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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月27日発表)―茨城産ヒラメからセシウム、福島産は239件連続ND―

 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)(3)。1月27日に昨年12月26日までの食品中のセシウム検査結果が1ヵ月以上の遅れで発表になりました(4)。まとめてみたので、お買い物のの参考に頂ければ幸いです。先回に続き今回もしっかりセシウム汚染食品が見つかっています(5)。牛肉を除く厚労省発表分の検査結果の概要は以下の通りです。
  ①検査数 634件3件の基準越え(全体の5%)
  ②平均は、1キログラム当たり4ベクレル、最大600ベクレル(栃木県産イノシシ)。
 事故から9年近くになりますが、危険なセシウム汚染食品が見つかっています。
事故から9年近くを経て見つかるセシウム汚染食品
   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(5)を参照
   ※3 基準超は全て野生キノコ
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2020年1月27日発表)

  色分けは以下の通りです。
  マーケットから基準値(6)超えの食品が見つかった県
  出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  基準値超えの食品が見つかった県

 従前や今回のデータを解析すると
 ・茨城産ヒラメからセシウム、福島産は239件連続ND
 ・福島県福島市ではイチゴ狩の季節。福島県は検査していません。
 ・上昇する福島県川内村産シイタケのセシウム
等の特徴があり、福島産は「安全」とは言えません。

1.茨城産ヒラメからセシウム、福島産は239件連続ND
 茨城県産ヒラメからセシウムが見つかったと発表しました(9)。以下に検査結果を示します。
隣県ではみつかっても福島県産からは見つからないヒラメのセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―2 ヒラメの検査結果

 図に示す通り茨城産だけでく、岩手、宮城産ヒラメからもセシウムは見つかっています。ところが福島県が検査した福島産ヒラメは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると239件連続で検出限界未満(ND)です。
 茨城県産スズキからもセシウムが見つかったと発表しました(10)。以下に検査結果を示します。
隣県ではみつかっても福島県産からは見つからないスズキのセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水を除く
 図―3 スズキの検査結果

 図に示す通り茨城産だけでく、宮城、千葉産スズキからもセシウムは見つかっています。ところが福島県が検査した福島産スズキは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると239件連続で検出限界未満(ND)です。
 岩手県産ブリからもセシウムが見つかったと発表しました(11)。以下に検査結果を示します。
隣県ではみつかっても福島県産からは見つからないブリのセシウム
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―4 ブリの検査結果

 図に示す通り岩手産だけでく、宮城、茨城、千葉産ブリからもセシウムは見つかっています。ところが福島県が検査した福島産ブリは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると160件連続で検出限界未満(ND)です。
隣県ではみつかっても福島県産からは見つからないニベのセシウム
 茨城県産ニベからもセシウムが見つかったと発表しました(12)。以下に検査結果を示します。
 ※1(1)(2)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―5 ニベの検査結果

 図に示す通り福島県産からは見つかっていません。福島県が検査した福島産ニベは厚生労働省(1)や福島県の発表(2)を数えると341件連続で検出限界未満(ND)です。
 海は繋がっているのに汚染源がある福島産から見つからいなどおかしな話です。
 ヒラメ、スズキ、ブリ、ニベ等の福島産農水安物の出荷前検査は厚生労働省の発表(1)を見ると、全てを福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(13)で実施しています。中立性に疑問があります。
 福島産は他よりも低くでる検査で「安全」とされ、出荷されます。

2.福島県福島市ではイチゴ狩の季節。福島県は検査していません。
 福島の冬を代表する冬の果物にイチゴがあります(14)。福島県福島市では今、イチゴ狩りが楽しめます(15)。以下に示します。
福島市産イチゴを検査していない福島県
 ※1(16)のデータを元に(17)に示す手法で1月1日に換算
 ※2 避難区域は(18)による。
 ※3 1個が検査1件を示し(19)による。
 図―6 福島県福島市と東白川郡

