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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

若い女性が逃げて行く福島(2019年)

 昨年12月中の福島県の人口動態が発表になったので(1)、昨年(2019年)の福島・20代前半女性の社会減を集計したら
 昨年(2018年)1,988人
 今年(2019年)2,163人
で、9%増えています。事故9年目の昨年も、若い女性の福島からの脱出は加速しています。
 福島は原発事故によって汚染されました。
事故から8年11ヶ月過ぎて特異的に汚染されている福島
 ※1(2)のデータを(3)に示す方法で2月1日に換算
 ※2 避難区域は(4)による
 図―1 特異的に汚染されている福島

図に示すように国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(5)を超えた地域が概ね福島で広がっています。事故から8年11ヶ月が経た福島は特異的に汚染されています。だいたい避難地域が設定されているのは福島のみです(4)。
 既に除染は終っており(6)、今後は自然に放射線量が下がるのを待つしかありません。福島で放射線源はセシウム137です(3)。セシウム137は半分になるのに30年かかります。4分の1になるには60年、一桁下がるには100年がかかります(7)。若い方も含め、福島で暮らすことは一生涯に渡り放射能と暮らすことを意味します。
 福島県の12月中までの人口動態が発表になったので(1)、昨年(2019年)の年齢階層別の社会的増減を集計してみました。
20代前半女性で顕著な福島の社会減
 ※(1)を集計
 図―2 2019年の福島県の年齢階層別社会増減

 図に示す様に20代前半女性で顕著です。数値を記載すると、20代前半の社会減は
 昨年(2018年)1,140人
 今年(2019年)2,163人
で、男性の2倍近いの20代前半女性が福島から逃げたしています。20歳前後は就職や大学進学といった新たな一歩を踏み出す時期です。福島の方は福島に残るか、去るかの選択を迫られる時でもあります。そして多くの若い女性が福島県外からのスタートを決断したようです。
 今から5年前の2015年1月に福島には48,325人の10代後半女性がいました。5年が経ち彼女達は20代前半になっています。今年(2020年)1月の福島の20代前半女性は33,017人で、残ったのは68.6%です。2015年1月当時で10代後半だった福島の女性のうち3分の1近い方が、この5年間で福島から逃げ出しています。以下に福島の10代後半の方が5年後に残っている割合を示します。
事故後に残らなくなった福島の20代前半女性
 ※1(1)を集計
 ※2 日付けは10代後半時点
 図―3 福島の10代後半の方が5年後に残っている割合

 事故前から若い方の福島脱出はありました。事故前の2001年から2006年3月までの平均を取ると男性76%、女性74%で、男女に大きな差はありませんでした。事故後の平均を取ると、10代後半の方が5年後に福島に残っている割合は男性75%、女性66%で、男性はそれ程に変わりませんが、女性は大きく落ち込みました。事故後に福島の若い女性の逃げ出しています。
 以下に各年の20代前半の社会的増減を示します。
増加傾向が続く福島の20代前半女性の社会減
 ※(1)を各年を1年間で集計
 図-4 20代前半の社会的増減

 男性は昨年に比べそれ程には変化がありませんが、女性は大きくなっています。20代前半男性の社会減は
 昨年(2018年)1,121人
 今年(2019年)1,140人
で、ほとんど変わりありませんが、女性は
 昨年(2018年)1,988人
 今年(2019年)2,163人
で、9%増えています。事故9年目も、前半は若い女性の福島からの脱出は加速しています。
 福島の合計特殊出生率は1.53です(8)。一人の若い女性が福島を去ることをは、彼女が将来産むであろう1.53人の子どもも一緒に去って行くことを意味します。
 以下に各年10月から1年間の福島での赤ちゃん誕生数を示します。
事故後に減った福島の赤ちゃん誕生数
 ※(1)を各年1年間で集計
 図―5 福島の赤ちゃん誕生数

年々減り続けています。数値を記載すると
 事故前(2010年) 16,169人(男の子8,373人、女の子7,796人)
 近々1年(2019年)11,626人(男の子5,812人、女の子5,814人)
で、事故前に比べ28%減っています。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島の綺麗な女性
 ※(9)をキャプチャー
 図―6 福島の綺麗な女性

 何処へいっても歓迎されます。敢て汚染されている福島に残ることはないと思います。そして、福島に残った方も不安なようです。
 福島県相馬市産米の全量・全袋検査数は約14万件です(10)。同市は人口3万人台の市(11)、なので市民が食べるには充分な量です。福島のお米はおいしいとの事です(12)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(13)。でも、福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
 ※(14)を引用
 図―7 福島産米が無い福島県相馬市のスーパーのチラシ


 (=^・^=)も福島県相馬市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。  

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島県の推計人口(令和2年1月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(2)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(3)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(4)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)除染情報サイト:環境省
(7)半減期 - Wikipedia
(8)保健福祉部関係の統計情報データベース - 福島県ホームページ⇒福島県人口動態統計
平成30年概数[PDFファイル/2月23日MB]
(9)>広報おおくま 2020年2月1日号を発行しました - 大熊町公式ホームページ
(10)ふくしまの恵み
(11)ホーム/相馬市公式ホームページ
(12)食の宝庫ふくしま | ふくしま満天堂(ふくしまプライド。)
(13)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(14)Webチラシ情報 フレスコキクチ中の相馬店
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  1. 2020/02/05(水) 19:51:53|
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