東京中央卸売市場の10月のブロッコリー価格を1キログラム当たりで見ると
事故前3年(2008、09、10年)
全国平均 299円
福島産 298円
で、殆ど差がありませんでした。今年(2018年10月)は
全国平均 444円
福島産 420円
で、福島産が全国平均に比べ安くなっています。これは消費者が福島産を正しく理解している為であり、当然のことです。
福島は事故によって汚染されました(1)。以下に福島の野菜の一つであるブロッコリー(2)の検査結果(福島産)を示します。

※1(3)を集計
※2 NDは検出限界未満(見つからない事)
※3 日付けは収穫日
図―1 福島産ブロッコリーの検査結果
図―1に示す様に福島産ブロッコリーから事故直後は1キログラム当たり1万ベクレルを超えるようなセシウムが見つかりました。その後もしつこくセシウムが見つかり続けています。今年もセシウム入りで(4)、事故後8シーズン連続です。
以下に福島産ブロッコリーの東京中央卸売市場への月別の出荷量を示します。

※1(5)を集計
※2 2008年から18年の平均、ただし11月以降は17年まで
図―2 福島産ブロッコリーの東京中央卸売市場への月別
図に示すように6月と10月にピークがあります。以下に東京中央卸売市場での各年10月のブロッコリー価格を示します。

※(5)を集計
図―3 ブロッコリーの取引価格(東京中央卸売市場、各年10月)
図に示すように事故前は福島産ブロッコリーは全国平均とほほ同じ価格でしたが、事故後は8年間は連続で安くなっています。数値記載すると、1キログラム当たりで
事故前3年(2008、09、10年)
全国平均 299円
福島産 298円
で、殆ど差がありませんでした。今年(2018年10月)は
全国平均 444円
福島産 420円
で、福島産が全国平均に比べ安くなっています。
。これは消費者の福島産に対する理解が進んだ結果であり、当然の事です。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
福島が汚染されています(1)。避けるのは当然です。これは福島でも同じです。
図―2に示す様に11月も福島のブロッコリーが楽しめます。福島のブロッコリーは花蕾の食感が良く柔らかいそうです(6)。福島県は福島産ブロッコリーは「安全」だと主張しています(7)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産ブロッコリーはありません。

※(8)を引用
図―4 福島産ブロッコリーが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q1.福島は汚染されていますか?(2)
福島県JA夢みなみ『ブロッコリー・胡瓜・ミニトマト』試食宣伝会(3)
報道発表資料 |厚生労働省(4)
食品中の放射性物質の検査結果について(第1089報)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒
検査結果(PDF:146KB)⇒No340」
(5)
東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類⇒野菜、中分類⇒葉茎菜類、小分類⇒ブロッコリー」で検索
(6)
特産品情報 | 地区別くらし情報 そうま地区 | JAふくしま未来(7)
安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の
やさい編 [PDFファイル/173KB](8)
アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
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- 2018/11/23(金) 19:45:29|
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