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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

今年(2018年)もデタラメ・福島米全量・全袋検査

 福島産米の全量・全袋検査は2段階になっています。1段目は袋ごとに簡易検査装置で検査し、一定の値(スクリーニングレベル)以下なら「安全」とされそのまま出荷されます。スクリーニングレベルを超えたものは、従来からの詳細検査に回されます(1)(2)。検査映像を見るとスクリーニグレベルは1キログラム当たり76ベクレルです(3)。今年も詳細検査結果が発表になりました(4)。それによると2件で検出限界未満(ND)でした(5)。1段目の検査で1キログラム当たり76ベクレル以上の物が、詳細検査では検出できない位小さい検出限界未満(ND)なので、1段目の検査の測定誤差は少なくとも1キログラム当たり76ベクレルです。基準値の100ベクレル(6)に比べ大きな値です。福島産米の全量・全袋検査は今年(2018年)もデタラメです。
 福島は事故で汚染されました。
 事故から7年9ヶ月経て汚染されている福島
 ※1(7)のデータを(8)に示す手法で12月1日に換算
 ※2 避難地域は(9)による。
 図―1 福島県郡山市、相馬・南相馬市、いわき市

 図に示す通り、福島では国が除染が必要だとする国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(10)地域が広がっています。事故から7年9ヶ月以上になりますが、福島は汚染されています。
 多くの方が福島産米が「安全」か心配していると思います。ところが2011年10月に福島県は今年のお米は「安全」として「安全宣言」をだしました(11)。しかし、その後に大量の汚染米が見つかりました。
 表―1 福島産セシウム汚染米の発見状況
 ※1 (12)を転載
 ※2 年は11,12月が2011年、1,2月が2012年
 基準超の福島産米リスト

 追加の検査は出荷前の検査だけであり、流通品に対しては実施されておらずどれ程の汚染米が市場に流出したかは不明です。
 2012年産米からは福島産米を全量検査する全量全袋検査が導入されました(1)(2)。以下に流れを示します。
福島産米全量全袋検査の流れ
 ※1(1)を引用加筆
 ※2 縦横比はいじってます。
 図―2 福島産米は全袋検査で安全が担保されていると主張する安倍出戻り内閣

 福島産米の全量・全袋検査は2段階になっています。1段目は袋ごとに簡易検査装置で検査し、一定の値(スクリーニングレベル)以下なら「安全」とされそのまま出荷されます。スクリーニングレベルを超えたものは、従来からの詳細検査に回されます(1)(2)。
福島県の担当課のHP(13)を見ると「仕様」は記載されているのですが、検査が仕様道理に実施されているかを示すデータが一切記載されていません。「仕様」はただのドキュメントにか過ぎません。事故後に導入された新しい検査であることも併せて考えれば、検査が「仕様」道理に実施されてることを示すデータ無ければ検査で「安全」を担保することが出来ません。
 以下に図―2のを拡大したスクリーニングレベル示します。
福島産米全量全袋検査は50(Bq/kg)を主張する安倍出戻り内閣
 ※(1)を引用
 図―3 全量全袋検査(仕様)のスクリーニングレベル

 図に示すように「仕様」ではスクリーニングレベルは1キログラム当たり50ベクレルです。以下に福島県がYouTubeにアップしている検査映像示します。
スクリーニングレベルは76(Bq/kg)の福島産米全数全袋検査
 ※(3)を引用
 図―4 スクリーニングレベル76(Bq/kg)で運用される福島産米全量全袋検査

 図に示すようにスクリーニングレベルは1キログラム当たり76ベクレルです。すくなくとも、スクリーニングレベルは仕様と異なった運用をしています。
 運用が仕様通りでないなら、測定精度が仕様通りか気になります。以下に、福島産米の詳細検査結果を示します。
事故から8シーズン連続でセシウムが見つかる福島産米
 ※1(4)(14)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは検査日
 図―5 福島産米の詳細検査結果

