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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(3月15日発表)―福島産佃煮からセシウム、福島県検査はND ―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。3月15日に2月15日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が1ヵ月の遅れで発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先回に続き今回もしっかり入り食品が見つかっています(4)。しかも基準超です。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数522件中13件の基準超え
  ②平均は、1キログラム当たり6ベクレル、最大530ベクレル(栃木県産イノシシ)。

事故から8年以上経て見つかり続けるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
 図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(3月15日発表分)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

今週の発表から
 ・福島産佃煮からセシウム、福島県検査はND
 ・汚染が酷い最大産地を検査せずに、福島産春菊は検査で安全と主張する福島県
 ・福島県南相馬市産菌床シイタケから避難指示解除後最大のセシウム
などの特徴が読み取れ福島産は安全とは言えません。

1.福島産佃煮からセシウム、福島県検査はND
 川崎市の検査で、福島産佃煮からセシウムが見つかったと発表がありました(7)。以下に2012年以降の検査結果を示します。
川崎市の検査では見つかっても福島県の検査では見つからない福島産佃煮のセシウム
 ※1(1)を各県が実施した検査について集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは製造日ないし購入日
 図―2 福島産佃煮の検査結果

 図に示す様に川崎市の検査ではセシウムが見つかっているのですが、福島県が検査すると検出限界未満(ND)です。
 福島産は他よりも低くでる検査で「安全」とされ、出荷されます。

2.汚染が酷い最大産地を検査せずに、福島産春菊は検査で安全と主張する福島県
 またまだ寒い日い日々です。お鍋は美味しいまだ美味しいと思います。。鍋物に欠かせないのが春菊です。福島でも春菊が栽培されています(8)。検査状況を以下に示します。
伊達市産春菊を検査しない福島県 ※1(9)の数値データを元に(10)に示す手法で3月1日時点に換算
 ※2 旧避難区域は(11)による
 ※3 1個が春菊の検査1件を示し(12)による。
 図―3 福島産春菊の検査状況

 図に示しように福島では国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(13)地域が広がっています。
 福島県の春菊の最大産地は伊達市です(14)。図に示す様に汚染されています。しかし検査はされていません。それでも、福島県は福島産春菊は検査で「安全」が確認されたと主張しています(16)。
 福島産は汚染が酷い主要産地を避けた検査で「安全」とされ、出荷されます。

3.福島県南相馬市産菌床シイタケから避難指示解除後最大のセシウム
 福島県南相馬市産菌床シイタケからセシウムが見つかったと発表がありました(17)。以下に検査結果を示します。
2016年7月以降で過去最高を記録した南相馬市産菌床シイタケのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(みつからない事)を示す。
 ※3 日付は収穫日
 図―4 福島県南相馬市産菌床シイタケの検査結果

 同市は2016年6月にほぼ全域で避難指示解除されました。図に示す様に避難指示後の最高です。
 福島産のセシウム含有量は上昇することがあります。過去の検査結果は「安全」であったとしても、今は分かりません。
 同市産シイタケについては2017年12月に
「昨年6月、県の検査で放射性物質が検出されず」
と、あたかも全てが検出限界未満(ND)のように報じられています(18)。でも、報道以前の2017年6月の検査でセシウムが見つかっています(19)。福島産はセシウムが見つからない事は報じられても、見つかった事は報じられません。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・一ヶ月の遅れで発表される検査結果
 ・他所より低くでる検査で安全とされ出荷される福島産
 ・汚染が酷い主産地を検査しなくても、検査で安全とされ出荷される福島産
 ・セシウムが上昇する事がある福島産
 (=^・^=)は不安なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島県棚倉産米の全量全袋検査数が14万件を超えました(20)。同町は人口約1万人の町なので(21)、町民が食べるには充分な量です。同町辺りのお米はおいしいお米です(22)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(23)。でも、福島県棚倉町のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―5 福島産米が無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1122報)
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(3月12日発表)―基準超を見つけられない福島県の検査―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)⇒1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:727KB)⇒No2655
(8)特産品情報 | 地区別くらし情報 伊達地区 | JAふくしま未来
(9)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成30年9月6日~11月15日測定) 平成31年03月08日 (KMZ, CSV)」
(10)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2018年)
(11)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(12)品目から探す | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報を「野菜⇒さ行⇒し⇒シュンギク、シュンギク(施設)で検索
(13)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(14)福島県[伊達市]の農作物 | さやえんどう 夏秋きゅうり すもも 桃 ニラ 柿 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス
(15)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(16)やさい編 [PDFファイル/173KB]
(17)(3)⇒2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:108KB)⇒No241
(18)【起き上がり小法師】〔南相馬・しいたけ農業〕産地再生へ愛情注ぐ:東日本大震災6年9カ月特集:福島民友新聞社 みんゆうNet
(19)食品中の放射性物質の検査結果について(第1037報)⇒2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:837KB)⇒No9
(20)ふくしまの恵み
(21)トップページ | 棚倉町公式ホームページ
(22)みりょく満点ブランド|JA東西しらかわ
(23)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(24)エコス棚倉店

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  1. 2019/03/16(土) 19:50:37|
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