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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島のたった一人の入学式

 昨日(4月8日)に福島では一斉に小学校の入学式が行われました(1)。このうち明日(4月10日)に避難指示が解除される大熊町(2)や2017年4月に避難指示が解除された富岡町(3)の新1年生は共に1人でした(4)(5)。彼らは9年間、同級生がいない学校生活を送ると思います。
 福島は事故によって汚染されました。
事故から8年以上過ぎて汚染されている福島
 ※1(6)のデータを元に(7)に示す手法で4月1日に換算
 ※2 明日(4月10日)以降の避難区域は(2)(8)による。
 図―1 福島県大熊町と富岡町

 そして広範囲に避難指示がだされました(8)。事故から8年以上が経過しましたが、図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(9)地域が広がっています。それでも安倍出戻り内閣は「安全」だとして次々に避難指示を解除していきました。富岡町は2017年4月に(5)、大熊町の一部は明日(4月10日)に避難指示が解除されます。富岡町の小中学校は既に町内で再開しています(9)。大熊町は2022年の町内再開を計画しています(10)。
 昨日(4月8日)に福島では一斉に小学校の入学式が行われました(1)。大熊町や富岡町の小学校でも入学式が行われました(4)(5)。
大熊小学校の新入生は一人と発信するNHK
 ※(4)をキャプチャー
 図―2 大熊町の小学校入学式を報じる福島のローカルTV局(FTV)

 共に一人でした(4)(5)。
 今年の新1年生は2012年度生まれです。福島県の発表を見ると、2012年度に大熊町で生まれたお子さんは106人、冨岡町は109人です。避難指示解除されて、戻る子どもは100人に1人程度でしょうか。彼らは戻っても同級生がいない9年間を過ごすことになります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 こうした事情は他での一緒だと思います。4月5日に浪江町ではこども園の入園式がありました。新入園児は二人ですが、一人は福島市からの転入された方です(13)(14)。
浪江町に子供と越してきたお母さん
 ※1(14)をキャプチャー
 ※2 名称は(13)による。
 図―3 福島市から浪江町に子供を連れて引っ越した勇気ある女性(小林明恵さん)

 もともとの町民は一人でしょうか?浪江町のこども園は3歳からです(15)。すると2016年度生まれに該当しますが、福島県の発表(12)を集計すると、2016年度に浪江町民として生まれた子供は141人です。
 福島で避難指示が解除された市町村で、同級生無しの生徒が続発しそうです。福島県川内村は事故によって、大部分が緊急時避難区域(残りは警戒区域)に指定され(8)、全村が避難しました。ただし、2011年中には緊急時避難準備区域の指定は解除され、2012年4月には小中学校が再開されました。秋元千果さんは川内村の学校に戻りました(16)。でも、それから5年半(中学3年生の秋まで)同級生がいない学校生活が続きました。そして、昨年3月中学校を卒業しました。卒業式では泣いていました(17)。

中学校の卒業式で涙を流す秋元千果さん
 ※(17)を転載
 図―4 中学校の卒業式で涙を流す秋元千果さん

福島では同じような涙がながれそうです。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島県郡山市産米の全量全袋検査数は約126万件です。これは福島県随一です(21)。同市は人口約33万人なので(12)、市民が食べるには充分な量です。同市のお米はあさか舞といって美味しいお米だそうです(22)。安全なので学校給食に使われ、子供達に強制的にたべさせています(23)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―5 福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ


 (=^・^=)も福島県郡山市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1) 福島県・小中学校620校「入学式」 新入生が学校生活スタート:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)全町避難の福島・大熊町 10日の一部避難解除が正式決定 | 河北新報オンラインニュース
(3)富岡町 - Wikipedia
(4)ローカルTime FNN被災地発...
(5)<福島・富岡>小中学校 10人が入学、新たな一歩 | 河北新報オンラインニュース
(6)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(7)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(8)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(9)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(10)6.富岡町の状況 - 福島県ホームページ
(11)町立幼小中の今後について - 大熊町公式ホームページ
(12)福島県の推計人口(平成31年3月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(13)こども園2年目の春、2人入園 避難解除の浪江町 | 河北新報オンラインニュース
(14)浪江町 認定こども園で入園式|NHK 福島県のニュース
(15)平成31年度「浪江にじいろこども園」入園受付について | 浪江町ホームページ
(16)【被災地ニュース】先生とたった2人の卒業式。原発事故で全村避難した福島県川内村の川内小学校 - ウェブベルマーク・ブログ
(17)めげ猫「タマ」の日記 5年半・同級生無しの中学卒業、福島・川内村
(18)ふくしまの恵み
(19)郡山の味自慢「あさか舞」/郡山市公式ウェブサイト
(20)自主検査実施について | JA郡山市の米「あさか舞」(コシヒカリ・ひとめぼれ)
(21)イトーヨーカドー 郡山店
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  1. 2019/04/09(火) 19:44:15|
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