東京電力は、福島第一原子力発電所に溜まっている放射性物質に汚染された水の状況をほほ毎週水曜日に発表しています。そして今日(4月4日)も発表がありました(1)。それを、(=^・^=)なりに集計してみました。そしたら、たった1ccで14万ベクレルの放射性物質汚染水が、12万トンも溜まっていました。
福島第一原発では、今も原子炉に水を入れ続けていますし、その必要があると思います。原子炉に入れる水は、原子炉の中の水を回収し、これを浄化してし再利用しています。でも、浄化するとき「カス」がでます。東京電力では
原子炉に入れる水の量を注水量
原子炉に入れた水を浄化して得た水の量を処理量
水を浄化したとき出る「カス」を濃縮塩水
と呼んでいるみたになので、積算の中数量、積算の処理量とカス(濃縮塩水)の量をグラフにしてみました。

★1 累積注水量は東京電力の資料より(=^・^=)が計算
図―1 福島第一原発の水の積算の処理量、注水量および濃縮塩水(水処理のカス)の量の推移
処理した水は、ほとんどすべて注水に使われているみたいです。でも、水を浄化するときカスである濃縮塩水が溜まっていきます。すでに12万トンまたはm
3も溜まっています。そして、毎日のようにふ増えていきます。(=^・^=)の計算では、毎日400トンです。カスですので、放射性物質が凝縮されています。ストロンチウム90に代表されるベータ線(光速に近い電子)を出す放射性物質を多く含みます。その量は、1cc当たり14万ベクレルもあります(2)。そして、この水は、3月末に120トンも水漏れを起こしています(3)。
この水がまた漏れたら、(=^・^=)はとっても不安になりました。
<4/5追記>
と思ったら、今日、また
漏れてしまいました(4)。すでに書いたように、ストロンチウム90に代表される東京電力がβ核種とよぶ放射性物質が1cc当たり14万ベクレルも含みます。一度、体内に取り込まれたストロンチウム90は、カルシウムと性質が似ているので、骨に溜まるそうです(5)。だから、たとえば赤ちゃんだとセシウム137の10倍以上、有害みたいです((6)のデータをもとに(=^・^=)が計算)。
海に流れたストロンチウム90がお魚さんの骨に溜まり、そのお魚を食べた(=^・^=)が汚染されたりして!(=^・^=)はとっても不安になりまあした。
-参考にしたサイト様および引用した過去の記事‐
(1)
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第41報)|プレスリリース|東京電力(2)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_120327_04-j.pdf(3)
めげ猫「タマ」の日記 今日(3/26)もトラブル(水漏れ)-福島第一原子力発電所。でもニュースにならない!(4)
2012年4月5日福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水による放射性物質を含む水の海への流出の可能性について(5)
ストロンチウム90 - Wikipedia(6)
緊急時における食品の放射能測定マニュアル(40ページ)[398KB]
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- 2012/04/04(水) 21:43:09|
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