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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

避難指示解除の飯舘村、村内在住者一人当たりの予算は1,385万

 2017年3月31日に避難指示が解除された福島県飯舘村(1)の2019年度予算は143.2億円です(2)。村内在住者は1,034人なので(4)、一人当たり1,385万円です。福島市は一人当たり43万円なので、約32倍です。
 福島事故後に二種類の避難地域が設定されました。一つは福島第一20km圏内に設定された「警戒区域」です。ここは事故直後の2011年3月12日に避難指示がだされており、多くの方が被ばくを免れました。もう一つが事故後にしばらくして放射線量が高い事が分かり設定されら「計画的避難区域」です。飯舘村の全域と葛尾村の大部分が計画的避難区域になりましたが、避難区域設された他の市町村は大部分は「警戒区域」です(1)(5)さらに飯舘村のおおよその避難が完了したには事故から3ヶ月以上過ぎた2011年6月22日です。飯舘村はいわば逃げ遅れた避難区域です。以下に位置を示します。 
事故から8年を経て汚染されている福島
 ※1(6)のデータを元に(7)に示す手法で3月1日に換算
 ※2 避難区域は(5)による。
 図―1 福島県飯舘村

 事故から8年になりますが、図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超(8)えた地域が広がっています。飯舘村は今も汚染されたままです。
 以下に各年3月から1年間の飯舘村の赤ちゃん誕生数を示します。 
事故後に女の子が多く生まれるようになった飯舘村
 ※1(9)を集計
 ※2 各年3月からの1年間、ただし2018年3月~は19年1月まで
 図―2  福島県飯舘村の赤ちゃん誕生数

 図に示す様に事故後は女の子が多く生まれています。2011年3月以降に生まれた赤ちゃんを集計すると
 男の子 177人
 女の子 216人
で、女の子が多くなっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的な差があるとさえる5%(10)を下回まわる4.9%でした。通常は男の子が多く生まれるので(11)異常な事態です。
 以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(12)による。
有意差検定表

 福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島の綺麗な女性
 ※(13)をキャプチャー
 図―3 福島の綺麗な女性

 でも喜んでばかりはいられないようです。放射性影響研究所は広島や長崎の原爆投下で遺伝的な影響が生じていない根拠の一つに「赤ちゃんの男女比に異常が起きていない。」事をあげています(14)。それでも安倍出戻り内閣は「安全」であるとし、避難指示を解除しました(1)(5)。そしてそれなりのお金が投入されました。以下に飯舘村の予算額を示します。
事故後に急に増えた飯舘村予算
 ※(2)(15)で作成
 図―4 飯舘村の予算額

 福島県の発表(15)を集計すると、復興予算額は2018年度までの累積で384億円です。
 これとは別に除染や特定復興再生拠点等の国の直轄事業があります(16)(17)。それでも帰還は進んでいません。
 住民が戻らない福島県飯舘村
※(3)にて作成
 図―5 飯舘村の居住状況
 
避難指示解除1年11ヶ月の2019年3月1日時点での村内在住者は
 対象 5,685人中1,034人(18%)(2)
村内に住んでいる方は全体の18%です。
 飯舘村の2019年度の予算は143.2億円です。村内在住者一人当たり1,385万円(1422000万÷1034)です。
 福島市の2019年度予算は1,234.5億円です(18)。同市の人口は288,131人なので(19)、一人当たり43万円(12345000万÷288131)なので、福島市約32倍です。
 全くの仮定ですが飯舘村にお住まいの方が帰還せずに福島市等に住んでいるとしたら約4億(43万円×1034)で済みます。すなわち139億円のお金が要らならくなります。汚染地帯に住民を住まわすことは極めてお金がかかります。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島原発事故は加害事故です。国にも責任があります(20)。戻りたい方がいるなら、かなりの費用が要しても国は戻れるようにする責務があると思います。図―1に示す様にい飯舘村は国が除染が必要だとするレベルを超えて汚染されています。だったら、避難生活を続けたい方が避難を継続でいるようにするのも同様に行政の責務だと思います。ところが今月末で飯舘村からの避難者への住宅支援が打ち切られます(21)。飯舘村からの避難者で仮設、公的宿舎、借り上げ住宅に住んでいる方は434世帯です。月9万円、年間108万円としても48,872万円です。139億円に比べたらかなりの小額です。それでも行政は出そうとしましません。このような行政では福島の皆様は不安だと思います。
 飯舘村と同じく、2017年3月末に避難指示が解除された福島県川俣町山木屋(5)で養豚場が復活しました(22)。そこの豚肉は美味しいそうです(23)。福島県は福島産豚肉は「安全」だと主張しています(24)。でも、福島県川俣町のスーパーのチラシには福島産豚肉はありません。
他県産はあっても福島産豚肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ
 ※(25)を引用
 図―6 福島産が無い福島県のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)飯舘村 - Wikipedia
(2)飯舘村予算案 過去2番目の規模|NHK 福島県のニュース
(3)平成31年1月1日現在の村民の避難状況について - 飯舘村ホームページ
(4)(3)中の平成31年3月1日現在の村民の避難状況 [PDFファイル/59KB]
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(7)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)福島県の推計人口(平成31年2月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(10)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(11)出生性比
(12)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(13)ローカルTime FNN被災地発..
(14)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 ? 公益財団法人 放射線影響研究所 RERF
(15)市町村当初予算の概要 - 福島県ホームページ
(16)除染特別地域(国直轄除染)の概要・進捗|除染情報サイト:環境省
(17)復興庁 | 特定復興再生拠点区域復興再生計画
(18)福島市:新年度予算案 一般会計1234億円 除染関連費が減少 /福島 - 毎日新聞
(19)福島市の推計人口(平成31年) - 福島市
(20)東京新聞:原発事故 国の責任4度目認定 東京地裁「自主避難は合理的」:社会(TOKYO Web)
(21)福島:不透明な住まい確保 2町除き仮設住宅19年度まで - 毎日新聞
(22)福島県 「家賃限度9万円に 福島県、借り上げ住宅基準緩和」 - 新建東日本大震災復興支援会議
(23)グローバルピッグファーム株式会社 » Blog Archive » 直営農場本場の再開および柳津農場工事開始のお知らせ
(24)和豚もちぶた|製品・サービス|グローバルピッグファーム株式会社
(25)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(26)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
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  1. 2019/03/07(木) 20:10:27|
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