FC2ブログ

めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

葛尾村、村内居住人口減

 2016年6月に避難指示が解除された福島県葛尾村の村内居住者は(1)
 2020年1月1日 434人(2)
 2020年2月1日 432人(3)
で、減少にに転じました。
 福島県葛尾村は福島県東部を南北に連なる阿武隈高地に位置する山村です。原発事故によって全村に避難指示が出されました。
2020年も汚染されている福島
 ※1(4)の数値データを元に(5)に示す手法で1月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(6)による
 図-1 福島県葛尾村

 図に示す様に全域が国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(7)を超えています。事故からあしかけ10年になりましたが福島県葛尾村は汚染されたままです。
 福島事故直後に二種類の避難区域が設定されました。警戒区域と計画的避難区域です。警戒区域は事故直後の2011年3月12日に設定されました。計画的避難区域は事故後にしばらくしてから放射線量が高いことが判明し設定された避難区域で、設定されたのは事故から1ヶ月以上が過ぎた2011年4月22日です(6)。さらには、警戒区域では残された家畜は殺処分となりました(8)。一方で、計画的避難区域では一定の条件下で家畜の持ち出しが認められました(9)。計画的避難区域は家畜の持ち出し等の為になかなか逃げなった村です。葛尾村の大部分は計画的避難区域になりました(6)。事故前に葛尾村では3,448頭の牛と3,863頭の豚が飼育されていした(10)。これは事故前(2011年3月)の人口1,524人(11)を超えます。
 以下に福島県葛尾村・各年の赤ちゃん誕生数を示します。
2012年から女の子が多く生まれるようになった葛尾村
 ※(11)を集計
 図―2  福島県葛尾村の赤ちゃん誕生数

 図に示す様に事故後に女の子が多く生まれるようになっています。2012年以降、女の子が多く生まれるようになりました。妊娠期間を280日とすると(12)、事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれるのは概ね2012年以降です(注1)。2012年1から19年を合計すると
  男の子 32人
  女の子 52人
で、女の子が多くなっています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的な差があるとさえる5%(13)以下の2.9%でした(14)。通常は男の子が多く生まれるので(15)異常な事態です。
 福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
 福島の綺麗な女性
※1(16)を引用
 ※2 青森県生まれ(17)
 図―3 福島県の綺麗な女性

 でも喜んでばかりはいられないようです。放射線影響研究所は広島や長崎で遺伝的影響がな事の根拠に生まれている赤ちゃんの男女の比率に異常がない事あげています(18)。広島や長崎では起きなかった事が福島県葛尾村では起きています。
 それでも安倍出戻り内閣は「安全」だとして(19)、2016年6月に大部分で避難指示を解除しまた(1)(6)。そして村再興の試みがなされています。
 2016年4月、  凍み餅の販売再開(20)。
 2016年4月   「しみちゃん」が葛尾村のイメージキャラクターとなる(21)。
 2018年3月    安倍出戻り総理が葛尾村を訪問、凍み餅のプレゼンを受ける(22)。
 2018年6月22日 復興交流館「あぜりあ」オープン(23)
 2018年7月21日 胡蝶蘭を初出荷(24)
 2018年9月    酪農再開(25)
 2018年秋     養鶏(ブロイラー飼育)再開(26)
 2019年7月24日 復興交流館「あぜりあ」の来場者が累積で2万人に(27)。 2019年7月24日はオープンした18年6月22日の403日後です。復興交流館「あぜりあ」の来館者は1日当たり約50人(2万÷403)で、かなり低調です。
 2019年9月3日  マンゴーの初収穫(28)
 2019年9月28日 江戸時代に同村で上演されていた能と狂言の舞台が約160年ぶりに復活(29)
 2019年10月   工業団地着工(30)
 2020年1月2日  村内で成人式(31)
 以下に葛尾村民の居住状況を示します。
住民が戻らない戻らない福島県葛尾村
 ※(1)(32)を集計
 図―4 葛尾村民の居住形態

