食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。そこで、2012年4月の3週目(4/14~4/21発表分)の検査結果を(=^・^=)なりに纏めててみました。978件の検査(牛肉を除く)が実施され、7県で合計18品目、107件の基準値超えた食品が見つかりました。
検査数中1614件中72件の基準値超え
平均は、1キログラム当たり64.2ベクレル、最大は18,200
です。基準超の食品は、岩手、宮城、茨城、栃木、群馬で見つかっています。

図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(4月第3週)
色分けは以下の通りです。
赤基準超えの食品が見つかり流通していた可能性のある県
橙出荷制限・自粛対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
黄基準値超えの食品が見つかった県
1.宮城県・福島県から基準値超えの食品が流通したと(=^・^=)が推定した理由
福島県の検査で、モツゴのから揚げから、基準値を超える放射性セシウムが、見つかりました。そこで、モツゴの検査結果をまとめてみました。
表―1 モツゴ(コイ科の淡水魚)の検査結果

※1 (1)のデータを猫が集計
表を見てびっくりしました。福島県では過去に1キログラム当たり100ベクレルを超えるモツゴが見つかっています。また、千葉県でも基準値を超えています。でも、福島県が最後に検査したのは去年の12月で4ヶ月も検査していません。だから、もとのお魚(モツゴはコイ科の淡水魚です(2))にもあったと推定できます。でも、検査されていないので、出荷制限・自粛の対象にはなっておらず今も出荷が続いていると思います。
宮城県のヤーコン茶は、業者さんが販売していたものを検査したものです(3)。
2.どこの乾しシイタケを買えばいいのか?
4月21日に茨城県が初めて乾しシイタケの検査結果を発表しました。茨城県産乾しシイタケは他県で基準超が見つかりました(4)が、やっと自ら検査したとゆう印象です。乾しシイタケは、水にもどっして検査するのが基準です(4)が、1キログラム当たり400ベクレルの乾しシイタケを水に戻すと、100になるみたいです((=^・^=)の計算(4))。水に戻したとしても、基準値(1キログラム当たり100ベクレル)の5倍以上です。「乾しシイタケをやめたら」とご主人様に行ったら「あんな美味しいものやめらない」とすぐに返事がありました。仕方がないので、これまで(2011年3月~12年4月21日)までの乾しシイタケの検査結果を纏めてみました。
表―1 乾しシイタケ検査結果のまとめ

※1 (1)を(=^・^=)が集計、集計期間は2011年3月~2012年4月21日発表分
※2 水戻し前での測定結果を集計(水に戻すの4分の1程度になる(4))
いくら水に戻しら4分の1になると言われても、厚生労働省の基準値の検査の妥当性を(=^・^=)は信じていません(5)。だから、基準値の半分くらいでないと安心できません。すると、乾しシイタケは1キログラム当たり200ベクレル以下になります。検査結果を見る限り、新潟、長野、愛知、大分ですが、長野は検出限界がほぼ50で高すぎます。結局は、新潟、愛知、大分県産でしょうか?
ただ、検査数が少ないのが気になります。その昔、福島県産の薪を使って作った沖縄県産の食品がセシウム汚染を引き起こしました(6)。シイタケは「キノコ」です。キノコだから、木にできるような気がします。まさかと思うのですが、汚染地域の「木」が、汚染地以外の産地名で販売されて、知らない生産者がキノコ・・。いろいろな経緯を見ると、そんな想像を(=^・^=)をしたくなくなります。
(=^・^=)の考えすぎですかね!
―参考したサイト様および引用いた過去の記事―
(1)
農林水産省/厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)(2)
モツゴ - WEB魚図鑑(3)
自主検査でセシウム検出 ヤーコン茶業者(4)
めげ猫「タマ」の日記 幼稚園の給食に1,400ベクレルの乾しシイタケ!-これは犯罪だ-(茨城県産)(5)
めげ猫「タマ」の日記 食品の新基準―2ミリシーベルトは被ばくをする。(6)
めげ猫「タマ」の日記 福島産の「まき」で調理したら、セシウム汚染食品ができた。
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- 2012/04/23(月) 21:03:50|
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