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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2月4日発表)―岩手県産ブリからセシウム、福島産は165件連続ND ―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。2月4日に2018年11月30日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が2ヶ月以上の遅れで発表になりました(3)。まとめてみたので、お買い物の参考になればいいかなと思います。先回に続き今回もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。しかも基準超です。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数727件中11件の基準超え
  ②平均は、1キログラム当たり31.2ベクレル、最大10,000ベクレル(福島県産イノシシ)。
事故から8年近く経てセシウム汚染食品が見つかる福島産
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
   ※3 基準超えは全てが野生キノコ
 図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2月4日発表分)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

今回の発表から
 ・岩手県産ブリからセシウム、福島産は165件連続ND
 ・汚染が酷い最大産地を検査せずに、福島産ニラは検査で安全と主張する福島県
 ・上昇する福島県田村市産イノシシのセシウム
などの特徴が読み取れ福島産は安全とは言えません。

1.岩手県産ブリからセシウム、福島産は165件連続ND
 岩手県が検査した岩手産ブリからセシウムが見つかったと発表がありました(7)。以下にブリの検査結果を示します。
他県産では見つかっても福島産ブリからは見つからないセシウム
 ※1(1)を各県が実施した検査について集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―2 ブリの検査結果


 岩手県産だけでなく、各県が検査した宮城産、茨城産、千葉産からも見つかっています。でも、福島県が検査した福島産ブリからは見つかっていません。厚生労働省の発表(1)を数えると、2015年以降は165件連続で検出限界未満(ND)です。海が繋がっているのに汚染源がある福島産だけから見つからない等はおかしな話です。ブリ等の福島産農水安物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると、全てを福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(8)で実施しています。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低くでる検査で「安全」とされ、出荷されます。

2.汚染が酷い最大産地を検査せずに、福島産ニラは検査で安全と主張する福島県
 福島を代表する冬野菜にニラがあります(9)。検査状況を以下に示します。
伊達市産が検査されていない福島のニラ
 ※1(10)の数値データを元に(11)に示す手法で2月1日時点に換算
 ※2 旧避難区域は(12)による
 ※3 1個がニラの検査1件を示し(13)による。
 図―3 福島産ニラの検査状況

 図に示しように福島では国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(14)地域が広がっています。
 福島県のニラの最大産地は伊達市です(15)。図に示す様に汚染されています。しかし検査はされていません。それでも、福島県は福島産ニラは検査で「安全」が確認されたと主張しています(17)。
 福島産は汚染が酷い主要産地を避けた検査で「安全」とされ、出荷されます。

3.上昇する福島県田村市産イノシシのセシウム
 福島県田村市産イノシシから1キログラム当たり10,000ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(18)。以下にこれまでの検査結果を示します。
上昇する福島県田村市産イノシシのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(みつからない事)を示す。
 ※3 日付は捕獲日
 図―4 福島県田村市産イノシシの検査結果

 図に示す様に突然の急上昇です。
 福島産のセシウム含有量は上昇することがあります。過去の検査結果は「安全」であったとしても、今は分かりません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・2ヶ月以上遅れで発表される検査結果
 ・他所より低くでる検査で安全とされ出荷される福島産
 ・汚染が酷い主産地を検査しなくても、検査で安全とされ出荷される福島産
 ・セシウム含有量が上昇する事がある福島産
 (=^・^=)は不安なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島県いわき市産米の全量全袋検査が約47万件に達しました(19)。同市は人口約34万人なので(20)、とりあえず市民が食べるには充分な量です。同市のお米は「Iwaki Laiki」、美味しいお米です(21)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(22)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(23)を引用
 図―5 福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1112報)
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月31日発表)―宮城県沖タチウオからセシウム、福島産は107件連続ND ―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)⇒1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:142KB)⇒No21
(8)農林水産部 - 福島県ホームページ
(9)冬 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(10)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日~11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(11)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(12)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(13)品目から探す | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報を「野菜⇒な行⇒に⇒ニラ、ニラ(施設)で検索
(14)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(15)福島県[伊達市]の農作物 | さやえんどう 夏秋きゅうり すもも 桃 ニラ 柿 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス
(16)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(17)(16)中のやさい編 [PDFファイル/173KB]
(18)(3)⇒2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:142KB)⇒No349
(19)ふくしまの恵み
(20)地区別世帯数・男女別人口 | いわき市役所
(21)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(23)HOME - 新鮮安い食品スーパーマルト

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