図に示す様に住民は戻りません。それどころは村内居住者を見ると
 2020年1月1日 434人(帰還330人、避難指示解除後転入104人)(2)
 2020年2月1日 432人(帰還330人、避難指示解除後転入104人)(3)
で、減少にに転じました。
 図に示しように、住民の多くは自宅を建ててるなどして村外に安定した住居を手に入れて方が多い「その他」が大部分です。多くの方は今後も村に戻ることはなく、これからは徐々に村内居住者が減って行きます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 住民が戻らないのには不安もあると思います。そして、多くの福島の皆様も不安のなか過ごしています。
 福島県郡山市産米の全量全袋検査は約113万件で、福島県一位です(33)。同市の人口は約33万人なので(34)、市民が食べるには充分な量です。同市のお米は「あさか舞」といって美味しいお米です(35)。安全なので2011年産米ですが、学校給食に使われ子供達に強制的に食べさせました(36)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシに福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県郡山市にスーパーのチラシ
 ※(3)を引用
 図―5 福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県郡山市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―注記―
(注1)3月11日の280日後は12月16日

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)葛尾村 - Wikipedia
(2)葛尾村からの避難者の状況(1月1日現在) - 葛尾村ホームページ
(3)葛尾村からの避難者の状況(2月1日現在) - 葛尾村ホームページ
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日~11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(6)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)警戒区域内の家畜の安楽死処分の対応に関するQ&A:農林水産省
(9)計画的避難区域及び緊急時避難準備区域における家畜の取扱い等について:農林水産省
(10)わが葛尾村の農業 -022/036page
(11)福島県の推計人口(令和2年1月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(12)妊娠期間「十月十日(とつきとおか)」の計算・妊娠週数の数え方 [妊娠の基礎知識] All About
(13)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(14)めげ猫「タマ」の日記 女の子が多く生まれる福島県葛尾村(事故から8年9ヶ月)
(15)出生性比
(16)新しいスタイルの鮮魚店 久之浜にオープン!2020/02/04 TUFchannel
(17)HOOK : 「漁師はかっこいい」漁師への憧れが、久之浜の漁業を盛り上げる
(18)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 ? 公益財団法人 放射線影響研究所 RERF
(19)国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判  :日本経済新聞
(20)伝統の「凍み餅」を守り、次世代へ
(21)葛尾村公式イメージキャラクター「しみちゃん」について - 葛尾村ホームページ
(22)平成30年3月10日 福島県訪問 | 平成30年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(23)葛尾村復興交流館「あぜりあ」オープニングイベント開催 | 一般社団法人葛尾むらづくり公社
(24)福島)農業復興のコチョウラン、首都圏へ初出荷 葛尾村:朝日新聞デジタル
(25)福島・葛尾村に北海道から乳牛 年内出荷に向け酪農を再開 - 産経ニュース
(26)養鶏再開 畜産復興へ光 福島・葛尾村で7
(27)来館者2万人を達成 葛尾村復興交流館あぜりあ - 47News
(28)福島県葛尾村で育てたマンゴー初収穫 東北大 | 河北新報オンラインニュース
(29)福島・葛尾村、160年ぶりに能 原発被災からの復興アピール | 共同通信
(30)福島県葛尾村、復興資金活用した産業団地に着工  :日本経済新聞
(31)「地元の発展後押しを」 葛尾で成人式、8人に証書 | 福島民報
(32)広報かつらお 2019年度 - 葛尾村ホームページ
(33)ふくしまの恵み
(34)郡山市の現住人口/郡山市公式ウェブサイト
(35)郡山の味自慢「あさか舞」/郡山市公式ウェブサイト
(36)JA郡山市|事業PR
(37)イトーヨーカドー 郡山店
スポンサーサイト



  1. 2020/02/14(金) 19:43:03|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<女の子が多く生まれる事故9年目の福島盆地 | ホーム | 福島・小児甲状腺がん248人、まだまだ増える>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/tb.php/3172-8fab4780
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)