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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島の果物シーズン開幕、食べて大丈夫?

 福島産サクランボの販売が始まりました(1)。福島の果物シーズン開幕です。食べてよいか心配なので(=^・^=)なりに調べたら
・福島の果物は福島県全域でなく福島市・伊達市・桑折町・国見町に集中している。
・そこは避難地域に隣接し、避難指示がでなかった場所としては最も汚染がひどい地域である。
・福島県の検査には疑義がある。
・くだもの主要産地では葬式が事故前に比べ16%増えているが、主要産地でない相馬・南相馬市では増えていない。
との特徴が見いだせました。
 福島はくだもの王国を自称しています(2)。ただし、福島県全域でくだもの作りが盛んな訳ではなく、福島市、伊達市、桑折町、国見町に広がる福島盆地(3)に集中しています(4)。以下に示しますます。
事故10年目も汚染は広がる福島 凡例 ※1(5)にて作成
 ※2 避難区域は(6)による。
 ※3 はサクランボ検査1件を示し、(7)による。
 図-1 福島のくだもの主産地

 図に示す様に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(8)に近い同0.2マイクロシーベルトを超えたエリアが広がっています。福島の果物は10シーズン連続で汚染された地で作られています。また、避難指示が出たエリアに隣接しています。避難指示が出なかった地域としては福島の中でも汚染がひどい場所です。
 今年も福島ではサクランボの出荷が始まりました(1)。
福島産サクランボを食べる勇気ある女の子
 ※(9)をキャプチャー
 図―2 福島産サクランボを食べる可愛い女の子

 6月のサクランボに始まり、モモ、ナシ、リンゴと11月末で続く福島の果物シーズン開幕です。食べてよいか心配です。
 福島県は福島産は検査で安全を確認していると主張しています(10)。福島県は確かに検査していますが、図―1に示すように果物の主要産地ではなく、離れた場所の1件だけす。
 以下にコシアブラの検査結果を示します。
新潟や長野産に比べ低い福島産コシアブラの検査結果
 ※1(11)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは収穫日
 図―3 コシアブラの検査結果

 図に示す通り新潟県産や長野県産からは基準超が見つかっていますが、福島県が検査した福島県産コシアブラからは基準超は見つかっていません。過去4シーズン(2017年以降)の最高値を見ると、新潟県産は1キログラム当たり260ベクレル、長野県産は同410ベクレルです。共に基準値(12)を超えています。一方で福島県が検査した福島産コシアブラは同71ベクレルです。他では見つかっても、汚染源がある福島県からは基準超が見つからないなどおかしな話です。コシアブラ等の福島産農水安物の出荷前検査は厚生労働省の発表(11)を見ると、全てを福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(13)で実施しています。中立性に疑問があります。
 これでは果物産地の皆さんの健康が気になります。以下に福島盆地が広がる2市2町の各年5月から翌年4月までの1年間の葬式数を示します。
事故後に増えた福島房内の葬式
 ※1(14)を集計
 ※2 震災犠牲者は(15)により、行方不明者を含み、関連死は含まず。
 図―4 福島盆地が広がる2市2町の葬式数

 図に示すように事故後に増えています。数値を記載すると
  事故前(2009年5月から10年4月) 3,909人
  近々1年(2019年5月から20年4月)4,545人
で16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約2千億分の1でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(16)による。
有意差検定表

 福島県にあるひらた中央病院は、福島産米や野菜について避けるか否かのアンケート結果を発表しています。以下に示します。 

 表―2 福島産を許容すかのアンケート結果
 ※(17)を集計
郡山・三春で許容される福島産米

 表に示す通り、相馬・南相馬市では多くの方が福島産野菜を拒否しています。同様に福島産果物も拒否していると考えられます。以下に相馬・南相馬市の各年5月から1年間の葬式数を示します。
事故後もあまり増えていない相馬・南相馬市の葬式
 ※1(14)を集計
 ※2 震災犠牲者は(15)により、行方不明者を含み、関連死は含まず。
 図―5 相馬・南相馬市の死者数

 図に示す通り、震災犠牲者を除けばあまり増えていません。数値を記載すると
  事故前(2009年5月から10年4月) 1,293人
  近々1年(2019年5月から20年4月)1,327人
でほとんど変わりません。むろん統計的な差はありません。
 今年も福島の果物シーズンが始まりました。福島の果物についてまとめると
 ・10シーズン連続で汚染された地で主に作られている。
 ・福島県の検査には疑義がある。
 ・主要産地の2市2町では事故前に比べ葬式が16%増えているが、主要産地でなく福島産を避けているであろう相馬・南相馬市ではあまり変わらない。
になります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 こんなデータが出てくると不安なので、(=^・^=)は今年も福島産果物を自粛しようと思います。でも、これは福島の皆様も同じようです。
 6月に入り福島はブロッコリーの最盛期です(18)。福島のブロッコリーは鮮度を重視しています(19)。福島県は福島産は「安全」だと主張しています(10)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産ブロッコリーはありません。
他県産はあっても福島産ブロッコリーが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ
 ※(20)を引用
 図―6 福島産ブロッコリーが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)福島のサクランボ、食べて応援を JR福島駅で生産者らPR | 河北新報オンラインニュース
(2)くだもの図鑑 – くだもの消費拡大委員会
(3)福島盆地 - Wikipedia
(4)くだものづくりがさかんな福島盆地
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(令和元年8月29日~11月2日測定)PDF
(6)避難区域の変遷について-解説- - 福島県ホームページ
(7)品目から探す | 福島県農林水産物・加工食品モニタリング情報⇒果物⇒あ行⇒お⇒オウトウ(サクランボ)、オウトウ(サクランボ)(施設)、オウトウ(施設)で検索
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)2020年06月07日(日) 20:00 サクランボ狩りスタート 新型コロナ対策に手袋を着用<福島市>
(10)水・食品等の放射性物質検査 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(11)報道発表資料 |厚生労働省
(12)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(13)農林水産部 - 福島県ホームページ
(14)福島県の推計人口(令和2年5月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(15)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(16)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q18.統計的な差ってなんですか?
(17)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(18)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(19)特産品 - しらかわ | JA夢みなみ
(20)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
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  1. 2020/06/09(火) 19:41:32|
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