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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島産コモンカスベから161(Bq/kg)のセシウム、福島県検査は86件連続ND

 福島県漁連は1月31日に福島県沖で捕獲したコモンカスベから国の基準(1キログラム当たり100ベクレル(1))を超える161ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表しました(2)(4)。一方で、厚生労働省は福島県の発表(5)(6)を数えると、2018年8月以降の漁獲分で86件連続で検出限界未満(ND)です。福島県の検査で検出限界未満(ND)であっても、基準値以下は担保されません。
 東京電力は事故前には、原発は五重の壁に守られており放射能漏れはないと主張していました(7)。
5重の壁を喧伝していた東京電力
 ※(7)を引用
 図―1 5重の壁で安全を主張する東京電力の2010年7月14日付資料

 でも、福島原発事故では全てが壊れてしまい、大変な放射能漏れを起こしました。
 福島第一原発には幾つもの排水路があります。以下に示します。
  福島第一原発では幾つかの排水路があります。以下に示します。
福島第一構内から海に続く福島第一排水路
 ※(8)にて作成
 図―2 福島第一排水路

以下に各排水路のセシウム137濃度を示します。
法定限度を超えて汚染されている排水が流れる福島第一排水路
 ※1(8)にて作成
 ※2 法定限度は(9)による。
 図―3 福島第一排水路のセシウム137

 図に示すように事故から8年近くになりますが、法定限度を超えるセシウムに汚染された排水が排水路を通じて福島の海に流れ続けています。福島の海の汚染は続いています。
 それでも福島県沖の海産物は「安全」だとして(10)、「試験操業」との名称で「漁」が行われています。ただし、採れた魚は福島の漁師さんの組合である福島県漁連が抜き取りで検査をします(3)。
 福島県漁連は1月31日に福島県沖で捕獲したコモンカスベから国の基準値の1キログラム当たり100ベクレル(1)を超える161ベクレルのセシウムが検出されたと発表しました(2)(4)。
広野町でとれたコモンカスベから、放射性物質が検出と発信するNHK
 ※(4)をキャプチャー
 図―4 福島でとれたコモンカスベから、放射性物質が検出と発信するNHK

 以下に2018年8月以降に採れた福島産コモンカスベの検査結果を示します。
福島県の検査ではNDでの県漁連の検査では基準町の福島産コモンカスベ
 ※1(3)(4)(5)(11)を集計
 ※2 凡例中の県漁連は福島県漁連を略した
 ※3 NDは検出限界未満(みつからない事)を示す
 ※4 日付けは捕獲日
 図―5 福島産コモンカスベの検査結果

 図に示す通り、福島県の検査では2018年以降は全てが検出限界未満(ND)です。厚生労働省や福島県の発表(4)(5)を数えると86件連続です。結果が全く会いません。どちらかが間違っています。
以下にスズキの検査結果を示します。
他県や県漁連の検査では見つかっても福島県の検査では見つからないスズキのセシウム
 ※1(4)(5)(11)を各県が実施した検査について集計
 ※2 宮城、茨城、千葉、福島は各県産で集計
 ※3 県漁連は福島県漁連の略で、検査対象は福島産
 ※4 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※5 日付けは捕獲日
 ※6 淡水は除く
 図―6 スズキの検査結果

図に示しように宮城、茨城、千葉の各県が自県産を検査するとそこそこセシウムが見つかります。同じく福島県漁連が実施したスズキの検査ではセシウムが見つかっています。一方で福島県が検査したら、厚生労働省の発表(5)を数えると2018年以降で81件連続で検出限界未満(ND)です。同じ、福島産スズキなのに結果が会いません。隣県(宮城、茨城、千葉)のスズキからはセシウムが見つかって、福島県漁連の検査で高く見つかっています。汚染源は福島にあるので、高く出て当然です。福島県漁連の検査は隣県の検査結果と整合性がありますが、福島県の検査は整合性がありません。
 福島県の検査は他に比べ低く出る検査です。厚生労働省の発表(5)を見るとスズキやコモンカスベをはじめとする福島産農水産物の出荷前検査は福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(12)が実施しています。中立性に疑問があります。
 図―5に示す様に福島県の検査で検出限界未満(ND)であっても、基準超が見つかります。福島県の検査は例え結が検出限界未満(ND)であっても、基準値以下であることを担保しません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 実際には基準超があっても、検査結果が全て検出限界未満(ND)とでる福島県の検査はデタラメ以外のな物でもありません。当然ならが、福島県の検査結果がどのようなものであれ、福島産が「安全」を証明するものではありません。それでも、福島県は福島産は「安全」だと主張しています(10)。
 それでも、千葉県市川市が学校給食に福島産米を使用するそうです。
千葉県市川市が福島産米を学校給食に使用すると報じる福島県の地方紙・福島民報
 ※(18)を2月1日に閲覧
 図―7 千葉県市川市が福島産米を学校給食に使用すると報じる福島県の地方紙・福島民報

 千葉県市川市の皆様には注意して欲しいと思います。福島の皆様は福島産をどのように見ているをお示ししたいと思います。
 1月に入り、福島はイチゴの季節になりました(12)。福島県会津若松市では今、イチゴ狩りが楽しめます(14)。同市辺りのイチゴは身の詰まったしっかりした食感で、食べると果汁が溢れるそうです(15)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(16)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(17)を引用
 図―7 福島産イチゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県会津若松市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(2)コモンカスベから基準超セシウム 全量出荷停止 福島・広野沖 | 河北新報オンラインニュース
(3)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです
(4)(3)中の漁協によるスクリーニング検査結果 ⇒いわき地区 
(5)報道発表資料 |厚生労働省
(6)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(7)エネルギー館リニューアルオープン - 東京電力
(8)2019年のアーカイブ - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社⇒2019年1月31日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第62回事務局会議)⇒【資料3-6】 環境線量低減対策(9.57MB)
(9)周辺の分析結果ー分析結果 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社
(10)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(11)(3)中の漁協によるスクリーニング検査結果 ⇒相馬双葉地区  
(12)農林水産部 - 福島県ホームページ
(13)福島民報
(14)フルーツランド北会津
(15)いちご | JA会津よつば
(16)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(17)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
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  1. 2019/02/03(日) 19:46:25|
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