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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島は新米の季節、食べて大丈夫?

9月に入り福島は新米の季節です(1)。キャンペーンクルーのお姉いさん達も始動したようです(2)。とっても綺麗な方のなので、応援したい気にもなりますが、やはり「フクシマ産」は心配です。(=^・^=)なりに調べると
・最大産地の中通りは汚染されている。
・福島県が「安全」の根拠にしている全量全袋検査で、福島県が公表しているのは「仕様」のみで、精度を担保するデータは公表していない。
・福島産許容する方が6割の郡山市では葬式が16%増えているが、許容するからが2割の相馬・南相馬市では葬式が増えていない
との結果を見出しました。
 福島県は東から浜通り、中通り、会津地方に分けられます(3)。以下に示します。
事故から8年半を経て汚染が広がる福島県中通り
 ※1(4)のデータを元に(5)に示す手法で9月1日に換算
 ※2 旧避難区域は(6)による。
 ※3 地域区分は(3)による。
 図―1 福島県の地域区分と郡山市、いわき市、相馬市、南相馬市

 図に示す通り旧避難地域を除けば、中通りを中心に国が除染が必要だとする0.23マイクロシーベルトを超えた地域が広がっています(7)。事故から8年半が経過しましたが、福島・中通りは汚染されています。
 以下に2018年産米の地域別の生産量を示します。
中通りが多い米の生産量
 ※(8)の検査件数に1件当たりの重量30kg(9)を乗じて算出
 図―2 福島県の地域別・米の生産量(2018年度産米)

 図に示す通り、中通りが最大の産地です。福島県は福島の米どころは「会津地方」と誘導したいようです。福島県は以下の画像を公表しています。
福島産米PR画像
 ※(10)を引用
 図―3 福島県が福島産米を紹介するのに使用している画像

 福島について知ってる方なら、この画像は会津地方(猪苗代町付近)と直ぐに気付くとおまいます。以下に猪苗代町から見た磐梯山を示します。
 猪苗代町から見る磐梯山
※ストリュートビュウ(37.533699, 140.087851)で北側を閲覧
 図―4 猪苗代町(会津地方)から見る磐梯山

 図―3と酷似しています。でも、フクシマ産米の最大産地は「会津」でなく図―2に示す様に「中通り」です。そして図―1に示す通り汚染されています。
 9月に入り福島は新米の季節となりました(1)。福島産米のキャンペーンクルーのライシーホワイトの皆様も始動しました(2)。
綺麗なライシーホワイト
 ※(11)をキャプチャー
 図―5 福島産米のキャンペーンクルーのライシーホワイトの皆様

 図に示す様にとても綺麗な皆さんです。呼びかけに答えたい気もしますが、「フクシマ産」はきになります。これについて福島県は福島産米は「全量・全袋検査」で安全を担保していると主張しています(12)。でも、心配です。福島県は事故前は福島第一原発は「安全」と主張していました(13)。でも、大爆発です。同じように福島産米が安全とは言えなくとも「安全」と嘘をついているかもしれません。そこで(=^・^=)なりに調べてみることにしました。
 2012年産米からは福島産米を全量検査する全量全袋検査が導入されました(9)(12)。以下に流れを示します。
福島産米全量全袋検査の流れ
 ※1(12)を引用加筆
 ※2 縦横比はいじってます。
 図―6 福島産米は全袋検査で安全が担保されていると主張する安倍出戻り内閣

 福島産米の全量・全袋検査は2段階になっています。1段目は袋ごとに簡易検査装置で検査し、一定の値(スクリーニングレベル)以下なら「安全」とされそのまま出荷されます(9)(12)。
 福島県の担当課のHP(13)を見ると「仕様」は記載されているのですが、検査が仕様道理に実施されているかを示すデータが一切記載されていません。「仕様」はただのドキュメントにか過ぎません。事故後に導入された新しい検査であることも併せて考えれば、検査が「仕様」に実施されてることを示すデータ無ければ検査で「安全」を担保することが出来ません。
 以下に図―2のを拡大したスクリーニングレベル示します。
福島産米全量全袋検査は50(Bq/kg)を主張する安倍出戻り内閣
 ※(12)を引用
 図―7 全量全袋検査(仕様)のスクリーニングレベル

 図に示すように「仕様」ではスクリーニングレベルは1キログラム当たり50ベクレルです。以下に福島県がYouTubeにアップしている検査映像示します。
スクリーニングレベルは76(Bq/kg)の福島産米全数全袋検査
 ※(13)を引用
 図―8 スクリーニングレベル76(Bq/kg)で運用される福島産米全量全袋検査

 図に示すようにスクリーニングレベルは1キログラム当たり76ベクレルです。すくなくとも、スクリーニングレベルは仕様と異なった運用をしています。
 運用が仕様通りでないなら、測定精度が仕様通りか気になります。
 以下に福島産米の詳細検査結果を示します。
 事故から8シーズン連続でセシウムが見つかる福島産米
 ※1(16)(17)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは検査日
 図―9 福島産米の詳細検査結果
 
