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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

放射能が降り注ぐ福島県側尾瀬

 福島県の地方2紙が社説で福島県側からの尾瀬へのアクセスを呼びかけていた(1)(2)。(=^・^=)なりに調べると、福島県側尾瀬は放射能が降り注いでいます。
 尾瀬(おぜ)は、福島県檜枝岐村・新潟県魚沼市・群馬県片品村の3県にまたがる高地にある盆地状の高原です(3)。以下に示します。
事故から8年半以上を経て汚染が続く福島
 ※(4)のデータ(5)に示す方法で9月1日に換算
図―1 群馬県片品村と福島県檜枝岐村

 図に示す通り福島県側は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地が広がっています(6)。放射能汚染による避難地域が設定されているのは福島だけです(7)。事故から8年半以上が経過しましたが、福島は汚染されています。図に示す世に、福島県側の檜枝岐村も汚染された地域があります。
 尾瀬の中心となる尾瀬ヶ原は約1万年前に形成されたと考えられる湿原です。尾瀬国立公園に指定され、日本百景に選定されています。現地には自動車道は通っていないため、登山口からは徒歩で行く必要があります。主な登山口は群馬県側が鳩待峠・富士見峠・大清水(三平峠)の3箇所で、福島県側が御池・沼山峠の2箇所。このほか新潟県側からの入山口(越後口)がありますがあまり利用されていないようです。バス停から尾瀬までの行程が短い鳩待峠と沼山峠の2つの入山口からの入山者が多く、これら2箇所では自家用車乗り入れ規制があります。特に東京方面からの便が良く峠まで自動車が上がるため体力的に楽な鳩待峠からの入山が半数以上を占めていいます(3)。
 尾瀬を代表する尾瀬ヶ原へのアクセスは群馬県側が便利です(8)。福島県側から便利が良いのは尾瀬沼です(9)。公共交通機関を利用するばあい群馬県側は沼田駅からバスで近くに行き、そこから徒歩になります。福島県側から会津高原尾瀬口からバスで行き、終点から徒歩になります(10)。 福島駅から沼田までの、会津高原尾瀬口までも時刻表を見ると共に3時間半程度です。自家用車ですと群馬県側の代表的なアクセスルートとして戸倉まで、車で(11)そこからシャトルバスになります(12)。Google maps(13)調べると福島市から戸倉まで3時間38分です。福島県側は御池まで車でそこからシャトルバスです(11)。同じく(13)所要時間は3時間17分です。福島市から見ても、福島県側が特に近いわけではありません。
 以下に尾瀬付近の2017年11月から1年間のセシウム降下量をしめします。
放射能が降り注ぐ福島県檜枝岐村
 ※計算方法および元データは(14)による
 図―2 尾瀬付近のセシウム降下量(2017年11月から1年間)

 図に示す様に福島県側(檜枝岐村)ではそこそこセシウムが降り注いでいます。
 以下に檜枝岐村の観光客入り込み数を示します。
 事故後に激減し回復しない福島県檜枝岐村の観光客
※(16)にて作成
 図―3 檜枝岐村の観光客入り込み数

