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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月27日発表)―岩手産ブリからセシウム、福島産は134件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)(3)。9月27日に8月30日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が約一ヶ月で遅れで発表になりした(4)。まとめてみたので、お買い物のの参考に頂ければ幸いです。先回に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(5)。牛肉を除く厚労省発表分の検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数350件
  ②平均は、1キログラム当たり0.4ベクレル、最大31ベクレル(福島県産乾シイタケ)。
基準超はありませんが、これまでのデータを解析すると
・岩手産ブリからセシウム、福島産は134件連続ND
・福島はブドウの季節、汚染が酷い主要産地は検査せずに検査で「安全」を喧伝する福島県。
・上昇する福島県磐梯町産乾シイタケのセシウム
などの特徴が読み取れ福島産は安全とは言えません。

1.岩手産ブリからセシウム、福島産は134件連続ND
 岩手県産ブリからセシウムが見つかったと発表がありました(9)。以下に検査結果を示します。
隣県では見つかっても福島産ブリからはみつらないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―1 ブリの検査結果

 図に示す通り岩手県産だけでなく、宮城、茨城、千葉県産からも見つかっています。一方で福島県が実施した福島産ブリは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると134件連続で検出限界未満(ND)です。
 岩手県産マアジからもセシウムが見つかったと発表がありました(10)。以下に検査結果を示します。
隣県ではみつかっても福島産マアジからは見つからいセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―2 マアジの検査結果

 図に示す通り岩手県産だけでなく、宮城、茨城、千葉、神奈川県産からも見つかっています。一方で福島県が実施した福島産マアジは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると599件連続で検出限界未満(ND)です。
 茨城県産ヒラメからもセシウムが見つかったと発表がありました(11)。以下に検査結果を示します。
隣県では見つかってみ福島産ヒラメからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―3 ヒラメの検査結果

 図に示す通り茨城県産だけでなく、岩手、宮城県産からも見つかっています。一方で福島県が実施した福島産ヒラメは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると175件連続で検出限界未満(ND)です。
 茨城県産タチウオからもセシウムが見つかったと発表がありました(12)。以下に検査結果を示します。
茨城産からは見つかっても福島産かタチウオからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 福島産は全てを福島県が検査
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 日付けは捕獲日
 図―4 タチウオの検査結果

 一方で福島県が実施した福島産タチウオは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると90件連続で検出限界未満(ND)です。
 ブリにしても、マアジにしても、ヒラメにても、タチウオにしても隣県の検査ではセシウムが見つかっているのに、汚染源がある福島産から見つからないなどはおかしな話です。ブリ、マアジ、ヒラメ、タチウオ等の福島産農水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(13)が実施しています。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。
 

2.福島はリンゴの季節、汚染が酷い主要産地は検査せずに検査で「安全」を喧伝する福島県。
 福島は「くだもの王国」を自称していいます。9月からはリンゴの季節です(14)。福島のリンゴは福島市、伊達市、須賀川市が主要な産地です(15)。出荷が始まっています(16)(17)。以下に示します。
福島、伊達、須賀川市産リンゴを検査していない福島県
 ※1(18)のデータを元に(19)に示す手法で9月1日に換算
 ※2 避難区域は(20)による。
 ※3 1個が検査1件を示し(21)による。
 図―5 福島産リンゴの検査状況

 図に示す通り福島市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(22)エリアが広がっています。福島リンゴは事故から9シーズンの間、汚染された地域で作られています。
 以下に各年1から8月の福島のリンゴ主要産地(福島市、伊達市、須賀川市)の合計の葬式数を示します。
事故後に葬式が増えた福島のリンゴ産地
 ※1 (23)を各年1~8月で集計
 ※2 震災犠牲者は(24)により、死者・行方不明者を含み、関連死を含まず
 図―6 福島リンゴ主要産地3市の葬式数(各年1-8月)

