FC2ブログ

めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島・川俣町山木屋中学校は来年(2019)年度で廃校

 避難指示の解除(1)に伴い2018年4月に現地で再開した福島県川俣町の山木屋中学校の来年(2019)度の生徒数は3人です(2)。これは現2年生3人(3)と同じ人数です。来年度の山木屋中学校は3年生だけです。彼ら(現二年生は全員男(3))が卒業した後は、生徒がいなくなり、事実上の廃校です。今年度で山木屋小学校の児童数は「0」になります(3)(4)。川俣町山木屋の小学校は再開1年で事実上の廃校、中学校は再開2年で事実上の廃校が確定しました。
 福島県川俣町は阿武隈高地の北部に位置する山村です。福島事故で放射能が飛んで来て町は汚染されました。
事故から7年10ヶ月を経て汚染されている福島
 ※1(5)のデータを元に(6)に示す手法で1月1日に換算
 ※2 避難区域は(1)による。
 図―1 福島県川俣町

 図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(7)地域が広がっています。事故8年目になりますが川俣町は汚染されたままです。
 事故後5年間(2011年3月から2016年2月)に生まれた赤ちゃんは
 男の子 141人
 女の子 182人
で女の子が多く生まれています。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると統計的に差があるとされる5%を下回る2.3%でした(8)。
 通常は男の子が多く生まれるので(9)異常な事態です。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島の綺麗な女性(蛇の御年始)
 ※(10)を引用
 図―2 福島の綺麗な女性

でも喜んでばかりはいられないようです。放射性影響研究所は広島や長崎で遺伝的な影響が無かった根拠の一つに生まれて来る赤ちゃんの男女比(出生性比)に異常がなかったことをあげています(11)。さらには福島事故で設定された避難区域の全てないし大部分が「計画的避難区域」だったのは川俣町の他に飯舘村、葛尾村がありますが、どちらも川俣町と同じように事故後に女の子が多く生まれています(12)。広島や長崎で起きて無い事が福島では起きているようです。
 それでも安倍出戻り内閣は「安全」であるとして昨年(2017年)3月31日に川俣町山木屋の避難指示を解除しました(1)。以下に川俣町山木屋の帰還者・避難者数を示します。
進まない川俣町山木屋への帰還
 ※(13)を集計
 図―3 川俣町山木屋の帰還・避難者数

 図に示しように帰還は進んでいません。避難指示解除時(2017年4月1日)の対象者は1,052人でしたが(14)、1月1日時点で帰還しているが352人です(15)。
以下に15歳未満の子ども(多分全員が避難中(16))人数を示します。
どんどん減る川俣町山木屋の子供
 ※(16)を集計
 図―4 川俣町山木屋の15歳未満の人口(含む避難者)

 図に示す通りどんどん減っています。数値を記載すると
 2014年4月 114人
 2019年1月  52人
で半減しています。
 昨年4月に山木屋で小中学校を再開しました(3)。現時点では小学1-5年生は「0」、6年生が5人、中学1年生は「0」、2年生が3人、3年生が7人です(3)。まもなく小学6年生が卒業し、この春には小学校の児童がいなくなり事実上の「廃校」です。さらに、報道によれば山木屋中学校の来年(2019)度の生徒数は3人です(2)。これは現2年生3人(3)と同じ人数です。彼ら(現二年生は全員男(3))が卒業した後は、生徒がいなくなり、事実上の廃校です。今年度で山木屋小学校の児童数は「0」になります(3)(4)。川俣町山木屋の小学校は再開1年で事実上の廃校、中学校は再開2年で事実上の廃校が確定しました。
 川俣町山木屋の小中学校は昨年4月に再開しましたが、来年3月には児童生徒数は「0」になり、2年で消滅です。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 川俣町や山木屋には簡易的なものですが、屋外のスケートリンクがあります。昨年もオープンしました(17)。そして浅田真央さんが来訪されたそうです(18)。
川俣町山木屋のスケートリングを訪れた浅田真央さん
 ※ 3月7日 NHKの22時台の番組をキャプチャー
 図―5 川俣町山木屋のスケートリンクを訪れた浅田真央さん

 山木屋の子供達との交流もあったようです。
福島県川俣町山木屋の子供達と浅田真央さんの記念写真
 ※(17)を引用
 図―6 浅田真央さんと記念写真に写る川俣町山木屋の子ども達

 でも、子供の帰還には結びつかなったようです。今年度も来年度も新一年生はいないので、一度も入学式を開くことなく再開2年で「廃校」です。川俣町で避難区域が設定されたのは山木屋だけで、大部分は旧避難区域外です(1)。山木屋で学校を再開するのでなく、避難区域外の学校と統合し、再開にかかった費用は統合先の学校の改善にあてた方が、子供達の為になったと(=^・^=)は思います。でも、安倍出戻り総理にとっては、学校の再開は福島(県域)復興のアピールになったと思います。山木屋の子供達は復興のアピールの道具に利用されました。こんな福島では福島の皆さんは不安だと思います。
 福島を代表する冬野菜にニラがあります(19)。福島県棚倉町辺りのニラは茹でても生で食べてもおいしく、柔らかくて甘いそうです(20)。福島県は福島産ニラは「安全」だと主張しています(21)。でも、福島県棚倉町のスーパーのチラシには福島産ニラはありません。
 他県産はあっても福島産ニラが無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ
※(22)を引用
 図―7 福島産ニラが無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県棚倉町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。



―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(2)原発被災地、児童生徒数の減少顕著 福島県内5町村の小中学校、来春は2割減に | 河北新報オンラインニュース
(3)児童・生徒数 - 川俣町公式ホームページ
(4)福島・川俣の山木屋小、来春休校も 今春再開も新規入学予定なし | 河北新報オンラインニュース
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島・川俣町山木屋、学校再開、子供の帰還は「0」
(9)出生性比
(10)ローカルTime FNN被災地発...
(11)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 – 公益財団法人 放射線影響研究所 RERF
(12)めげ猫「タマ」の日記 福島・遺伝的影響資料に「出生性比」が無し
(13)山木屋地区の居住の状況 - 川俣町公式ホームページ
(14)(13)中の避難者数一覧(平成29年4月1日現在) [PDFファイル/712KB]
(15)(13)中の避難者数一覧(平成31年1月1日現在) [PDFファイル/38KB]
(16)めげ猫「タマ」の日記 福島・川俣町山木屋、学校再開、子供の帰還は「0」
(17)絹の里やまきやスケートリンク - 川俣町公式ホームページ
(18)浅田真央のフォトエッセー5月発売 印税は全額寄付 - フィギュア : 日刊スポーツ
(19)冬 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(20)みりょく満点ブランド|JA東西しらかわ
(21)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中のやさい編 [PDFファイル/173KB]
(22)エコス
スポンサーサイト



  1. 2019/01/08(火) 19:41:34|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<被ばく線量を3分の1に評価した御用学者・早野 龍五 | ホーム | 福島第一汚染水、タンク満タンまで3年>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/tb.php/2767-c6968b0c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)