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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月18日発表)―宮城産マダラからセシウム、福島産は404件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。1月18日に2018年9月28日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が112日遅れで発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数803件
  ②平均は1キログラム当たり1ベクレル、最大74ベクレル(岩手県産シカ)

 基準超はありませんが、今回の発表を解析すると
 ・宮城産マダラからセシウム、福島産は404件連続ND
 ・福島市でイチゴ狩り、検査はしていないけど、福島県は検査で安全を主張
 ・上昇する福島県磐梯町産クルミのセシウム
などの特徴が読み取れ福島産は安全とは言えません。

1.宮城産マダラからセシウム、福島産は404件連続ND
 宮城県の検査で宮城産マダラからセシウムが見つかったと発表がありました(7)。以下にマダラの検査結果を示します。
他では見つかっても福島産マダラからは見つからないセシウム
 ※1 (1)を各県の検査を集計。
 ※2 NDは検出限界未満(みつからない事)を示す
 ※3 日付は捕獲日
 図―1 マダラの検査結果

 図に示す様に、宮城だけでなく北海道、青森、岩手、宮城からもセシウムが見つかっています。一方で、福島県が検査した福島産マダラからセシウムが見つかっていません。厚生労働省の発表(1)を数えると404件連続で検出限界未満(ND)です。海は繋がっているのに、汚染源がある福島産から見つからないとはおかしな話です。厚生労働省の発表(1)を見ると、マダラに限らず福島産農水産物の全ての出荷前検査は福島県農林水産部に属する福島県農業総合センターです(8)。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

2.汚染の酷い主要産地を検査せずに、福島産イチゴは検査で安全を確認と主張する福島県
 福島県福島市では今、イチゴ狩りが楽しめます(9)。小さいお子さんもだべるので確り検査して欲しいと思います。
  伊達市イチゴ狩りをする可愛い女の子
 ※(10)をキャプチャー
 図―2 福島でイチゴ狩りをする可愛い女の子

 以下に、検査状況を示します。
事故から7年10ヶ月過ぎて汚染されている福島
 ※1(11)の数値データを元に(12)に示す手法で1月1日時点に換算
 ※2 旧避難区域は(13)による
 ※3 1個がイチゴの検査1件を示し(14)による。
 図―3 福島県のイチゴ検査状況

 福島県福島市は福島県3位のイチゴ産地です(15)。図に示しように両市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(16)地域が広がっています。福島のイチゴの主要産地は8シーズン連続で汚染されたままです。図に示す様に福島県は福島市のイチゴを検査していません。それでも、福島県は福島産イチゴの安全を検査で確認したと主張しています(17)。
 福島県の発表(18)から、福島市の葬式数を集計してみました。
 事故前年(2010年1月から11月)2,590人
 昨年(2018年1月から11月)  3,008人
で16.1%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約5千万分の1でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(19)による。
有意差検定表

 福島県にあるひらた中央病院は、福島産野菜を許容するか否かのアンケート結果を公表しています。以下に示します。
 表―2 福島産を許容すかのアンケート結果
 ※ (20)を集計
郡山・三春で許容される福島産米
 
 福島産野菜を許容するか否かは地域によって差があります。表に示す通り、相馬市や南相馬市では全体の4分3近い方が福島産野菜を避けています。イチゴが野菜か否かは議論があると思いますが(21)、当然ながら相馬市・南相馬市の皆さんは避けていると思います。相馬市のイチゴ生産量は福島県10位(22)、南相馬市は12位(23)です。福島県は13市(24)なので共にイチゴ栽培が盛んと言えません。相馬・南相馬市の皆様は福島産を避けておりイチゴ栽培も盛んではありません。相馬市・南相馬市の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年1月から11月)1,190人
  昨年(2018年1月から11月)  1,217人
で殆ど変りません。
 イチゴ栽培が盛んな福島市では葬式が有意に増えていますが、イチゴ栽培が盛んでなく福島産を避ける方が多い相馬市・南相馬市では葬式は有意には増えていません。
 福島産は汚染され、葬式が増えた産地を避けた検査で「安全」とされ出荷されます。

3.上昇する福島県磐梯町産クルミのセシウム
 以下に福島県磐梯産クルミのセシウムの検査結果を示します。 
上昇する磐梯町産クルミのセシウム
 ※1(1)をて集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは収穫日
 図―4 福島県磐梯産クルミの検査結果

 図に示す様に上昇傾向を示しています。
  福島産は一度下がっても再び上昇することがあります。過去の検査結果は「安全」であったとしても、今は分かりません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・122日遅れで発表される検査結果
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・汚染が酷く葬式が増えている産地の検査してなくとも、検査で安全とされる福島産
 ・セシウム含有量が上昇する事がある福島産
 (=^・^=)は不安なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 本文に記載通り、福島はイチゴの季節です。福島県は福島産イチゴの安全を主張しています。福島のイチゴは美味しいそうです(25)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産イチゴがありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(26)を引用
 図―5 福島産イチゴが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1103報)
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月17日発表)―セシウム汚染食品が市場流出、118日間発表しません―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:629KB)⇒No2750
(8)農林水産部 - 福島県ホームページ
(9)いちご狩り2019 – 一般社団法人福島市観光コンベンション協会公式ページ
(10)イチゴ狩り園開園 道の駅伊達の郷りょうぜん隣接 | 県内ニュース | 福島民報
(11)Nスタふくしま20190118 - YouTube
(12)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(13)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(14)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(15)品目から探す | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報を「野菜⇒あ行⇒い⇒イチゴ、イチゴ(施設)で検索
(16)福島県[伊達市]の農作物 | さやえんどう 夏秋きゅうり すもも 桃 ニラ 柿 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス
(17)福島県[福島市]の農業 | 耕種(農作物)/畜産 | 農業産出額と順位 | 強み | 市町村 | ジャパンクロップス
(18)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(20)福島県の推計人口(平成30年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(21)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月9日発表)―茨城県産スズキからセシウム、福島産は75件連続(ND)―
(22)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(23)いちごやメロンは野菜なの? 果物コラム
(24)福島県[相馬市]の農作物 | 穀物 野菜 果物 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス
(25)福島県[南相馬市]の農作物 | ブロッコリー | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス
(26)市区町村プロフィール 福島県
(27)松葉園 - 丁寧に育てたおいしいいちご[福島県伊達市]
(28)2019年1月20日(日)発行の鎌倉屋折込チラシ
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  1. 2019/01/23(水) 19:49:53|
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