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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月12日発表)―シロメバルのセシウム汚染を再現できない福島県―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)(3)。11月12日に9月27日までの食品中の放射性セシウムの検査結果が46日遅れで発表になりました(4)。まとめてみたので、お買い物のの参考に頂ければ幸いです。先回に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(5)。牛肉を除く厚労省発表分の検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数660件の基準越え
  ②平均は、1キログラム当たり2ベクレル、最大49ベクレル(福島県産クリ)。

 従前や今回のデータを解析すると
 ・シロメバルのセシウム汚染を再現できない福島県
 ・福島はネギの季節、最大産地を検査せずに検査で「安全」を主張する福島県
 ・福島県楢葉町でサツマイモの収穫祭。今年は初めてのセシウム入り。
等の特徴があり、福島産は「安全」とは言えません。


1.シロメバルのセシウム汚染を再現できない福島県
 従前の記事(8)で福島県漁連のスクリーニング検査で、福島県沖で獲れたシロメバルから国のスクリーニング基準の1キログラム当たり50ベクレル(9)、同53ベクレルのセシウムが見つかった(11)(13)旨を記載しました。今回は茨城産シロメバルからもセシウムが見つかったと発表がありました。以下に検査結果を示します。
県漁連や茨城県の検査で見つかっても、福島県の検査では見つからないシロメバルのセシウム
 ※1 凡例中の「福島県」は福島県の検査結果、県漁連は「福島県漁連」の検査結果、茨城は「茨城県産」の検査結果
 ※2(1)(2)(11)(14)を集計
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 NDは検出限界未満(みつからない事)を示す
 図―1 福島および茨城県産シロメバルの検査結果

 図に示す様に福島県漁連の検査だけでなく、茨城県が検査した茨城産シロメバルからもセシウムが見つかっています。一方で福島県が検査した福島産シロメバルからは見つかっていません。厚生労働省や福島県の発表(1)(2)を数えると166件連続で検出限界未満(ND)です。福島県漁連の検査ではスクリーニング基準を超えるセシウムが見つかっています。お隣の茨城県の検査でも見つかっています。同じ海なのにおかしな話です。シロメバル等の福島産農水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(16)が実施しています。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。
 
2.福島はネギの季節、最大産地を検査せずに検査で「安全」を主張する福島県
 11月に入り福島はネギの季節です(17)。いわき市は福島の最大のネギ産地です(18)。以下に示します。
いわき市産ネギを検査していない福島県
 ※1(19)のデータを元に(20)に示す手法で11月1日に換算
 ※2 避難区域は(21)による。
 ※3 1個が検査1件を示し(22)による。
 図―2 福島産ネギの検査状況

 図に示す通りいわき市は北部に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(23)エリアが広がっています。福島産ネギは事故から9シーズンの間、汚染された地域で作られています。
 以下に各年11月から翌年10月までの福島県いわき市の葬式数を示します。
事故後そこそこ増えた福島県いわき市の葬式
 ※1(24)を各年各年11月から翌年10月までの1年間で集計
 ※2 震災犠牲者は(25)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―3 福島県いわき市の各年11月から翌年10月までの葬式(死者)数

 図に示す通り事故があった2011年に急に葬式が増えています。その後は元に戻ることな増え続けています。福島県いわき市の葬式(死者数)は
  事故前(2009年11-10年10月)  3,918人
  近々1年(2018年11月-19年10月)4,265人
で9%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.01%でした。
。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(26)による。
有意差検定表

 福島県のひらた中央病院が福島産野菜を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(27)。以下に結果を示します。

 表―2 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
 ※ (27)を集計
福島産許容する割合が多い郡山市、少ない相馬・南相馬市

 表に示す通り、地域によって大きな差があります。いわき市に比べ相馬市・南相馬市では多くの方が福島産野菜を避けています。事故前と近々1年の葬式数は
福島県相馬市・南相馬市の葬式(死者数)は
  事故前(2009年11-10年9月)1,181人
  近々1年(2018年11-11年9月)1,223人
で、少し増えていますが、統計的な差はありません。
 福島県の人口動態の発表(28)が今のところ(2019年11月11日時点)9月末までなので9月までの集計としました。
 福島のネギでは葬式が増えていますが、そうではない相馬市・南相馬市では増えていません。
 これに対し福島県は福島産は検査で「安全」を確認してると喧伝しています(29)。
福島産ネギの安全を検査で確認したと主張する福島県
 ※(29)を引用
 図-4 福島産ネギの安全を検査で確認したと主張する福島県

