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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

子供の数が減り続ける、避難指示解除の川俣町山木屋

 2017年3月末に避難指示が解除された福島県川俣町山木屋(1)の5月1日時点の15歳以下の子供が27人です。避難指示が解除された時は72人なので(2)、避難指示解除3年1ヵ月で4割以下に減りました。
 福島県川俣町は阿武隈高地の北部に位置する山村です。福島事故で放射能が飛んで来て町は汚染されました。
事故10年目も汚染されている福島 凡例
 ※1(3)にて作成
 ※2 旧避難区域は(4)による。
 図―1 福島県川俣町

 図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(5)に近い同0.2シベールとを超えた地域が広がっています。事故10年目ですがが川俣町は今も汚染されたままです。
 事故後5年間(2011年3月から2016年2月)に生まれた赤ちゃんは
 男の子 141人
 女の子 182人
で女の子が多く生まれています。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると統計的に差があるとされる5%を下回る2.3%でした(6)。
 通常は男の子が多く生まれるので(7)異常な事態です。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島の綺麗な女性
 ※(8)を引用
 図―2 福島の綺麗な女性

でも喜んでばかりはいられないようです。放射性影響研究所は広島や長崎で遺伝的な影響が無かった根拠の一つに生まれて来る赤ちゃんの男女比(出生性比)に異常がなかったことをあげています(9)。さらには福島事故で設定された避難区域の全てないし大部分が「計画的避難区域」だったのは川俣町の他に飯舘村、葛尾村がありますが、どちらも川俣町と同じように事故後に女の子が多く生まれています(10)。広島や長崎で起きて無い事が福島では起きているようです。
 それでも安倍出戻り内閣は「安全」であるとして(11)2017年3月31日に川俣町山木屋の避難指示を解除しました(1)(4)。 以下に15歳未満の子ども(多分全員が避難中(12))人数を示します。
どんどん減っていく山木屋の子供
 ※(2)を集計
 図―3 川俣町山木屋の15歳未満の人口(含む避難者)

 図に示す通りどんどん減っています。数値を記載すると
  2017年4月1日 72人(町内30人、町外42人)(避難指示解除翌日)
  2020年5月1日 27人(町内 8人、町外19人)
です。そして2018年4月に再開した小学校は、6年生5人が19年3月に卒業し、児童が「0」になりました(13)。小学校を卒業した児童は全員が山木屋の中学には進学しませんでした(14)。ただし、今年はどこからから男女各1名(計2名)が入学し、中学のみですが18年、19年には行われなかった入学式が行われましたが(15)、子供は山木屋と別れて行っています。
以下に川俣町山木屋の帰還者・避難者数を示します。
住民が帰還しないか川俣町山木屋
 ※1(2)を集計
 ※2 避難者数には転出者等も含まれており、現在の住民登録人数と一致しない。
 図―4 川俣町山木屋の帰還・避難者数

数値を記載すると
 昨年11月1日 355人(ピーク)
 今年 6月1日 349人
で半年連続でほぼ帰還は止まりました。
 避難指示解除時(2017年4月1日)の対象者は1,154人でした(2)。山木屋に戻ったのは避難指示解除時の30%(349÷1,154×100)で7割のが戻らいようです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 このままでは、川俣町山木屋から子供が消え、次世代に地区をつなぐことができなくなります。小学校を再開した旧避難地区で、現時点で小学生がいなくなったのは川俣町山木屋のみです。これは、山木屋の特殊事情があると思います。川俣町のお隣の飯舘村では、こども園や小中学校の諸経費(給食費、教材代、制服代)は無料にしています(16)(17)。村を継続のために子供たちを村に囲い込もうとしています。川俣町は原発事故で避難指示が出た山木屋とそれ以外に分けられました(4)。山木屋の皆さんは東京電力から精神的賠償として850万が支払われましたが、それ以外の方は12万円です(18)。いわゆる「賠償格差」です。とくに自主避難された方は面白くないと思います。同じ川俣町からの避難者でも、山木屋の方は850万円、自主避難は12万円です。ただし、山木屋の58歳の女性が避難生活で精神的に追い詰められ、うつ状態になり、自殺したと事例を裁判所が認定しました(19)。山木屋は強制避難であり、避難によるストレスは大きかったともいます。川俣町は飯舘村のように山木屋の皆様にだけにこども園や小中学校の諸経費(給食費、教材代、制服代)は無料するような特別な扱いはできないと思います。すれば、山木屋とそれ以外の対立が激化します。子供たちや山木屋に戻る積極策はとれません。そして、子供が戻らくなり山木屋は滅びます。子供が戻らにのには不安もあると思います。そして、他の福島の皆様も不安なようです。
 福島県郡山市産米の全量全袋検査は約113万件で、福島県一位です(20)。同市の人口は約33万人なので(21)、市民が食べるには充分な量です。同市のお米は「あさか舞」といって美味しいお米です(22)。安全なので2011年産米ですが、学校給食に使われ子供達に強制的に食べさせました(23)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシに福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
 ※(24)を引用
 図―5 福島産米が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県郡山市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
 

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)川俣町 - Wikipedia
(2)山木屋地区の居住の状況 - 川俣町公式ホームページ(過去分を含む)
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和元年8月29日~11月2日測定)PDF
(4)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)めげ猫「タマ」の日記 福島・川俣町山木屋、学校再開、子供の帰還は「0」
(7)出生性比
(8)【今こそ!ふくしま】会津中央病院 看護師 木村静花さん 2020/05/25 TUFchannel
(9)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 ? 公益財団法人 放射線影響研究所 RERF
(10)めげ猫「タマ」の日記 女の子が多く生まれる福島県葛尾村(事故から8年9ヶ月)
(11)国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判  :日本経済新聞
(12)めげ猫「タマ」の日記 福島・川俣町山木屋、学校再開、子供の帰還は「0」
(13)「小学校」存続へ正念場 川俣・山木屋、粘り強く郷土愛育む授業:東日本大震災7年7カ月特集:福島民友新聞社 みんゆうNet
(14)原発被災地の学校、再開1年で休校 若い世代にためらい:朝日新聞デジタル
(15)【4月6日(月曜日)】入学式 - 川俣町公式ホームページ
(16)幼保連携型認定こども園「までいの里のこども園」園児募集 - 飯舘村ホームページ
(17)義務教育学校開校に関する説明会(次年度就学予定園児の保護者対象) - 飯舘村ホームページ
(18)原発】【福島】10分で分かる原発賠償の全容|月刊 政経東北|note
(19)原発避難で自殺、東電に4900万円賠償命令 福島地裁 (写真=共同) :日本経済新聞
(20)ふくしまの恵み
(21)郡山市の現住人口 - データセット - 郡山市 オープンデータカタログサイト
(22)郡山の味自慢「あさか舞」/郡山市公式ウェブサイト
(23)JA郡山市|事業PR
(24)イトーヨーカドー 郡山店
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  1. 2020/06/03(水) 19:43:43|
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