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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月25日発表)―宮城産アイナメからセシウム、福島産は146件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)(3)。12月25日に11月22日までの食品中のセシウム検査結果が1ヵ月以上の遅れで発表になりました(4)。まとめてみたので、お買い物のの参考に頂ければ幸いです。先回に続き今回もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(5)。しかも基準超です。牛肉を除く厚労省発表分の検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数835件14件の基準越え(全体の1.2%)
  ②平均は、1キログラム当たり3.4ベクレル、最大140ベクレル(福島県産ムキタケ(野生キノコ))。
 事故から8年8ヶ月以上が経過しましたが、危険なセシウム汚染食品が福島産のみから見つかっています。
 事故から8年9ヶ月が過ぎても見つかる福島産セシウム汚染食品
  ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
   ※3 基準超は全て野生キノコ
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2019年12月25日発表)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 従前や今回のデータを解析すると
 ・宮城産アイナメからセシウム、福島産は146件連続ND
 ・福島県相馬市でイチゴの出荷が始まる。福島県は検査しないのに福島のイチゴの安全を検査で「安全」と主張
 ・上昇を続け基準超となった福島県柳津町産ナメコのセシウム
等の特徴があり、福島産は「安全」とは言えません。

1.宮城産アイナメからセシウム、福島産は146件連続ND
 宮城県産アイナメからセシウムが見つかったと発表しました(9)。以下に検査結果を示します。
隣県ではみつかっても福島県産アイナメからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―2 アイナメの検査結果

 図に示す通り宮城産だけでく、茨城産からもセシウムは見つかっています。ところが福島県が検査した福島産サワラは検出限界未満(ND)です。厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると146件連続です。
 岩手県産サワラからもセシウムが見つかったと発表しました(10)。以下に検査結果を示します。
隣県ではみつかっても福島県産サワラからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―3 サワラの検査結果

 図に示す通り岩手産だけでく、宮城、茨城、千葉産からもセシウムは見つかっています。ところが福島県が検査した福島産アイナメは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると170件連続で検出限界未満(ND)です。
 宮城県産ケムシカジカからもセシウムが見つかったと発表しました(11)。以下に検査結果を示します。
宮城産ではみつかっても福島県産ケムシカジカからは見つからないセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―4 ケムシカジカの検査結果

 宮城産からはみつかっていますが、福島県が検査した福島産ケムシカジカは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると310件連続で検出限界未満(ND)です。
 隣県では見つかるのに福島県が検査した福島産からはセシウムが見つかりません。海は繋がっているのに汚染源がある福島産から見つからいなどおかしな話です。
 アイナメ、サワラ、ケムシカジカ等の福島産農水安物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると、全てを福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(12)で実施しています。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低くでる検査で「安全」とされ、出荷されます。

2.福島県相馬市でイチゴの出荷が始まる。福島県は検査しないのに福島のイチゴの安全を検査で「安全」と主張
 福島県相馬市でイチゴの販売が始まりました(13)。
福島県相馬市産イチゴを食べる勇気ある女の子
 ※(13)をキャプチャー
 図―5 相馬市のイチゴ販売を喧伝するNHK

 図に示すように子供達は大好きなようです。しっかり検査して欲しいと思います。以下に検査状況を示します。 
相馬市産イチゴを検査していない福島県
 ※1(14)のデータを元に(15)に示す手法で12月1日に換算
 ※2 避難区域は(16)による。
 ※3 1個が検査1件を示し(17)による。
 図―6 福島産イチゴの検査状況

 図に示す通り福島では国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(18)エリアが広がっています。事故から8年9ヶ月以上が経過しましたが福島は汚染されています。でも、図に示す様に福島県は相馬市のイチゴ検査していません。それでも福島県は、福島産イチゴの「安全」を検査で確認したと主張しています(19)。

3.上昇を続け基準超となった福島県柳津町産ナメコのセシウム
 福島県柳津町産ナメコから基準超の1キログラム当たり110ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(20)。以下に検査結果を示します。
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 基準値は(7)による。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―7 柳津町産ナメコの検査結果

 図に示すように2013年以降は基準値以下が続いてたのですが、上昇し、そして基準超です。
 福島産はセシウムが上昇し、基準超になることがあります。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・一ヶ月遅れで発表される検査結果
 ・他より低く出る検査で「安全」とされ出荷される福島産
 ・検査していなくても検査で「安全」とされてる福島産
 ・セシウムが上昇することがある福島産
 これでは「福島産、食べて応援、あの世行き」(21)なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島県いわき市産米の全量全袋検査数が約42万件になりました(22)。同市の人口は約34万人なので(23)、とりあえず市民が食べるには充分な量です。同市のお米は「Iwaki Laiki」と言って、美味しい米だそうです(24)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(25)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ
 ※(26)を引用
 図―8 福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)農林水産物の緊急時環境放射線モニタリング結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)野生鳥獣の放射線モニタリング調査結果 - 福島県ホームページ
(4)食品中の放射性物質の検査結果について  (1161報)
(5)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月16日発表)―岩手産ブリからセシウム、福島産は152件連続ND―
(6)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(7)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(8)(4)⇒1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:9MB)
(9)(8)⇒No.4587
(10)(8)⇒No.1992
(11)(8)⇒No.4592
(12)農林水産部 - 福島県ホームページ
(13)相馬でイチゴの販売始まる|NHK 福島県のニュース
(14)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(15)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(16)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(17)福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報⇒野菜⇒あ行⇒い⇒イチゴ、イチゴ(施設)で検索
(18)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(19)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(20)(4)⇒検査結果(PDF:798KB)⇒No.130
(21)めげ猫「タマ」の日記 福島産、食べて応援、あの世行(2019年1-10月)
(22)ふくしまの恵み
(23)地区別世帯数・男女別人口 | いわき市役所
(24)いわき産コシヒカリのブランド米「Iwaki Laiki-いわきライキ」
(25)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(26)マルト 平尼子店のチラシ・特売情報 | トクバイ

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  1. 2019/12/26(木) 19:51:01|
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