な差については、リファレス(18)を参照ください。
 以下に各年3月から9月の福島県いわき市の葬式数を示します。
事故前に比べそこそこ増えた福島県いわき市の葬式
 ※1(1)を各年3-9月で集計
 ※2 震災犠牲者は(16)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―4 福島県いわき市の各年3~9月の葬式(死者)数

 いわき市の葬式(死者数)は
 事故前年(2010年3-9月) 2,232人
 事故7年目(2018年3-9月)2,348人
で、事故前に比べ5%増えています。郡山・三春と相馬・南相馬の中間でしょうか?
 表―1とこれらの結果をまとめると以下の図ができました。 
福島産を許容する地域ほど増加する葬式
 ※(1)(15)を集計
 図―5 葬式(死者数)の増加率と福島産米や野菜の許容割合

 図に示す様に福島産米を許容する程に葬式(死者数)が増えています。以下に相関図を示します。
一直線に並ぶ葬式増加率と福島産許容割合の相関
 ※(1)(15)を集計
 図―6 葬式(死者数)の増加率と福島産米の許容割合の相関

 図のように1直線で増えています。
 福島は実りの秋ですが(2)、福島産を「安全」と言い切るのは無理があるようです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 こんなデータが出ると(=^・^=)は不安なので、
 「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけではないようです。
 福島県いわき市の田んぼアートでは稲刈りが行われました(19)。同市は新米の季節です。いわき市産米の全量全袋検査数が31万件を超えました(20)。同市は人口34万人の市なので(1)、市民がとりあえず食べるには充分な量です。同市産米は「Iwaki Laiki」と言って、美味しいお米です(21)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(22)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島米産はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図―7 福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県の推計人口(平成30年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(2)会津盆地...黄金色に輝く『実りの秋』 田園を列車が進む風景も:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)平成30年3月10日 福島県訪問 | 平成30年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(8)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(9)風評被害に対する行動計画の策定について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(10)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(11)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
(12)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(13)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(14)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(15)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(16)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(17)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(18)Q1 「統計学的に有意」とは何を意味しているのですか?|バイオ実験に絶対使える統計の基本Q&A|実験医学online:羊土社
(19)日帰りで行く!! いわきの農業体験ツアー - 福島県
(20)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(21)いわき産コシヒカリのブランド米「Iwaki Laiki-いわきライキ」
(22)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(23)マルト 平尼子店のチラシ・特売情報 | トクバイ
スポンサーサイト



  1. 2018/10/24(水) 19:47:36|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<デタラメ、放射線副読本(平成30年10月改訂)―その9「事故の後、国は速やかな食品の出荷制限などの対応、基準超が次々市場流出 | ホーム | 福島産ヒラメ完全復活(2018年1-9月)、要注意>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/tb.php/2692-83182fb4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)