 たびたび検出限界未満(ND)が見つかっています。今年も詳細検査2件で検出限界未満であったと発表がありました(5)。詳細検査に回ったものは1段目の簡易検査で1キログラム当たり76ベクレルを以上のものです。すなわち簡易検査で1キログラム当たり76ベクレルを以上の物でも、精密検査を実施すると検出限界未満(ND)になります。測定誤差は76ベクレル以上です。基準値は1キログラム当たり100ベクレルですので(6)、基準値と同じレベルの誤差があります。これでは「基準値以下」は担保されません。福島産米の全量・全袋検査は精度が担保されません。
 福島県にあるひらた中央病院は、福島産米について避けるか否かのアンケート結果を発表しています。以下に示します。 

表ー1 福島産米を許容すかのアンケート結果
 ※ (15)を集計
福島産米許容する郡山市、許容しない相馬・南相馬市

表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米を許容する方は23%ですが、福島県郡山市では57%が許容しています。
 以下に表―1および各市・福島県発表の人口動態から、葬式(死者数)の増加率と福島産米の許容割合をまとめました。
福島産を許容する程に増える葬式
 ※(15)(16)(17)(18)を集計
 図―6 葬式(死者数)の増加率と福島産米の許容割合

 図に示す様に福島産米を許容する程に葬式(死者数)が増えています。以下に相関図を示します。
直線に並ぶ福島産米許容率と葬式増加率の相関
 ※(15)(16)(17)(18)を集計
 図―7 葬式(死者数)の増加率と福島産米の許容割合の相関

 図のように1直線で増えています。
 福島県は精度を担保されない無い全量・全袋検査で、福島産米は「安全」と主張しています(19)。そして図―6、7に示す様に、福島産米を許容する地域程、葬式が増えています。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 図―6,7の導出の詳細は(=^・^=)の過去の記事(20)を見てください。
 全量全袋検査はザルだと思います。福島産米の実力は図―5の通りの可能性が高いと思います。福島産米は事故後8度目のシーズンもセシウム入りです。福島産米を食べると被ばくするかもしれません。基準値以下は安全、避けるのは「風評被害」等との主張(21)は、汚染した側の勝手な理屈です。国際放射線防護委員会は被ばくについて「合理的に達成可能な限り低く」との勧告を1977年に出しています(ALARA)(22)。福島産米を敢て食べる理由がある方は少ないと思います。だとすれは福島産米は「合理的に達成可能な限り食べない」が正しい考えのような気がします。少なくとも福島の皆様はそう考えていると思います。
 福島県福島市の全量全袋検査数が約26万件になりました(23)。同市は人口約29万人の市なので(17)、市民がとりあえず食べるには充分な量です。福島市辺りのお米は、もちもちした食感で、冷めても美味しく食べられるそうです(24)。ただし、安倍出戻り総理が食べ残したことでも知られています(25)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(19)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(26)を引用
 図―8 福島産米が無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う各国・地域の輸入規制強化への対応:農林水産省中の「2.英語版(全体版)(PDF:4,500KB)」中の分割版1(PDF:1,680KB)
(2)全量全袋検査 - Wikipedia
(3)福島県産米の全量全袋検査風景 - YouTube
(4)全量全袋検査の検査結果 - 福島県ホームページ
(5)(4)中の•平成30年10月25日公表 [PDFファイル/30KB]
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(8)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(9)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(10)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(11)asahi.com(朝日新聞社):福島知事、県産米「安全宣言」 二本松産一部は買い上げ - 東日本大震災
(12)めげ猫「タマ」の日記 福島産品風評対策は「安全情報発信」では無理
(13)水田畑作課 - 福島県ホームページ
(14)報道発表資料 |厚生労働省
(15)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(16)郡山市の現住人口/郡山市
(17)福島県の推計人口(平成30年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(18)地区別世帯数・男女別人口 | いわき市役所
(19)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(20)めげ猫「タマ」の日記 福島・新ブランド米、食べて大丈夫?
(21)風評被害に対する行動計画の策定について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(22)ALARAとは - コトバンク
(23)ふくしまの恵み
(24)特産品を知る | JAふくしま未来について | JAふくしま未来
(25)衆院選でおにぎり配布容疑、福島市議を聴取 首相も試食 - 2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル
(26)イトーヨーカドー 福島店
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  1. 2018/12/22(土) 19:44:27|
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