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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

本宮市11周年、未来は暗い

 新年、明けましておめでとうございます。今年も、めげ猫「タマ」の日記を宜しくお願いします。
 福島県本宮市が2007年1月1日の発足してから(1)、今日(1月1日)で11周年を迎えました。お祝いしたのですが、同市は
・除染しても、残ったままのセシウム
・戻らない観光客
・先が見えない家畜市場
・事故後に増えたままの葬式
・若い女性が逃げていく
等の特徴があり、未来は暗そうです。
 福島県本宮市は福島県中部にある市です。2007年1月に本宮町と白沢村が合併して発足しました(1)。以下に示します。
2019年も汚染されている福島
 ※1(2)のデータを(3)に示す手法で1月1日に換算
 ※2 避難区域は(4)による。
 図―1 事故から7年10ヶ月を経て汚染されている本宮市

 図に示す様に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(5)地域が大部分です。事故から7年9ヶ月になりますが、同市は汚染されたままです。
 同市でも除染が行われました(6)。ただし、殆ど効果をあげていません。以下に同市に放置されたままのセシウムの量を示します。
自然減衰でしか減らない本宮市の放射性物質
 ※(6)に示す手法とデータで計算
 図―2 福島県本宮市の放射性セシウム量

 放射制物質は時間と共に自然に減って行きます。減り方は物質(核種)が同じなら、同じで半分になるまでの時間を「半減期」といいます(7)。図に示す通り、「除染」は行われましたが(8)、減り方は「半減期」から計算される自然に減る量(自然減衰)と変わりなく除染は効果が見られません。図に示す通り、大部分は半減期が30年のセシウム137(7)なので、半分になるのに30年、4分の1になるのに60年を要します。同市はあと数十年は汚染されたままです。
 以下に本宮市の観光客入込数を示します。
 回復しない福島県本宮市の観光客
※(9)を集計
 図―3 本宮市の観光客入り込み数

 図に示す通り、事故前は25万人前後でしたが、事故後は大幅に落ち込みました。その後に少しは回復したのですが、2016年当たりで回復が止まり、元の観光客入り込み数になりません。わざわざ汚染された地に観光に出かけることはありません。当然の事です。
 本宮市には福島県唯一の家畜市場があります(10)。以下に、福島県の肉牛の飼育頭数等を示します。
どんどん減って行く肉牛飼育頭数と飼育農家数
 ※(11)を引用
 図―4 福島県の肉牛飼育頭数と飼養戸数

 図に示す様に肉牛飼育頭数、飼養戸数共に減少が続いています。同市の家畜市場の未来が見えません。
 でも、事故後に栄えた産業もありあす。本宮市は隣接の二本松市、大玉村とともに安達広域行政圏を形成しています。ここは図―1に示す様に汚染が広がっています。以下に安達の各年3~11月までの葬式数を示します。
 事故後葬式が増えた福島・安達
※1(12)を集計
 ※2 震災犠牲者は(13)により、行方不明を含み関連死を含まず
 図―5 福島・安達の葬式数

 図に示しように、事故後に葬式が急に増え、今も戻っていません。事故前(2010年)と昨年(2018年)を比較すると約14%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的な差があるとされる5%(14)を下回る0.9%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(15)による。
有意差検定表

 図―1に示す様に会津は福島県内ではまだ汚染がマシな場所です。会津地方の葬式数は
 事故前(2011年3月~11月) 2,997人
 昨年(2018年3月~11月)  3,047人
で、少し増えていますが、統計的な差はありません。
 本宮市やその周辺では事故後に葬式が急増し、今も戻っていません。
 今から5年前の2013年11月に本宮市では15~19歳の女性が866人いました。それから5年を経て昨年(2017年)11月には彼女達は20~24歳になっています。この時点での20~24歳の女性は627人です。2013年11月当時15~19だった女性のうち、五年後も本宮市に残ったのは約66%(627÷866×100)で、3分1以上の方が本宮市を出て行きました。以下に、10代後半の方が5年後に残っている割合を示します。
事故後に若い女性の脱出が増えた福島県本宮市
 ※1 (12)を集計
 ※2 日付けは10代後半時点
 図―6 本宮市の10代後半の方が5年後に残っている割合

 数値を記載すると
  事故前(2005年3月~2006年3月の平均) 男性77%、女性78%
  近々1年(2013年12月~14年11月の平均)男性75%、女性64%
で、事故後は本宮市に残らず、出て行く方が増えています。しかたがない事です。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島県の綺麗な女性
 ※(16)を引用
 図―7 福島の綺麗な女性

 何処へ行っても歓迎されます。敢て、汚染されている福島に残ることはありません。
 福島県本宮市が2007年1月1日の発足してから(1)、今日(1月1日)で11周年を迎えました。お祝いしたのですが、同市は
・除染しても、残ったままのセシウム
・戻らない観光客
・先が見えない家畜市場
・事故後に増えたままの葬式
・若い女性が逃げていく
等の特徴があり、未来は暗そうです。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島県本宮市からの若い女性の脱出が止まりません。根底には不安があると思います。これは残った方も同じです。
 今日からお正月、お酒を召し上がる方も多いと思います(17)。福島県は6年連続で日本酒日本一になりました(18)。福島県は福島産加工食品は安全だと主張しています。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産日本酒はありません。
他県産はあっても福島産日本酒が無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(19)を引用
 図―8 福島産日本酒が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県郡山市の皆さまを見習い「フクシマ産」は飲食しません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)本宮市 - Wikipedia
(2)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(3)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(4)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
7)除染情報サイト:環境省
(6)めげ猫「タマ」の日記 デタラメ、放射線副読本(平成30年10月改訂)―その17「除染で放射線量が下がった。除染の効果は殆どなかった
(7)半減期 - Wikipedia
(8)除染情報サイト:環境省
(9)統計資料一覧 - 福島県ホームページ
(10)120年の歴史に幕~福島県の石川家畜市場:写真 :日本経済新聞
(11)福島の畜産 2017 - 福島県
(12)福島県の推計人口(平成30年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(13)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(14)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(15)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(16)ローカルTime FNN被災地発...
(17)正月の酒 しきたり、習俗に込められた麗しい日本の心|知る・楽しむ お酒の博物誌|月桂冠 ホームページ
(18)全国新酒鑑評会金賞受賞数「6年連続日本一」に係るPR資材について - 福島県ホームページ
(19)加工食品 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(20)イトーヨーカドー 郡山店
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  1. 2019/01/01(火) 19:46:17|
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