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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

浪江町、2度目の成人式も進まぬ再定住

 2017年3月31日に避難指示が解除された福島県浪江町(1)で、避難指示解除後に2度の目成人式が浪江町内で行われました(2)(3)。でも、先月末現在、浪江町に帰還した方は
 対象 20,509人中631人(4)(全体の3%)
で、なかなか帰還が進みません。
 福島県浪江町は福島県沿岸部北部になります(5)。南隣の双葉町には福島第一原発があります(6)。先の事故では全域が放射能に汚染され避難地域となりました(5)。
事故から7年10ヶ月以上経て汚染されている福島
 ※1(7)のデータを(8)に示す手法で1月1日に換算
 ※2 避難地域は(9)による。
 ※3 DASH村は(10)による。
 図―1 福島県浪江町

 図に示す様に事故から7年半以上が過ぎましたが、国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(11)地域が広がっています。そでれも安倍出戻り内閣は「安全」だとして同町中心部(東部)の避難指示を昨年3月31日に解除しました(1)(9)。避難指示が解除された部分には地図で見ると役場や同町唯一の駅である浪江駅(5)、浪江高校(12)、唯一の旧1級国道の国道6号(13)、漁港など町の主要部分が含まれます。
 避難指示解除に合わせ、町の整備も進められてきした。
  2017年4月
   ・役場の町内への移転
   ・JR浪江駅再開(浪江-小高間運転再開)
  2016年6月
   ・町内の復興公営住宅完成
  2018年1月
   ・町内で成人式(以上(14))
  2018年2月
   ・同町の伝統の祭り浪江町請戸地区の「安波祭」が7年ぶりに復活し、「請戸の田植踊」が奉納された(15)。
福島の綺麗な女性(田植え踊りの踊り手)
 ※(16)を転載
 図―2 「請戸の田植踊」が奉納した福島県の綺麗な女性

  2018年4月
   ・こども園、小中学校再開
  2018年7月
   ・野馬追再開(以上(17))
 野馬追は浪江町だけでなく福島県沿岸部北部で行われる神事で、鎌倉時代から続く伝統行事です(18)。
  2018年9月27日
   ・「ふたばワールド2018inなみえ」が開催(19)
  2018年10月1日
   ・「うけどん」がイメージアップキャラクターに就任(20)
  2018年11月24・25日
   ・十日市祭
  2018年12月19日
   ・イルミネーション点灯開始(2019年1月31日で店頭)(以上(21))
  2019年1月12日 避難指示解除後、2度目の町内での成人式(2)(3)。
浪江町の綺麗な女性
  ※(22)をキャプチャー
  図―3 成人式で誓いの言葉を述べる女性(図―2と同一人物) 


 避難指示解除後2度目の成人式は開けたようですが、厳しい状況が続いています。
帰還が進まない浪江町
 ※1 帰還者は(23)による。
 ※2 新規移住者は浪江町在住者(24)(25)―帰還者(23)で計算
 図―4 浪江町在住者

避難指示は解除されましたが、帰還は進んでいません。12月末時点で
 対象 20,509人中631人(4)(全体の3%)
で、なかなか帰還が進みません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 図―2、3に登場する女性は仙台の大学に通う2年生です(2)。彼女は避難先でも浪江松請戸に伝わる踊りを続けたりしています(26)。彼女が小学6年生であった2011年3月11日に、彼女の学校も津波に襲われました。上級生が下級生の手を引き、渋滞の車列をすり抜けて、西にある大平山をめざした。全員が50分かけて山にたどり着いた直後、津波が街に押し寄せた。町の死者・行方不明者は180人を超ました。
 6キロ南にある東京電力福島第一原発が爆発したのは、その翌日。横山さんは祖父母の行方が分からないまま、ふるさとからの避難を強いられたそうです。そんな体験を紙芝居して小学生に伝える活動もしています(27)。福島復興に積極的に携わろうとしている福島の女性の一人だと思います。
 NHKの喧伝(22)には無いのですが、「新しい町づくりには若い力が必要不可欠。」との成人式での浪江町町長の言葉に「直接復興に携われなくても町の伝統や歴史を受け継ぎ伝えたい」と、浪江町の復興には直接には携われない旨を明言しています。彼女は浪江町に帰らないようです。仕方がない事です。彼女が住んでいる宮城は航空機モニタリングのデータ(7)を見る限り、汚染は観測されていません。わざわざ汚染された浪江に戻ることはないと思います。この思いは他の福島の皆様も同じだと思います。
 福島県鏡石町産米の全量全袋検査数が13万件を超えました(28)。同町は人口約1.2万人の町なので(29)、町民が食べるには充分な量です。同町辺りのお米はおいしく・安全・安心だそうです(30)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(31)。でも、福島県鏡石町のスーパーのチラシには福島産米はありません。
 他県産はあっても福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ
※(32)を引用
 図―5 福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県鏡石町の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)避難指示区域の解除について | 浪江町ホームページ
(2)<成人式>復興、伝統、支える力に 福島・浪江 | 河北新報オンラインニュース
(3)家族、恩師に感謝 浪江で成人式 | 県内ニュース | 福島民報
(4)町民の避難状況(平成30年12月31日現在) - 浪江町ホームページ
(5)浪江町 - Wikipedia
(6)福島第一原子力発電所 - Wikipedia
(7)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(8)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(9)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(10)DASH村 - Wikipedia
(11)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(12)福島県立浪江高等学校 - Wikipedia
(13)一級国道 - Wikipedia
(14)浪江町の歴史4(復興創生期) | 浪江町ホームページ
(15)日テレ、浪江町で7年ぶり「請戸の田植踊」
(16)めげ猫「タマ」の日記 2018年は女の子しか生まれない福島県飯舘村
(17)平成30年度上半期の話題 | 浪江町ホームページ
(18)相馬野馬追 - Wikipedia
(19)復興庁 | ふたばワールド2018 inなみえ(福島県双葉郡浪江町)[平成30年9月29日]
(20)福島)浪江町の「うけどん」、イメージアップキャラ就任:朝日新聞デジタル
(21)平成30年度下半期の話題 | 浪江町ホームページ
(22)浪江町で成人式 再会を喜ぶ|NHK 福島県のニュース
(23)町民の避難状況 - 震災・原発事故からの復興 - 浪江町ホームページ
(24)広報なみえ - 浪江町ホームページ
(25)浪江町ホームページ トップページ
(26)東日本大震災6年 いつかふるさとで会おう | 1面の記事から | 朝日中高生新聞 | 朝日学生新聞社 ジュニア朝日
(27)ふるさとを、津波を 紙芝居で伝える女子大生 震災7年:朝日新聞デジタル
(28)ふくしまの恵み
(29)鏡石町公式ホームページ[福島県]
(30)特産品 - すかがわ岩瀬 | JA夢みなみ
(31)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(32)鏡石店 – イオンスーパーセンター公式ウェブサイト

1月17日追記

 浪江町成人式典で「成人の誓い」の全文が報じられました(A1)。最後の部分を引用します。
「進学や就職によって浪江町の復興に直接かかわることができなくても、町のことを伝え、受け継いでいくことはできます。離れた土地に住んでいるからこそできることも、たくさんあるのではないでしょうか。
今後はわたしたちが経験した命の尊さやひとへの思いやり、ひとつひとつの出会いを大切にできる新成人を目指す決意を申し上げ、近いの言葉といたします。」

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(A1)新成人の声3 福島県浪江町・横山和佳奈さん | LOVE&HOPE~ヒューマン・ケア・プロジェクト~ - TOKYO FM 80.0MHz
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