明日(5月1日)から令和です(1)。多くの企業でシステム改修が行われたと思います(2)。一方で汎用のアプリケーション(例えばExcel)等は、開発元がアップデートしてくれないと対応できません。そこで、(=^・^=)のパソコンでテストしたのですが、対応していません。
お役所は原則は元号表記のようです(3)。(=^・^=)はよく厚生労働省が発表する食品中のセシウム検査結果を集計するのですが、これも元号表記です。

※(4)を引用
図―1 元号表記される公文書の日付
官房長官は元号について、「国民は西暦と自由に使い分けて良い」が「公的機関は元号を使い続けるべきだ」と語ったそうです(3)。いくら自由と言われても、国との文書のやり取りを皆無することはできません。いまは、手書きの文書よりはパソコン等で作成する文書が多いと思います。コンピュータシステムにも対応して欲しいと思います。このため、多くの企業ではシステムの改修が行われていると思います。
個人の場合は専用アプリケーションを使う方は稀だと思います。概ね汎用アプリケーションを使うと思います。企業が役所も使っていると思います。汎用アプリケーションには日付や時間を扱う物があります。その代表格がExcelだと思います。MaicroSoftは令和の扱いについて
「Microsoft ソフトウェアの自動更新を有効にしている場合は、新元号に対応するための更新プロセスが自動的にインストールされます」
と説明しています(5)。それで安心していました。明日から令和なので更新されているか確認してみました。
(=^・^=)の家には2台のパソコンがあります。一つはOffice 2007を、もう一台はOffice2016です。テストはOffice2016を搭載したパソコンで実施しました。
最初に「S64.1.6」および「昭和64年1月6日」と入力し、これをドラッグ・アンド・ドロップして(6)、平成が始まる1月8日(7)以降はHないし平成で表記されるかです。

※Offcie2016搭載パソコンで試験
図―2 昭和から平成への対応試験結果
図に示す様に確り対応しています。
次に「H64.5.27」および「平成31年5月27日」と入力し、これをドラッグ・アンド・ドロップして、令和が始まる5月1日(1)以降はRないし令和で表記されるかです。さらに、「R1.5.6」および「令和1年5月6日」と入力すると自動で右寄せになるかです。以下に結果を示します。

※Offcie2016搭載パソコンで試験
図―3 平成から令和への対応試験結果
図に示す様に対応はしていません。Microsoftは自動更新されると広報していますが、(=^・^=)のパソコンは今の所は更新されていません。多くの方のパソコンも同様だと思います。
またOffice2007については、Microsoftは
「Office 2007 をご利用いただきありがとうございます。 Office 2007 のサポートは終了しました。
最新の機能と、最新のセキュリティ更新プログラムを入手するには、最新バージョンの Office を入手することをお勧めします。」
と広報しています(8)。更新されるかわ不明です。厚生労働省は令和の他に例えば平成32年等の「平成」の表記も認めるそうです(9)。令和に対応しないパソコンがある以上は仕方がない処置だと思います。Office2007以前のパソコンが無くならない限り、令和と平成の混用が続きそうです。最初の1,2年は良いかもしれませんが、そのうち混乱しそうです。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
MicroSoft Ofiiceが普及しだしのはWindows3.1以降だと思います(10)。Windows3.1が発売されたのは1993年で(11)、既に平成になっていました。その意味では初めての改元です。Excelのような汎用アプリケーションは、個々のユーザーでは対応不可能です。開発元は海外企業です。現実に対応できて手いません。混乱を避ける為には充分な時間を取るべきだったと思います。元号は天皇の権威と結びついているようです(12)。早く発表すればするほど、天皇の権威を棄損しそうです(13)。安倍出戻り総理は国民の生活より天皇の権威を優先したと思います。こんな総理では福島の皆様は不安だと思います。
2017年3月末に避難指示が解除された福島県川俣町山木屋で養豚が復活しました(14)。こちらの豚肉は美味しいとの事です(15)。福島県は福島産豚肉は「安全」だと主張しています(16)。でも、福島県川俣町のスーパーのチラシには福島産豚肉はありません。

※(17)を引用
図―4 福島産豚肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県川俣町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)
令和 - Wikipedia(2)
改元でシステム改修 基本方針の周知を確認|日テレNEWS24(3)
元号の使用強制だけはやめるべきだ!|日刊ゲンダイDIGITAL(4)
食品中の放射性物質の検査結果について(第1127報)⇒1 自治体の検査結果⇒
検査結果(PDF:765KB)(5)
2019 年 5 月の日本の元号変更の対応に向けて Windows と Office を準備する方法(6)
ドラッグ、ドラッグ&ドロップ(7)
平成 - Wikipedia(8)
Office の更新プログラムをインストールする - Office サポート(9)
「令和」への改元以降も、当面、旧様式を訂正して継続使用可能―厚労省 | メディ・ウォッチ | データが拓く新時代医療(10)
Microsoft Office - Wikipedia(11)
Microsoft Windows 3.x - Wikipedia(12)
元号 不合理を超え日本でのみ存続|好書好日(13)
社説:新元号の公表4月1日 細心の注意で混乱回避を - 毎日新聞(14)
川俣町 - Wikipedia(15)
グローバルピッグファーム株式会社 » Blog Archive » 直営農場本場の再開および柳津農場工事開始のお知らせ(16)
和豚もちぶた|製品・サービス|グローバルピッグファーム株式会社(17)
安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ(18)
チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
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- 2019/04/30(火) 19:56:38|
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