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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月29日発表)―茨城産ヒラメからセシウム、福島産は213件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)(3)。11月29日に10月25日までの食品中のセシウム検査結果が1ヵ月以上の遅れで発表になりました(4)。まとめてみたので、お買い物のの参考に頂ければ幸いです。先回に続き今回もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(5)。牛肉を除く厚労省発表分の検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数1,213件14件の基準越え(全体の1.2%)
  ②平均は、1キログラム当たり9.2ベクレル、最大2,200ベクレル(福島県産イノシシ)。
 事故から8年8ヶ月以上が経過しましたが、危険なセシウム汚染食品が見つり続けています。
  事故から8年8ヶ月経て見つかり続けるセシウム汚染食品
 ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
   ※3 基準超は全て野生キノコ
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2019年11月18日発表)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 従前や今回のデータを解析すると
 ・茨城産ヒラメからセシウム、福島産は213件連続ND
 ・福島はイチゴの安全宣言、汚染の酷い主要な産地の検査はしていません。
 ・事故後の最高値を記録した福島県伊達市産ナメコのセシウム
等の特徴があり、福島産は「安全」とは言えません。

1.茨城産ヒラメからセシウム、福島産は213件連続ND
 茨城県産ヒラメからセシウムが見つかったと発表しました(8)。以下に検査結果を示します。
隣県ではみつかっても福島産ヒラメからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―2 ヒラメの検査結果

 図に示す通り茨城産だけでく、岩手、宮城産ヒラメからもセシウムは見つかっています。ところが福島県が検査した福島産ヒラメは検出限界未満(ND)です。厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると213件連続です。海は繋がっているのに汚染源がある福島産から見つからいなどおかしな話です。
 ヒラメ等の福島産農水安物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると、全てを福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(9)で実施しています。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低くでる検査で「安全」とされ、出荷されます。

2.福島はイチゴの安全宣言、汚染の酷い主要な産地の検査はしていません。
 間もなく12月、イチゴケーキを楽しみにしている方も多いと思います。12月になれば福島はイチゴの季節です(11)。福島県は福島産イチゴの「安全」を検査で確認したと発表しました(12)。
検査でイチゴの安全を確認したと主張する福島県
 ※(13)を引用
 図―3 福島産イチゴの「安全」を検査で確認した旨を発表した福島県

 福島県伊達市、いわき市、福島市が主要なイチゴの産地です(11)。
事故から8年9ヶ月を経て汚染されている福島
 ※1(14)のデータを元に(15)に示す手法で12月1日に換算
 ※2 避難区域は(16)による。
 ※3 1個が検査1件を示し(17)による。
 図―4 福島産イチゴの検査状況

 図に示す通り福島市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(18)エリアが広がっています。福島産イチゴは事故から9シーズンの間、汚染された地域で作られています。
 以下に各年1-10月の福島市の葬式(死者数)の推移を示します。
事故後に葬式が増えた福島県
 ※1(19)を各年度で集計
 ※2 震災犠牲者は(20)により、行方不明を含み、関連死を含まず
 図―5 福島県福島市の葬式の推移

数値を記載すると
 事故前(2010年1-10月)2,317人
 今年(2019年1-10月) 2,868人
で24%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら50兆分の1でした。
。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の貴市(21)による。
有意差検定表

 福島県のひらた中央病院が福島産野菜を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(22)。以下に結果を示します。

 表―2 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
 ※ (22)を集計
福島産許容する割合が多い郡山市、少ない相馬・南相馬市

 表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では多くの方が福島産野菜を避けています。イチゴが野菜か否かは議論があると思いますが(23)、福島産イチゴも避けていると想像できます。福島県相馬市と南相馬市の葬式(死者数)は福島県の発表(20)を集計すると
 事故前(2010年1-10月)1,076人
 今年(2019年1-10月) 1,110人
で、少し増えていますが、統計的な差はありません。
 福島の主要なイチゴ産地では葬式が増えていますが、そうではない相馬市・南相馬市では増えていません。
 これに対し福島県は福島産は検査で「安全」を確認してると喧伝しています(12)。
 でも、図―2に示す様に、福島県は最大産地のいわき市産ネギを検査していません。
 福島産は汚染され葬式が増えた主要産地を避けた検査で安全とされ出荷されます。


3.事故後の最高値を記録した福島県伊達市産ナメコのセシウム
 福島県伊達市産ナメコから1キログラム当たり21ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(24)。以下に検査結果を示します。
過去最高を記録した福島県伊達市産ナメコのセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―6 伊達市産ナメコの検査結果

 図に示す様に一度は下がったのですが、再び上昇しています。そして事故後の最高値を記録しました。
 福島産はセシウムが上昇することがあります。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・一ヶ月遅れで発表される検査結果
 ・他より低く出る検査で「安全」とされ出荷される福島産
 ・汚染が酷い主要産地を避けた検査で「安全」とされてる福島産
 ・セシウムが上昇することがある福島産
 これでは「福島産、食べて応援、あの世行き」(25)なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 11月の福島はリンゴの季節です(26)。福島のリンゴは美味しいそうです(27)。福島県は福島産リンゴは「安全」だと主張しています(12)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産リンゴはありません。
他県産はあっても福島産リンゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ
 ※(28)を引用
 図―7 福島産リンゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)農林水産物の緊急時環境放射線モニタリング結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)野生鳥獣の放射線モニタリング調査結果 - 福島県ホームページ
(4)食品中の放射性物質の検査結果について  (1157報)
(5)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月18日発表)―クロソイ汚染を再現できない福島県―
(6)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(7)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(8)(4)⇒1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:10MB)⇒No4,044
(9)農林水産部 - 福島県ホームページ
(10)ふくしまの農林水産物パンフレット中のふくしまの農林水産物(全体) (20,806KB)
(11)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(12)(11)中のいちご [PDFファイル/172KB]
(14)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(15)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(16)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(17)福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報⇒野菜⇒あ行⇒い⇒イチゴ、イチゴ(施設)で検索
(18)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(19)福島県の推計人口(令和元年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(20)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(21)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q18.統計的な差ってなんですか?
(22)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(23)いちごやメロンは野菜なの? 果物コラム
(24)(4)⇒2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒検査結果(PDF:759KB)⇒No358
(25)めげ猫「タマ」の日記 福島産、食べて応援、あの世行(2019年1-10月)
(26)フルーツを食す《福島のサクランボ・桃・梨・ブドウ・りんご》 - 福島市
(27)福島のリンゴは本当に美味しい - 福島のくだものの口コミ - じゃらんnet
(28)イオン 福島店のチラシ・特売情報 | トクバイ
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  1. 2019/12/01(日) 19:43:00|
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