 図に示すように事故後に急に増えています。そして回復することなく今も続いてます。数値を記載すると
 事故前(2010年1月から8月)3,048人
 今年(2019年1月から8月) 3,527人
で16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算すると約3億分の1でした。以下に計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(24)による。
有意差検定表

 福島県のひらた中央病院が福島産米を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(25)。以下に結果を示します。

 表―2 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
 ※ (26)を集計
福島産許容する割合が多い郡山市、少ない相馬・南相馬市

 表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では多くの方が福島産野菜を避けています。リンゴ等の果物も同じだと想像されます。事故前と今年の葬式数は
 事故前(2010年1月から8月)878人
 今年(2018年1月から8月) 877人
で、殆ど変わりありません。
 福島のリンゴの主要産地では葬式が増えていますが、そうではない相馬市・南相馬市では増えていません。
 これに対し福島県は福島産リンゴの安全を検査で確認ししていると喧伝しています(27)。でも、図-5に示す様に福島市、伊達市、須賀川市等の主要な産地のリンゴを福島県は検査していません。それでも福島県は福島産リンゴの「安全」を検査で確認したと喧伝しています。
福島産リンゴの安全を検査で確認したと喧伝する福島県
 ※(28)を引用
 図―7 福島産リンゴの安全を検査で確認したと喧伝する福島県


 福島産は汚染され、葬式が増えた主要産地を避けた検査で安全とされ出荷されます。


3.上昇する福島県磐梯町産乾シイタケのセシウム
 福島県磐梯町産乾シイタケから1キログラム当たり31ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(29)。以下に推移を示します。
再上昇する福島県磐梯町産乾シイタケのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは製造日ないし購入日
 図―8 磐梯町産乾シイタケの検査結果

 図に示す通り、いったんは下がったのですが再上昇です。
 福島産は再びセシウムが上昇することがあります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・1ヵ月近くの遅れで発表される検査結果
 ・他より低く出る検査で「安全」とされ出荷される福島産
 ・汚染され葬式が増えた主産地を避けた検査で「安全」とされてる福島産
 ・再びセシウムが上昇することがある福島産
 (=^・^=)は不安なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(30)。9月ですが今もシーズンです。二本松市は主要な産地です(31)。福島ののピーマンは生食でも味わい良く、加熱すると柔らかくなり、独特のにおいも和らぎ風味の良いそうです(30)。福島県は福島産は「安全」だと主張しています(32)。でも、福島県二本松市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。
他県産はあっても福島産ピーマンが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ
 ※(33)を引用
 図―9 福島産ピーマンが無い福島県二本松市のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)農林水産物の緊急時環境放射線モニタリング結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)野生鳥獣の放射線モニタリング調査結果 - 福島県ホームページ
(4)食品中の放射性物質の検査結果について  (1149報)
(5)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(9月25日発表)―茨城産シロメバルからセシウム、福島産は100件連続ND―
(6)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(7)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(8)(4)⇒1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:5MB)
(9)(8)中のNo14
(10)(8)中のNo20
(11)(8)中のNo2407
(12)(8)中のNo2585
(13)農林水産部 - 福島県ホームページ
(14)くだもの図鑑 ? くだもの消費拡大委員会
(15)くだものづくりがさかんな福島盆地
(16)トピックス | JAふくしま未来
(17)トピックス | JA夢みなみ
(18)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(19)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(20)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(21)福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報⇒果物⇒ら行⇒り⇒リンゴで検索
(22)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(23)福島県の推計人口(令和元年9月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(24)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(25)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q18.統計的な差ってなんですか?
(26)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(27)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(28)(27)中のりんご [PDFファイル/224KB]
(29)(4)⇒3 国立医薬品食品衛生研究所における検査⇒検査結果(PDF:223KB)⇒No17
(30)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(31)ふくしまの農林水産物パンフレット中の6 ふくしまの農林水産物カレンダー① (1,056KB)
(32)(27)中のやさい編 [PDFファイル/215KB]
(33)鎌倉屋 | スーパーマーケットいちい


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  1. 2019/09/28(土) 19:41:38|
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