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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

避難指示解除2年半、9人なった川俣町山木屋の子ども

 2017年3月末に避難指示が解除された福島県川俣町山木屋(1)の15歳以下の町内在住者は、避難指示解除時(2017年4月1日)で30人(3)、今月1日(2019年4月1)で9人(4)と3分の1になりました。
事故から8年7ヶ月、汚染がされている福島
 ※1(5)のデータを元に(6)に示す手法で10月1日に換算
 ※2 旧避難区域は(7)による。
 図―1 福島県川俣町

 図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(8)地域が広がっています。事故から8年以上が経過しましたが川俣町は今も汚染されたままです。
 事故後5年間(2011年3月から2016年2月)に生まれた赤ちゃんは
 男の子 141人
 女の子 182人
で女の子が多く生まれています。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると統計的に差があるとされる5%を下回る2.3%でした(9)。
 通常は男の子が多く生まれるので(10)異常な事態です。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島の綺麗な女性
 ※(11)を引用
 図―2 福島の綺麗な女性

でも喜んでばかりはいられないようです。放射性影響研究所は広島や長崎で遺伝的な影響が無かった根拠の一つに生まれて来る赤ちゃんの男女比(出生性比)に異常がなかったことをあげています(12)。さらには福島事故で設定された避難区域の全てないし大部分が「計画的避難区域」だったのは川俣町の他に飯舘村、葛尾村がありますが、どちらも川俣町と同じように事故後に女の子が多く生まれています(13)。広島や長崎で起きて無い事が福島では起きているようです。
 それでも安倍出戻り内閣は「安全」であるとして(14)一昨年(2017年)3月31日に川俣町山木屋の避難指示を解除しました(1)。以下に川俣町山木屋の帰還者・避難者数を示します。
帰還が進まない川俣町山木屋
 ※1(2)を集計
 ※2 避難者数には転出者等も含まれており、現在の住民登録人数と一致しない。
 図―3 川俣町山木屋の帰還・避難者数

 避難指示解除時(2017年4月1日)の対象者は1,154人でした(2)。川俣町山木屋から避難されている方への仮設住宅等の提供が今年4月末で終了しました(15)。それでも10月1日時点で帰還している方は355人です(3)。
 以下に15歳未満の子ども(多分全員が避難中(16))人数を示します。
減少が続く山木屋からの子供避難者
 ※(2)を集計
 図―4 川俣町山木屋の15歳未満の人口(含む避難者)

 図に示す通りどんどん減っています。特に山木屋から川俣町の別の場所に避難された方の減少が顕著です。数値を記載すると
 避難指示解除直後(2017年4月1日) 30人(3)
 今年(2019年)1月1日  21人(17)
 今月1日(2019年4月1) 10人(4)
で避難指示解除時の3分の1、今年初めの半分以下になりまた。多くの親御さんは、山木屋との決別を決めたようです。
 昨年(2018年)4月に山木屋で小中学校を再開しました(20)。この春には小学校の児童がいなくなり(18)事実上の「廃校」です。小学校の卒業生は山木屋中学校に進みません(19)。昨年度(2018年度)の山木屋中学校は2,3年生だけだったので、今年度は3年生だけです。あと半年で、彼ら(全員が男(21))が卒業し、後は生徒がいなくなります。事実上の廃校です。
 
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 山木屋の学校再開に校舎の改修等で約13億円かかったそうです(22)。学校に通った生徒は15人(小学生5人、中学生10人)です。子供達を1、2年学ばせる為に一人当たり1億円近くを使いました。もし、子供達が避難元に戻って勉強することを希望し、それを実現する為であれば、(=^・^=)は無駄ではなかったと思います。ただし帰還した住民を「子どもの声が響けば復興への力強い励ましになる」と喜ばせる為(18)にしたのなら、殆ど効果が無かったと思います。
 川俣町山木屋の再生は容易ではありません。住民が戻らいだけでなく産業の復興も困難なようです。
 川俣町山木屋では事故前に行われていた養豚が復活しました(23)。そこの豚肉は美味しいとの事です(24)。福島県は福島産豚肉は「安全」だと主張しています(25)。でも、福島県川俣町のスーパーのチラシには福島産豚肉はありません。
他県産はあっても福島産豚肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ
 ※(26)を引用
 図―5 福島産豚肉が無い福島県川俣町のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県川俣町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)川俣町 - Wikipedia
(2)山木屋地区の居住の状況 - 川俣町公式ホームページ
(3)(2)中の避難者数一覧(平成29年4月1日現在) [PDFファイル/712KB]
(4)(2)中の避難者数一覧(令和元年10月1日現在) [PDFファイル/27KB]
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(7)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)めげ猫「タマ」の日記 福島・川俣町山木屋、学校再開、子供の帰還は「0」
(10)出生性比
(11)>ローカルTime FNN被災地発...
(12)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 ? 公益財団法人 放射線影響研究所 RERF
(13)めげ猫「タマ」の日記 福島・遺伝的影響資料に「出生性比」が無し
(14)東京新聞:子ども帰還見合わせ要請 国連報告者「年間1ミリシーベルト以下に」:国際(TOKYO Web)
(15)東日本大震災に係る応急仮設住宅の供与期間の延長について(平成30年8月27日公表) - 福島県ホームページ
(16)めげ猫「タマ」の日記 福島・川俣町山木屋、学校再開、子供の帰還は「0」
(17)(2)中の避難者数一覧(平成31年1月1日現在) [PDFファイル/38KB]
(18)福島・川俣の山木屋小、来春休校も 今春再開も新規入学予定なし | 河北新報オンラインニュース
(19)<避難指示解除2年>川俣町長に聞く/山木屋小にまた児童を | 河北新報オンラインニュース
(20)原発被災地の学校、再開1年で休校 若い世代にためらい:朝日新聞デジタル
(21)児童・生徒数 - 川俣町公式ホームページ
(22)福島・川俣の山木屋小卒業式 在校生ゼロ 原発事故後の再開1年で休校 | 河北新報オンラインニュース
(23)グローバルピッグファーム株式会社 » Blog Archive » 直営農場本場の再開および柳津農場工事開始のお知らせ
(24)和豚もちぶた|製品・サービス|グローバルピッグファーム株式会社
(25)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(26)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい
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  1. 2019/10/05(土) 19:50:30|
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