 図に示す通り事故後は放射能が見つかり続けています。そして検出限界未満(ND)となった物もあります。詳細検査ですので、1段目のスクリーニング検査でははじかれたものです。すなわち1キログラム当たり76ベクレル以上の値がでています。それが詳細検査に回すと検出限界未満(ND)です。福島県産米の全量全袋検査の測定誤差は少なくとも1キログラム当たり75ベクレルはあります。基準値は1キログラム当たり100ベクレルですので(18)、福島産米全袋検査は基準値に近い測定誤差があります。
 以下に福島県のひらた中央病院が発表した福島産米を許容するか否かのアンケート結果を示します。

 表ー1 福島産米を許容すかのアンケート結果
 ※ (19)を集計
福島産米許容する郡山市、許容しない相馬・南相馬市

表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米を許容する方は2割程度ですが、福島県郡山市では6割近くがが許容しています。8月中の郡山市の人口動態が発表になったので(20)郡山市と相馬・南相馬市の葬式(死者)数を比較してみました。
事故後に葬式が増えた郡山市
 ※1(20)を各年1月から8月までの8月間で集計
 ※2 震災犠牲者は(21)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―10 福島県郡山市の各年1月から8月までの8月間の葬式(死者)数

福島県郡山市の葬式(死者数)は
 事故前(2010年1月から8月)1,976人
 今年(2019年1月から8月) 2,286人
で16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら、約50万分の1でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(22)による。
有意検定表

 一方で相馬・南相馬市の葬式(死者)を福島県の発表(23)から集計すると
 事故前(2010年1月から7月)788人
 今年(2018年1月から7月) 788人
で、変わりありません。福島県の人口動態の発表(23)が今のところ(2019年9月10日時点)7月末までなので7月までの集計としました。
 福島産米を許容する方が多い福島県郡山市では葬式が増えていますが、多くの方が避けてる福島県相馬・南相馬してはそのような事はありません。
 以下に各年1月から翌年8月までの福島県いわき市の葬式数を示します。
 事故後にそこそこ葬式が増えたいわき市
※1(24)を各年1月から8月までの8月間で集計
 ※2 震災犠牲者は(21)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―11 福島県いわき市の各年1月から8月までの8月間の葬式(死者)数

 福島県いわき市の葬式(死者数)は
 事故前(2010年1月から8月)2,672人
 今年(2019年1月から8月) 2,878人
で8%増えています。郡山と相馬・南相馬の中間でしょうか?
 表―1と図―9、10および相馬・南相馬市の値から福島産米を許容する割合と葬式の増加率をプロットしてみました。
福島産米を許容する地域程に増えている葬式
 ※(19)(20)(23)(24)で作成
 図―12 福島産米を許容する割合と葬式の増加率

 図に示す通り福島産米を許容する地域程に葬式が増えています。
 以下に相関を示します。
直線に並ぶ福島産米許容率と葬式増加率
 ※(19)(20)(23)(24)で作成
 図―13 福島産米を許容する割合と葬式の増加率の相関

 9月に入り福島は新米の季節です(1)。キャンペーンクルーのお姉いさん達も始動したようです(2)。とっても綺麗な方のなので、応援したい気にもなりますが、やはり「フクシマ産」は心配です。(=^・^=)なりに調べると
・最大産地の中通りは汚染されている。
・福島県が「安全」の根拠にしている全量全袋検査で、福島県が公表しているのは「仕様」のみで、精度を担保するデータは公表していない。
・福島産許容する方が6割の郡山市では葬式が16%増えているが、許容するからが2割の相馬・南相馬市では葬式が増えていない
との結果を見出しました。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 こんなデータが出てくると(=^・^=)は不安なので
 「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけではないようです。
 9月に入り福島はニラのシーズンです(25)。福島県新地町はニラの産地です。同町産のニラは葉肉が厚く、柔らかいのが特徴だそうです(26)。福島県は福島産は「安全」だと主張しています。でも、福島県新地町のスーパーのチラシには福島産ニラはありません。
他県産はあっても福島産ニラが無い福島県新地町のスーパーのチラシ
 ※(27)を引用
 図―14 福島産ニラが無い福島県新地町のスーパーのチラシ

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)ふくしまプライド。
(2)2019うつくしまライシーホワイト
(3)福島県 - Wikipedia
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(6)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)ふくしまの恵み
(9)全量全袋検査 - Wikipedia
(10)ふくしまの恵み
(11)ウィークリー県政ニュース 2019年8月10日 - YouTube
(12)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(13)東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う各国・地域の輸入規制強化への対応:農林水産省中の「2.英語版(全体版)(PDF:4,500KB)」中の分割版1(PDF:1,680KB)
(14)水田畑作課 - 福島県ホームページ
(15)福島県産米の全量全袋検査風景 - YouTube
(16)報道発表資料 |厚生労働省
(17)全量全袋検査の検査結果 - 福島県ホームページ
(18)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(19)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(20)郡山市の現住人口/郡山市公式ウェブサイト
(21)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(22)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q18.統計的な差ってなんですか?
(23)福島県の推計人口(令和元年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(24)地区別世帯数・男女別人口 | いわき市役所
(25)ふくしまの恵み中の令和元年度産⇒二本松市
(26)食の宝庫ふくしま | ふくしま満天堂(ふくしまプライド。)
(27)安達店 | ベイシア
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  1. 2019/09/11(水) 19:34:36|
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