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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島産ヒラメ完全復活(2019年1-3月)・要注意

 各年1-3月の東京卸売市場への出荷量を調べたら
  2010年  9.6トン
  2011年  9.8トン(事故前の出荷分)
  2019年 29.4トン
と事故前の3倍近いヒラメが出荷されていました。
 福島第一原発では幾つかの排水路があります。以下に示します。
福島第一構内から海に続く福島第一排水路
 ※(1)にて作成
 図―1 福島第一排水路

 以下に各排水路のセシウム137濃度を示します。 
汚染排水が流れ続ける福島第一排水路
 ※1(1)にて作成
 ※2 法定限度は(2)による。
 図―2 福島第一排水路のセシウム137
 
 図に示す様に法定限度を超えるセシウム137で汚染された排水が度々、海に流れています。事故から8年1ヶ月以上が経過しましたが、福島の海は汚染され続けています。決してコントロールもブロックもされていません(3)(4)。
 以下に福島産ヒラメの検査結果を示します。
隣県や漁連の検査では見つかっても福島県の検査では殆ど見つからないヒラメのセシウム
 ※1 (5)(6)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 ()内は検査先、福島県漁連は「県漁連」と略した。
 図―3 ヒラメの検査結果

 福島県漁連のスクリーニング検査では国の基準・1キログラム当たり50ベクレル(7)を超える59ベクレルのセシウムが福島産ヒラメから見つかっています。福島以外のヒラメからもそこそこセシウムが見つかっています。一方で福島県が検査すると、福島産ヒラメからセシウムが見つからなくなります。厚生労働省や福島県の発表(4)(5)を数えると328件検出してセシウムが見つかったのは1件で、327件は限界未満(ND)です。他(他県や福島県漁連)が検査するとセシウムが見つかるのに、福島県の検査ではヒラメから殆どセシウムが見つかりません。
 ヒラメに限らず福島産水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表(4)を見ると、福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(8)で実施してます。中立性に疑問があります。 
 以下に各年1-3月の東京中央卸売市場への出荷量を示します。
事故前に比べ大幅に増えた福島産ヒラメの東京中央卸売市場への出荷量
 ※(9)を集計
 図―4 福島産ヒラメの東京中央卸売市場への出荷量(各年1-3月)

 図に示すように出荷量が事故前を大幅に超えています。数値を記載すると
  2010年  9.6トン
  2011年  9.8トン(事故前の出荷分)
  2019年 29.4トン
と事故前の3倍近いヒラメが出荷されていました。
 以下に東京中央卸売市場でにヒラメの出荷量に対する福島産の割合を示します。
25%に達した福島産ヒラメの東京中央卸売市場でのシェア
 ※(9)を集計
 図―5 福島産ヒラメの割合(シェア)(東京中央卸売市場、各年1-3月)

 数値を記載すると、 
 事故前(2010年1-2月) 9%
 今年(2018年1-3月) 25%
で、福島産のシェアは事故前より、今年の方が高くなっています。4匹に1匹は福島産ヒラメです。完全復活です。安全とは言えない福島産ヒラメが広く出回っています。注意が必要です。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 外食や加工食品では産地表示義務をまぬかれる場合があります(10)。福島産ヒラメに福島産米、福島産わさび(11)使ったお寿司でも福島産の表示義務はアリア船。さらにそれを福島産醤油(12)で食べても、福島産との表示義務はありません。刺身の盛り合わせに使われるヒラメや外食で食べるヒラメも産地表示義務はありません。小量でしたら気にしなくても良いかもしれませんが、4匹に1匹が福島産ヒラメでは要注意です。この気持ちは福島の皆様も同じだと思います。
 福島を代表する野菜にキュウリがあります。福島県伊達市は主要な産地です(13)。今年も出荷が始まりました(14)。同市産キュウリはきゅうり本来の旨味がギュッと詰まっています(15)。福島県は福島産キュウリは「安全」だと主張しています(16)。でも、福島県のスーパーのチラシには福島産はありません。
他県産はあっても福島産キュウリが無い福島県伊達市のスーパーのチラシ
 ※(17)を引用
 図―6 福島産キュウリが無い福島県伊達市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県伊達市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)2019年のアーカイブ - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社⇒2019年3月28日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第64回事務局会議)⇒【資料3-6】
環境線量低減対策

(2)周辺の分析結果ー分析結果 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社
(3)安倍首相「アンダーコントロール」のウソ|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
(4)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(9月2週)―安倍出戻り総理が世界に向かって「嘘」をつく-
(5)報道発表資料 |厚生労働省
(6)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです中の「漁協によるスクリーニング検査結果 ⇒相馬双葉地区  およびいわき地区 
(7)食品中の放射性セシウムスクリーニング法の一部改正について |報道発表資料|厚生労働省
(8)農林水産部 - 福島県ホームページ
(9)東京都中央卸売市場-統計情報検索中を「大分類⇒鮮魚、中分類⇒その他鮮魚類、品目(小分類)⇒ひらめ(国内)」で検索
(10)食品表示法等(法令及び一元化情報) | 消費者庁
(11)福島)伊達のワサビが出荷再開:朝日新聞デジタル
(12)福島県醤油醸造協同組合
(13)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(14)トピックス | JA夢みなみ
(15)伊達のきゅうり - 福島県伊達市ホームページ
(16)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(17)西友保原店 - 店舗詳細|SEIYU
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  1. 2019/04/23(火) 19:42:12|
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