 図に示す様に事故後に大幅に減っています。図―1に示す様に檜枝岐村も汚染とは無縁でありません。図―2に示す様にセシウムが降り注いでいます。
 東京方面から公共交通機関を使用し、尾瀬沼1周を試みるとそます。浅草を6:30に出る特急が9:22に尾瀬高原口につきます。そして9:40分に尾瀬沼山峠に向けてバスがでます。沼山峠着は11:40です(17)。沼山峠から尾瀬沼にいって一周して戻ってくるのに6時間だそうです(18)。沼山峠に戻って来ると17:40にないいてしまいます。会津高原尾瀬口行き最終バスは15:50なので、間に合いません。
 会津高原尾瀬口から沼山峠に行く途中に檜枝岐温泉があります(19)。ここに前泊するとします。こから6:30発、沼山峠7:20着のバスと8:00発、沼山峠8:50着のバスがあります(20)。8:00発のバスでいったとしても、尾瀬沼を1周して14:50にはもどりますので、15:50の会津高原尾瀬口行きバスに十分に間に合います。福島県側から尾瀬に行くには福島で一泊になりそうです。福島に泊まれば、福島産が出てきそうです。
 図に示す様に福島県側から尾瀬を訪れる方は、事故後に激減し回復していません。事故後も2014年をピークに減り続けています。現状では、回復するどこらかこれからはどんどん悪化しています。こうした中、福島県の地方紙・福島民友は「【9月7日付社説】尾瀬国立公園/親しむ機会増やし次世代へ」との社説を
「世界に誇る自然の宝庫である尾瀬に親しみ、大切に次世代へ引き継いでいきたい。」
と書き出し、
「新潟県魚沼市は毎年、市内の小学5年生全員が尾瀬を訪れる「魚沼尾瀬学校」を実施しており、昨年度は約250人が1泊で尾瀬の自然と触れ合った。群馬県は一生に一度は尾瀬を訪れることを目標にした『尾瀬学校』に取り組み、昨年度は9千人を超す小中学生が参加している。」
と論じ、福島の子どもたちも福島県側から尾瀬に送り込むことを暗に主張し、さらには
「尾瀬のファンを増やすことは、環境を守る活動を支えていくことにつながっていく。」
と結んでいます(1)。
 もう一つの地方紙・福島民報は「【尾瀬の魅力】満足度を高めよう(9月11日)」との社説で
「入山者は一九九六年の約六十五万人を峠に減り続ける。二〇一八年は約二十七万人に落ち込んだ。適切な入山管理と訪問者を増やす不断の努力が欠かせない。」
と論じ、
「檜枝岐村には山や川の幸を生かした山人[やもーど]ー料理といった独自の食文化が残る。尾瀬ならではの楽しみをアピールできれば、入山者回復は可能なはずだ。」
と結んでいます。こちらも、福島県側からの入山者を増やす主張しています。
 でも、福島は汚染されています。放射能も舞い散っています。図―1,2に示しように尾瀬と言えど例外ではありません。汚染され放射能が舞い散る地をハイキングして、自然が楽しめるか疑問です。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島県の地方2紙は共に、福島県側から尾瀬の入山者を増やす努力を主張しています。尾瀬では自然保護運動がさかんであり、これらの運動の一部は尾瀬の後に他地域で実践されるようになったものも多そうです(3)。尾瀬を訪れるかたは、こうした手つかずの自然を楽しみに来ていると思います。こうした方が放射能で汚染されている福島で楽しめるとは思えません。福島県側からの来場者を増やすのは無理です。的を得ない主張する福島のマスコミでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する果物にナシがあります(21)。今、福島ではナシ狩りが楽しめます(22)。福島はナシの季節です。福島のナシはおいしいとの事です(23)。福島県は福島産ナシは「安全」だと主張しています(24)。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産ナシは無しです。
他県産はあっても福島産ナシが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(25)を引用
 図―4 福島産ナシが無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県棚倉町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)【9月7日付社説】尾瀬国立公園/親しむ機会増やし次世代へ:社説:福島民友新聞社 みんゆうNet
(2)【尾瀬の魅力】満足度を高めよう(9月11日) | 福島民報
(3)尾瀬 - Wikipedia
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(8)鳩待峠から尾瀬ヶ原へ 日帰りハイキングコース・マップ
(9)尾瀬沼~大江湿原では春から夏の花はおよそ一週間遅れでピークを迎えます。
(10)尾瀬へのアクセス 公共交通手段の場合|尾瀬とTEPCO|東京電力
(11)尾瀬へのアクセス 自家用車の場合|尾瀬とTEPCO|東京電力
(12)関越交通株式会社 | 群馬県 | 渋川市 | 観光バス | 高速バス | 路線バス | タクシー
(13)google map
(14)2019年度「尾瀬シャトルバス」のお知らせについて - お知らせ - 会津バス
(15)めげ猫「タマ」の日記 放射能が舞い散る福島(2018)
(16)統計資料一覧 - 福島県ホームページ
(17)檜枝岐温泉入浴チケット付バス乗車券 - 会津観光 - 会津バス
(18)尾瀬沼~大江湿原では春から夏の花はおよそ一週間遅れでピークを迎えます。
(19)尾瀬檜枝岐温泉観光協会 | 尾瀬檜枝岐温泉観光協会公式Webサイト
(20)路線バス時刻表(PDF版) - 会津バス中の会津田島駅 ⇒ 会津高原尾瀬口駅 ⇒ たかつえスキー場 ⇒ 湯の花 ⇒ 桧枝岐 ⇒ 尾瀬沼山峠
(21)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(22)なし狩り2019 – 一般社団法人福島市観光コンベンション協会公式ページ
(23)食の宝庫ふくしま | ふくしま満天堂(ふくしまプライド。)
(24)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(25)安達店 | ベイシア
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  1. 2019/09/17(火) 19:46:45|
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