 でも、図―2に示す様に、福島県はいわき市産ネギを検査していません。
 福島産は葬式が増えた最大産地産地を避けた検査で安全とされ出荷されます。

3.福島県楢葉町でサツマイモの収穫祭。今年は初めてのセシウム入り。
 福島県楢葉町は図―2に示しように福島第一原発から20km圏内に位置し、事故にこって避難地域に指定され避難指示がだされ、全町民が避難しました。その後2015年に避難指示が解除されました(30)。
 同町では町の支援の元、。サツマイモ菓子専門店を展開するの食品会社が同町に農業法人を設立し、そこでサツマイモの生産が始まりました。町内のサツマイモ栽培は2017年に約1.5ヘクタールの実証栽培から開始。食品会社グループがが菓子加工用の生産に乗りだした18年は休耕農地を活用し、約13ヘクタールに広がりました(31)。
 そして11月8日に、同町町長や東電社長も参加して、2回目となるサツマイモの収穫祭が開催されました。当日は青空の下、町内こども園の園児34人を含む約100人が5ヘクタールの畑での芋掘りを楽しみました(32)。子供が扱うも、セシウムが気になります。以下に楢葉町産サツマイモの検査結果を示します。
上昇する楢葉町産サツマイモのセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは収穫日
 図―5 福島県楢葉町産サツマイモの検査結果

 図に示す様に、2017年、18年は全数が検出限界未満(ND)でしたが、今年(2019年)は確りセシウム入りです。楢葉町産サツマイモやそこから作ったお菓子を食べることは放射能を食べるリスクを負います。
 福島産はセシウムが上昇するものがあります。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・46日遅れで発表される検査結果
 ・他より低く出る検査で「安全」とされ出荷される福島産
 ・主産地を避けた検査で「安全」とされてる福島産
 ・セシウムが上昇することがある福島産
 (=^・^=)は不安なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島県喜多方市産米の全量・全袋検査数が38万件を超えました(33)。同市は人口5万人に満たない市なので(34)、市民が食べるには充分な量です。同市産米は美味しいそうです(35)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(36)。でも、福島県喜多方市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県喜多方市のスーパーのチラシ
 ※(37)を引用
 図―6 福島産米が無い福島県喜多方市のスーパーのチラシ 

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)農林水産物の緊急時環境放射線モニタリング結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)野生鳥獣の放射線モニタリング調査結果 - 福島県ホームページ
(4)食品中の放射性物質の検査結果について  (1153報)
(5)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月6日発表)―福島産セシウム汚染食品を半年・隠する安倍出戻り内閣―
(6)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(7)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(8)めげ猫「タマ」の日記 福島産シロメバルのスクリーニング検査で基準超、福島県検査は111件連続ND
(9)食品中の放射性セシウムスクリーニング法の一部改正について |報道発表資料|厚生労働省
(10)福島沖でシロメバル漁自粛 福島県漁連、独自基準超え - 産経ニュース
(11)>福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです
(12)(11)⇒漁協によるスクリーニング検査結果⇒ いわき地区 
(13)(12)⇒2019/10/4
(14)(4)⇒1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:7MB)⇒No2281、No2325
(15)(10)⇒漁協によるスクリーニング検査結果⇒相馬双葉地区
(16)農林水産部 - 福島県ホームページ
(17)ふくしまの農林水産物パンフレット中の6 ふくしまの農林水産物カレンダー① (1,056KB)
(18)福島県[いわき市]の農作物 | ネギ 秋冬ねぎ | 雑穀類, いも類, 米, 野菜, 果物 | 生産/収穫/作付面積 | 福島県と日本の中の順位 | 市町村 | ジャパンクロップス
(19)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(20)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(21)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(22)福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報⇒野菜⇒な行⇒ね⇒ネギ、ネギ(施設)で検索
(23)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(24)地区別世帯数・男女別人口 | いわき市役所
(25)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(26)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q18.統計的な差ってなんですか?
(27)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(28)福島県の推計人口(令和元年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(29)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページやさい編 [PDFファイル/213KB]
(30)楢葉町 - Wikipedia
(31)福島・楢葉でサツマイモ産地拡大 苗植え最盛期「風評払拭につなげたい」 | 河北新報オンラインニュース
(32)双葉郡楢葉町でサツマイモの新ブランド「ふくしまゴールド」収穫祭 - いわき経済新聞
(33)ふくしまの恵み
(34)人口データベース - 喜多方市ホームページ
(32)会津喜多方低農薬コシヒカリ | 会津米は会津から。会津のおいしいお米の通販専門
(35)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(36)喜多方仲町店|店舗・チラシ情報|リオン・ドール

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テーマ:どうでもいい報告 - ジャンル:日記

  1. 2019/11/14(木) 19:41:17|
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