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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月16日発表)―福島サワラはND、岩手はセシウム―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。1月16日に2018年9月14日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が124日遅れで発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先回に続き今回もしっかりセシウム入り汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数 820件中21件の基準超え
  ②平均は、1キログラム当たり7.3ベクレル、最大510ベクレル(群馬県産クマ)。
事故から7年10ヶ月以上が過ぎて見つかるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(1月16日発表)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 今回の発表を解析すると
 ・福島サワラはND、岩手はセシウム
 ・汚染の酷い最大産地を検査せずに、福島産ニラは検査で安全を確認と主張する福島県
 ・上昇する伊達市産の柿のセシウム
などの特徴が読み取れ福島産は安全とは言えません。

1.福島サワラはND、岩手はセシウム
 福島県の検査で福島産サワラからセシウムが見つからなかったと発表がありました(8)。以下にサワラの検査結果を示します。
隣県では見つかっても福島産からはみつからないサワラのセシウム
 ※1 (1)を各県の検査を集計。
 ※2 NDは検出限界未満(みつからない事)を示す
 ※3 日付は捕獲日
 図―2 サワラの検査結果

 図に示す様に、岩手、宮城、茨城、千葉産からはセシウムが見つかっています。先回の発表では岩手産から見つかっています(9)。一方で、福島県が検査した福島産サワラからセシウムが見つかっていません。厚生労働省の発表(1)を数えると111件連続で検出限界未満(ND)です。海は繋がっているのに、汚染源がある福島産から見つからないとはおかしな話です。厚生労働省の発表(1)を見ると、サワラに限らず福島産農水産物の全ての出荷前検査は福島県農林水産部に属する福島県農業総合センターです(9)。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

2.汚染の酷い最大産地を検査せずに、福島産ニラは検査で安全を確認と主張する福島県
 福島を代表する冬野菜にニラがあります(10)。福島県伊達市が福島県最大の産地です(11)。以下に示します。
汚染が酷い伊達市産ニラを検査しない福島県
 ※1(12)の数値データを元に(13)に示す手法で1月1日時点に換算
 ※2 旧避難区域は(14)による
 ※3 1個がニラの検査1件を示し(15)による。
 図―3 福島県伊達市

 図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベル(16)を超える地域が広がっています。同市は旧避難区域に隣接し、市内には特定避難勧奨地点が設定されました(14)。福島のニラは避難地域にならかた地域としては最も汚染が酷い福島県伊達市が最大産地です。確り検査して欲しいのですが、福島県は図に示す通り検査していません。それでも、福島県は福島産ニラは検査で「安全」を確認したと主張しています(18)。

3.上昇する伊達市産の柿のセシウム
 福島県伊達市は柿の最大産地でもあります(11)。伊達市産柿から1キログラム当たり49ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(19)。以下に検査結果を示します。
上昇に転じた福島県伊達市産柿のセシウム含有量
 ※1 (1)を集計。
 ※2 NDは検出限界未満(みつからない事)を示す
 ※3 日付は収穫日
 図―4 福島県伊達市産柿の検査結果

 2017年は検査がされていないようですが、2016の最大値1キログラム当たり22ベクレルの倍以上の49ベクレルに跳ね上がりました。
 福島産は一度下がっても再び上昇することがあります。過去の検査結果は「安全」であったとしても、今は分かりません。
 さらに福島県伊達市の柿の主力は「渋柿」です(20)。渋抜きしないと食べれません。干し柿等にして「渋抜き」をすれば、水分が飛んでセシウムが凝縮されます。加工前は基準値未満でも後は分かりません。それでも福島県は福島産柿は安全だと主張しています。
福島産柿をPRする福島の綺麗な女性(ミスピーチ)
 ※(22)をキャプチャー
 図―5 福島の渋抜き後の柿をPRする福島の綺麗な女性


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・124日遅れで発表される検査結果
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・検査されていなくても検査で安全とされる福島産
 ・セシウム含有量が上昇する事がある福島産
 (=^・^=)は不安なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島県伊達市は福島県最大のイチゴの産地です(23)。今年からイチゴ狩りがはじまりました(24)
 伊達市イチゴ狩りをする可愛い女の子
※(25)を引用
 図―4 福島県伊達市のイチゴ狩りを報じる福島のローカルTV局(TUF)
 
 福島県伊達市はイチゴのの季節です。福島のイチゴは美味しいそうです(26)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張してます(17)。でも、福島県伊達市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
 他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県伊達市のスーパーのチラシ
※(27)を引用
 図―5 福島産イチゴが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1101報)
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月15日発表)―茨城産ヒラメからセシウム、福島県検査は186件連続ND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:141KB)
(8)(7)中のNo91
(9)食品中の放射性物質の検査結果について(第1100報)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:1370KB)⇒No611」
(10)冬 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(11)福島県[伊達市]の農作物 | さやえんどう 夏秋きゅうり すもも 桃 ニラ 柿 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス
(12)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(13)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(14)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(15)品目から探す | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報を「野菜⇒な行⇒に⇒ニラ、ニラ(施設)で検索
(16)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(17)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(18)(17)中のやさい編 [PDFファイル/173KB]
(19)(7)中のNo224
(20)あんぽ柿 – だてめがね
(21)(17)中のくだもの編 [PDFファイル/196KB]
(22)銀座で「あんぽ柿」収穫|NHK 福島県のニュース
(23)福島県[伊達市]の農作物 | さやえんどう 夏秋きゅうり すもも 桃 ニラ 柿 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス
(24)イチゴ狩り園開園 道の駅伊達の郷りょうぜん隣接 | 県内ニュース | 福島民報
(25)Nスタふくしま20190118 - YouTube
(26)松葉園 - 丁寧に育てたおいしいいちご[福島県伊達市]
(27)西友保原店 - 店舗詳細|SEIYU
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  1. 2019/01/19(土) 19:46:37|
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