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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月8日発表)―宮城・茨城・千葉産スズキからセシウム、福島は43件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。7月8日に5月10日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が59日遅れで発表になりました(3)。まとめてみたので、お買い物の参考になればいいかなと思います。先回に続き今回もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査件中652件中6の基準超え
  ②平均は、1キログラム当たり5ベクレル、最大260ベクレル(岩手県産コシアブラ)。
 事故から8年4ヶ月、市場流出が止まらないセシウム汚染食品
  ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
 図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(7月8日発表分)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限および自粛対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

福島産からは、基準超は見つかっていませんが、これまでの発表を集計すると
 ・宮城・茨城・千葉産スズキからセシウム、福島は43件連続ND
 ・福島県はピーマンの安全宣言、主要産地は検査していません。
などの特徴が読み取れ福島産は安全とは言えません。


1.宮城・茨城・千葉産スズキからセシウム、福島は43件連続ND
 従前の発表で宮城・茨城・千葉産スズキからセシウムが見つかっています(7)。厚生労働省は今年度の検査結果(1)を発表していませんが、福島県は独自に発表しています。そこで、福島県の検査結果と比較してみました。
宮城、茨城、千葉産からは見つかっても福島産からは見つからないスズキのセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島は福島県の検査のみを集計
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 ※5 淡水は除く
 図―2 スズキの検査結果

 図に示す通り、宮城、千葉、茨城産からはセシウムが見つかっています。でも、福島県が検査した福島産スズキからは見つかっていません。厚生労働省の発表(1)や福島県の発表(2)を数えると43件連続で検出限界未満(ND)です。海が繋がっているのに汚染源がある福島産だけから見つからない等はおかしな話です。スズキ等の福島産農水安物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると、全てを福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(8)で実施しています。中立性に疑問があります。
福島産は他よりも低くでる検査で「安全」とされ、出荷されます。

2.福島県はピーマンの安全宣言、主要産地は検査していません。
 福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(9)。7月に入り本格シーズンです(10)。福島県は検査で安全を確認したと主張しています(12)。
 福島産ピーマンの安全を検査で確認したと主張する福島県
 ※(12)を引用
 図―3 福島産ピーマンの安全を検査で確認したと主張する福島県

 以下に福島のピーマンの生産量を示します。
 田村市、三春町、二本松市で大部分を占める福島のピーマン生産
 ※(13)を集計
 図―4 福島県のピーマン生産量

 図に示す通り田村市、三春町で半分以上を生産しています。以下に位置を示します。

事故から8年4ヶ月、汚染されている福島
 ※1(14)のデータを元に(15)に示す方法で7月1日に換算
 ※2 旧避難区域は(16)による。
 ※3 赤丸(●)一つがピーマンの検査1件で、(17)による。
 図―5 福島のピーマン産地と検査状況

 図に示す様に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(18)を超えたエリアが広がっています。事故から8年4ヶ月が経過しましたが、福島は汚染されています。ピーマンの最大産地の福島県田村市は、避難区域が設定されていました。確り検査して欲しいと思います。でも図に示す様な主要な産地(田村市、三春町)の検査結果はありません。福島県が検査しているのは図に示す様に、主に福島県内では汚染がマシな福島県西部です。
 福島産は検査していなくても、検査で安全が確認されたとして出荷されます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・59日遅れで発表される検査結果
 ・他より低く出る検査で「安全」とされ出荷される福島産
 ・主要産地を検査せず主に汚染がマシな地域の検査で安全とされ出荷される福島産
 (=^・^=)は不安なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島を代表するくだものにトマトがあります(19)。6月に福島県西郷村の村長さんが首都圏にトマトのPRに行ったそうです(20)。同村はトマトの季節です。同村辺りのトマトは引き締ってコクのあるそうです(21)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(11)。でも、福島県西郷町のスーパーのチラシには福島産トマトはありません。
他県産はあっても福島産トマトが無い福島県西郷村のスーパーのチラシ
 ※(22)を引用
 図―6 福島産トマトが無い福島県西郷村のスーパーのチラシ


P.S.
本記事は選挙運動と認識される可能性もあるので、以下にメールアドレスを記載します。
inu_poti@yahoo.co.jp

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1133報)
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(7月5日発表)―福島産コモンカスベ、クロソイから基準超、福島県の検査は殆どND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(5月8日発表)―宮城・千葉産スズキからセシウム、福島産は26件連続ND―
(8)農林水産部 - 福島県ホームページ
(9)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(10)福島県JAたむら&田村市トップセールス/東京青果株式会社
(11)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(12)(11)中のやさい編 [PDFファイル/173KB]
(13)作物統計調査>市町村別データ>平成19年産市町村別データ>年次>2007年中の「6-3 野菜(果菜類) 」⇒「 福島県 Excel」
(14)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(15)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(16)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(17)品目から探す | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報を「野菜」⇒「は行」⇒「ひ」⇒「ピーマン、ピーマン(施設)」で検索
(18)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(19)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(20)トピックス | JA夢みなみ
(21)特産品 - しらかわ | JA夢みなみ
(22)イオン 白河西郷店のチラシ・特売情報 | トクバイ
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  1. 2019/07/09(火) 19:45:09|
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