 図に示す通り福島市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(20)エリアが広がっています。福島産イチゴは事故から9シーズンの間、汚染された地域で作られています。
 以下に各年1年間の福島市の葬式(死者数)の推移を示します。
事故後に増えた福島市の葬式
 ※1(21)を各年度で集計
 ※2 震災犠牲者は(22)により、行方不明を含み、関連死を含まず
 図―7 福島県福島市の葬式の推移

数値を記載すると
 事故前(2010年)2,819人
 昨年(2019年) 3,407人
で21%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら11兆分の1でした。
。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 
 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(23)による。
有意差検定表

 図―6に示すように東白川郡は福島市に比べれば汚染はマシです。以下に東白川郡の各年1年間の葬式数を示します。
 ※1(21)を各年度で集計
 ※2 震災犠牲者は(22)により、行方不明を含み、関連死を含まず
 図―8 福島県東白川郡の葬式の推移

数値を記載すると
 事故前(2010年)499人
 今年(2019年) 499人
で、事故前と変わりません。
 福島市は汚染されており、葬式が増えています。一方で福島市よりは汚染がマシな東白川郡では葬式は増えていません。いちごは子供が大好きな果物です(24)。確り検査して欲しいと思います。でも、図―6に示す様に福島県は福島市産イチゴの検査をしていません。
 それでも、福島県は福島産イチゴの「安全」を検査で確認してると喧伝しています(25)。
 福島産は汚染の酷い産地を避けた検査で「安全」とされます。

3.上昇する川内村産シイタケのセシウム
 以下に福島県川内村産シイタケの検査結果を示します。
上昇する川内村産シイタケのセシウム
 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 図―9 川内村産シイタケの検査結果

 上昇し、2016年10月以降の最高値を記録しました。
 福島産はセシウムが上昇することがあります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・一ヶ月遅れで発表される検査結果
 ・他より低く出る検査で「安全」とされ出荷される福島産
 ・汚染が酷い要産地を避けた検査で「安全」とされてる福島産
 ・セシウムが上昇することがある福島産
 これでは「福島産、食べて応援、あの世行き」(26)なので
  「買わない」「食べない」「出かけない」の「フクシマ3原則」
を決めています。でも、これって(=^・^=)だけでは無いようです。
 福島県会津若松市でも今、イチゴ狩りが楽しめます(27)。同市はイチゴの季節です。同市辺りのイチゴは身の詰まったしっかりした食感で、食べると果汁が溢れとの事です(28)。無論、福島県は福島産イチゴは「安全」だと喧伝しています(25)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。
他県産はあっても福島産イチゴが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(29)を引用
 図―10 福島産イチゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)農林水産物の緊急時環境放射線モニタリング結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)野生鳥獣の放射線モニタリング調査結果 - 福島県ホームページ
(4)食品中の放射性物質の検査結果について(1166報)
(5)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月24日発表)―宮城産ブリからセシウム、福島産は160件連続ND―
(6)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(7)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(8)(4)⇒1 自治体の検査結果⇒検査結果(Excel:511KB)
(9)(8)⇒No26
(10)(8)⇒No22
(11)(8)⇒No75
(12)(8)⇒No25
(13)農林水産部 - 福島県ホームページ
(14)冬 | ふくしまの果物 | JA全農福島
(15)いちご狩り2020 ? 一般社団法人福島市観光コンベンション協会公式ページ
(16)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成30年9月6日~11月15日測定) 平成31年03月08日 (KMZ KMZ, CSV ZIP)」
(17)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2018年)
(18)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(19)福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報⇒野菜⇒あ行⇒い⇒イチゴ、イチゴ(施設)で検索
(20)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局
(21)福島県の推計人口(令和2年1月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(22)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(23)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q18.統計的な差ってなんですか?
(24)子供の好きな食べ物ランキング2018/平成と昭和の違いは?嫌い ...
(25)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(26)めげ猫「タマ」の日記 福島産、食べて応援、あの世行(2019年1-10月)
(27)フルーツランド北会津
(28)いちご | JA会津よつば
(29)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
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  1. 2020/01/29(水) 19:49:18|
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