FC2ブログ

めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月3日)―岩手県産マアジからセシウム、福島産558件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。9月3日に8月2日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が一ヶ月以上の遅れで発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数409件
  ②平均は、1キログラム当たり1.2ベクレル、最大72ベクレル(宮城県産クマ)。

 今週は基準超はありませんでしたが、これまでの発表を解析すると
 ・岩手県産マアジからセシウム、福島産558件連続ND
 ・福島はナシの季節。汚染が酷い最大産地を検査しない福島県
 ・上昇するネマガリダケ水煮のセシウム
などの特徴が読み取れ福島産は安全とは言えません。

1.岩手県産マアジからセシウム、福島産558件連続ND
 先回の記事で福島隣県のチダイやヒラメからセシウムが見つかっているのに福島産は検出限界未満(ND)が連続している旨の記事をかきました(4)。今回は隣県のマアジやボウボウからセシウムが見つかったのに福島産からは見つかっていません。
 岩手県産マアジがらセシウムが発表がありました(8)。以下に検査結果を示します。
隣県では見つかっても福島産からマアジからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―1 マアジの検査結果

 図に示す通り岩手産だけでなく宮城・茨城・千葉・神奈川産からはそこそこセシウムが見つかっています。一方で福島県が実施した福島産マアジは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると558件連続で検出限界未満(ND)です。
 宮城県産ホウボウ(カサゴ目ホウボウ科の海水魚(9))からセシウムが見つかったと発表がありました(10)。以下に検査結果を示します。
隣県では見つかっても福島産ホウボウからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―2 ホウボウの検査結果

 図に示す通り宮城産だけでなく茨城・千葉産からはそこそこセシウムが見つかっています。一方で福島県が実施した福島産ホウボウは同じく数えると318件連続で検出限界未満(ND)です。
 マアジ、ボウボウ等の、福島産農水産物の出荷前検査は、福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(11)が実施しています。中立性に疑問があります。福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

2.福島はナシの季節。汚染が酷い最大産地を検査しない福島県
 福島はくだもの王国を自称しています。まもなく9月です。今年もいよいよナシの季節です(12)。今年もナシの出荷が始まりました(13)。福島市は市町村としては日本一のナシの産地です(14)。以下に示します。
福島市産ナシの検査をしない福島県
 ※1(15)のデータを元に(16)に示す手法で9月1日に換算
 ※2 旧避難区域は(17)による。
 ※3 1個が検査1件を示し(18)による。
 ※4 会津地方は(19)による。
 図―3 福島産ナシの検査状況

 図に示す通り福島市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(20)エリアが広がっています。福島のナシは事故から9シーズンの間、汚染された地域で作られています。これに対し福島県は福島産ナシは「検査で安全を確認した」と主張しています(21)。
 福島市の葬式(死者)数を福島県の発表(22)から集計すると
 事故前(2010年3月から7月)1,146人
 今年(2019年3月から7月) 1,348人
で18%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.005%でした(23)。
図―3に示す様に福島県会津地方は福島県内では汚染がマシな方です。ナシの主要産地でもありません(24)。会津地方の葬式(死者数)を福島県の発表(22)から集計すると
 事故前(2010年3月から7月)1,657人
 今年(2019年3月から7月) 1,690人
で少し増えていますが、統計的な差はありません。
福島はナシの季節です。福島県は検査で「安全」を確認したと主張していますが
・最大産地の福島市(14)は汚染されている。
・福島県は福島市産ナシの検査はしていない。それでも「検査」で安全を確認したと主張している。
・福島市では葬式が増えているが、ナシの主要な産地ではなく、福島県内では汚染がマシな会津地方では増えていない。
等の特徴が見があります。

3.上昇するネマガリダケ水煮のセシウム
 福島県産のネマガリダケ水煮から1キログラム当たり9ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(25)。以下に推移を示します。
上昇する福島県産ネマガリダケ水煮のセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは製造日ないし購入日
 図―4 福島県産ネマガリダケ水煮の検査結果

 図に示すと通り、上昇しています。
 福島産はセシウムが上昇することがあります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・1ヵ月以上の遅れで発表される検査結果
 ・他より低く出る検査で「安全」とされ出荷される福島産
 ・検査しなくとも、検査で「安全」とされてる福島産
 ・セシウムが上昇する事がある福島産
 (=^・^=)は不安なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(26)。9月ですがまだまだシーズンです(27)。福島県二本松市は福島県第3位のピーマン産地です(28)。福島のピーマンは生食でも味わい良く、加熱すると柔らかくなり、独特のにおいも和らぎ風味の良いそうです(26)。福島県は福島産ピーマンは「安全」だと主張しています(29)。でも福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。
他県産はあっても福島産ピーマンが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(30)を引用
 図―5 福島産ピーマンが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について  (1145報)
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月2日発表)―岩手産チダイからセシウム、福島産は332件連続ND―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)⇒1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:7MB)
(8)(7)中のNo294
(9)ホウボウ - Wikipedia
(10)(7)中のNo4205
(11)農林水産部 - 福島県ホームページ
(12)くだもの図鑑 ? くだもの消費拡大委員会
(13)トピックス | JAふくしま未来
(14)福島県[福島市]の農作物 | 梨 桃 きゅうり 夏秋きゅうり りんご 西洋なし | 雑穀類、いも類、米、野菜、果物 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス
(15)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(16)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(17)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(18)福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報⇒果物⇒な行⇒に⇒日本ナシで検索
(19)会津 - Wikipedia
(20)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(21)
(22)
福島県の推計人口(令和元年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(23)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月30日発表)―岩手産ヒラメからセシウム、福島は153件連続ND―
(24)くだものづくりがさかんな福島盆地
(25)(3)⇒2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:150KB)⇒No27
(26)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(27)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(28)福島県[二本松市]の農作物 | 夏秋きゅうり きゅうり 夏秋ピーマン | 雑穀類、いも類、米、野菜、果物 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス<
(29)(21)中のやさい編 [PDFファイル/213KB]
(30)鎌倉屋 | スーパーマーケットいちい
スポンサーサイト



テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2019/09/05(木) 19:42:38|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<リバティ会津で外国人誘客は無理 | ホーム | 帰還が止まった福島県川俣町山木屋の2019年度4-8月>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/tb.php/3010-9ed6dcdd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)