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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島第一汚染水、タンク満タンまで3年

 東京電力によると、福島第一汚染水タンクは137万トンまで増設可能ですが、うち111万トンは既に汚染水が入っており(1)、残りは26万トンです。汚染水は過去1年で8万トン増えているので(2)(3)、概ね3年(26万÷8万=3.25)で、一杯になります。どのような処分をするにしても、新たにタンクをくくらなくてなりませんが、タンクの工期は2~3年なので(4)、そろそろ方針を決めないといけない時期に来ています。
 福島第一では地下水が山から流れて来て、原子炉やタービン建屋に流入しています。あるいは海までに達しています。汚染されれば海に流せないので、これを汲みあげ浄化装置を通した後で海に流しています。ただし全ての放射性物質が浄化できる訳ではありません。東京電力はトリチウムは浄化できないとしています(5)。以下に福島第一汚染水のトリチウム濃度を示します。
180万(Bq/l)程度の福島第一汚染水トリチウム
 ※(6)(7)にて作成
 図―1 福島第一汚染水のトリチウム濃度

 図に示す様に最新では1リットル当たり180万ベクレル程度です。国の排水基準は1リットル当たり6万ベクレルですので(8)、30倍です。このままでは、海に流せないので東京電力は福島第一構内に汚染水タンクを作り保管しています。
どんどん増える福島第一汚染水
 ※(2)(3)を集計
 図―2 どんどん増える福島第一汚染水

 東京電力によると、福島第一汚染水タンクは137万トンまで増設可能ですが、うち111万トンは既に汚染水が入っており(1)、残りは26万トンです。汚染水は過去1年で8万トン増えているので(2)(3)、概ね3年(26万÷8万=3.25)で、一杯になります。
 これについて、安倍出戻り内閣は薄めて海洋放出を目論んでいろと思います。昨年8月末に「公聴会」を開いたのですが、海洋放出に反対する意見が相次ぎました(9)。福島県の地方紙・福島民報は「【復興と創生】一体で新生福島づくり(1月5日)」との社説で
「福島第一原発のトリチウム水を巡り、政府の小委員会事務局は、環境中に放出して農作物などの放射性物質濃度が上昇した場合、放出を停止するといった手順を昨年暮れに提案した。そういう事態になれば県産品への信頼を再び傷つけ、著しい風評被害を引き起こしかねない。想像が及ばない発想に政府の現状認識の甘さや意識の風化を感じる。」
と論じています(10)。
 (=^・^=)はトリチウムについて「安全」と言い切れるだけのデータは揃っていないと思います(11)。
 福島原発事故は「国」にも責任があります(12)。国策の失敗です。だったら、福島の皆様にだけ放射能の負担を押し付けるのは不平等です。汚染水の処分は福島県外で実施しするのが、理想ですが現実は無理です。(=^・^=)の街に福島から汚染水が運ばれる事態になれば「逮捕」覚悟で阻止します。これは他でも同じと思います。もし、福島から放射能汚染物を持ち出そうとすれば大混乱は避けられません。現実的には福島県内で処理するしかありません。
 汚染水の現実的な他所案としては、安倍出戻り内閣が主張する「薄めて海洋放出」か、福島第一の敷地外(例えば中間貯蔵施設)での長期保管です。どのみちタンクの増設が必要です。長期保管の場合は説明は不要と思います。海上放出について説明します。
 汚染水を薄めて海洋放出する場合は、タンク毎に処理するのが効率てきです。以下のステップになると思います。
 ①処理するタンクの汚染水を測定し、トリチウム以外の放射能が国の基準以下を確認する。超えていれば「再浄化」処理を行なう。(13)
 ②大型タンクに移し、水を加え薄め後、放射能を測定しトリチウムも含め国の基準値以下を確認し、海洋放出です。
 図―1に示す様に福島第一汚染水のトリチウムは国の基準1リットル当たり6万ベクレル(8)の30倍の約180万ベクレルです。国の基準以下にするには数十倍に薄める必要があります。福島第一原発の汚染水タンクの容量は概ね1000立法メートル程度です(14)。数十倍に進めるには数万立方メートルの大型タンクが必要です。そのようなタンクを完成させるには2~3年の工期がひつようです(4)。
 そろそろ方針を決めて、準備を始めないと汚染水が行き場を失い「溢れさす」最悪の事態になります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 (=^・^=)は福島第一汚染水は国が東京電力から、引き取りとりあえずは中間貯蔵施設に保管するしか解決案はないと思います。トリチウムは約12年で半分になります(15)。少し時間をおいて量が減ったら海洋放出すれば良いと思います。そのためには、そろそろ始動しないと時間切れになりますが、未だに海洋放出にこだわっているようです。まったく無責任です。このような方が総理では福島の皆様は不安だと思います。
 福島にも美味しい鶏肉があります(16)。福島県は福島産鶏肉は「安全」だと主張しています(17)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産鶏肉はありません。
 他県産はあっても福島産鶏肉が無い福島県福島市のスーパーのチラシ
※(18)を引用
 図―3 福島産鶏肉が無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)処理水ポータルサイト | 東京電力
(2)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社ちゅの「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(3)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社
(4)LNG受入基地の建設工期を大幅に短縮するタンク建設の新工法を開発 ~大容量LNGタンクの建設工期を1年以上短縮~|資源・エネルギー・環境|2012年度|ニュース|株式会社IHI
(5)汚染水の浄化処理 - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社
(6)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果|アーカイブ|東京電力中の「水処理設備の分析結果⇒水処理設備の放射能濃度測定結果 」
(7)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果アーカイブ|データ|東京電力ホールディングス株式会社の「水処理設備の分析結果」
(8)サンプリングによる監視|東京電力
(9)多核種除去設備等処理水の取扱いに係る説明・公聴会 (METI/経済産業省)
(10)【復興と創生】一体で新生福島づくり(1月5日) | 県内ニュース | 福島民報
(11)めげ猫「タマ」の日記 「トリチウム...人体に影響見つからず」と福島民友、実は調べていない。
(12)東京新聞:原発事故 国の責任4度目認定 東京地裁「自主避難は合理的」:社会(TOKYO Web)
(13)トリチウム以外の処理水「再浄化」 東京電力方針、基準値未満に:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(14)福島第一原子力発電所向け最大級の工場完成型汚染水貯蔵タンクを出荷|ニュースリリース|Hitz 日立造船株式会社
(15)半減期 - Wikipedia
(16)注目の鶏肉!福島県産の「伊達鶏」 | 逸品グルメ-IPPIN-
(17)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(18)イオン福島店 | お買物情報やお得なチラシなど
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  1. 2019/01/06(日) 19:43:59|
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