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めげ猫「タマ」の日記

一寸気になったどうでもいい事を記事に

福島第一汚染水、風評対策なら東京で放出

 福島県内の17市町村が福島第一汚染水の海洋放出について、風評を防ぐため対策の拡充・強化を訴えている決議をしました(1)。(=^・^=)は「風評対策」には東京での放出が有効と考えます。
 福島第一では山から流れて来た地下水の一部が、原子炉やタービン建屋(以下建屋と略す)に流入しています。原子炉建屋にデブリ等がむき出しで放置されています。デブリ等に触れた水は放射能に汚染されます(2)。浄化装置で全ての放射性物質が浄化できる訳ではありません。東京電力はトリチウムは浄化できないとしています(3)。以下に福島第一汚染水のトリチウム濃度を示します。
100(Bq/l)程度の福島第一汚染水のトリチウム
 ※(4)(5)にて作成
 図―1 福島第一汚染水のトリチウム濃度

 図に示す様に最新では1リットル当たり100万ベクレル程度です。国の排水基準は1リットル当たり6万ベクレルですので(6)、20倍弱です。このままでは、海に流せないので東京電力は福島第一構内に汚染水タンクを作り保管しています。
どんどん増える福島第一汚染水
 ※(7)(8)を集計
 図―2 どんどん増える福島第一汚染水

 最新の発表(9)を集計すると、東京ドーム一杯分の容積124万立方メートル(10)を超える125万立方メートルの汚染水が溜まっています。
 福島第一の敷地の広さには限界があり、何時かは行き詰るとの見方があります。
 福島第一に保管されている汚染水の総量は東京電力の発表を集計すると
  2019年6月20日時点 1,194,787立方メートル(11)
  2020年6月18日時点 1,248,599立方メートル(9)
です。364日間で53,812立方メートル、1日当たり148立方メートル増えています。
 行き詰まりを避ける為に、経済産業省は「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」(以下小委員会と略す)を立ち上げ、処分方法の検討を進めていました(12)。
 2018年8月に公聴会を開いたら、汚染水の環境放出に反対する意見が続出しました(13)。
 2019年8月9日開催された小委員会で(14)東京電力は2022年夏には、タンクがいっぱいになるとの資料を提出しました(15)。
3年後に福島第一の汚染水タンクが一杯となるとする東京電力資料
 ※1(15)を引用
 ※2 ALPS処理水は「汚染水」の最終形態(16)
 図―3 2022年夏には、タンクがいっぱいになるとの東京電力資料

 昨年12月23日に開かれた小委員会で、「海洋放出」、「大気放出」または両者の併用の3案に絞り込みました(17)。小委員会は公聴会で反対が多かった「環境放出」を選びました。
 そして今年4月に入り、福島県で国は福島で処分方法について意見を聞く会を開いました。公聴会と異なり「危険性」を述べる意見はでませんでしたが、放出先の産品を避ける「風評被害」を懸念する意見がでました。また、汚染水の環境放出に対する意見募集が行われています。4月6日からですが締め切りは7月15日です(18)。期限が2回延長されました(19)。
 安倍出戻り総理は今年3月に「意思決定まで時間をかけるいとまは、それほどない」と福島県の地方紙・福島民報社などのインタビューに答え、夏ごろまでに方針を決める可能性も示唆しました(20)。
 そろそろ夏です。福島県内の59市町村中17市町村議会で、汚染水の環境中への放出についての決議をしました(1)。
「政府の対応『不十分』 17市町村議会、意見書可決 処理水」と報じる福島県の地方紙・福島民報
 ※(21)を6月25日に閲覧
 図―4 「政府の対応『不十分』 17市町村議会、意見書可決 処理水」と報じる福島県の地方紙・福島民報

 汚染水を巡る政府の対応が十分ではないとして、海洋放出への反対や風評対策の充実・強化を訴えています。さらに、南相馬、伊達の二市は意見書の提出を求める請願の審議を継続し、十一市町村は意見書などを「今後、審議する予定」としています。可決した十七市町村と合わせて半数超となる三十市町村が議会としての意思を明確化する方向です(1)。
 全国漁業協同組合連合会(全漁連)は23日、通常総会を開き、東京電力福島第1原子力発電所で増え続ける処理水に関し「海洋放出に断固反対する」との特別決議を全会一致で採択しました。新型コロナウイルスの感染拡大防止に国民が努力し続ける中で一部関係者が方針決定への議論を進めているとして「強い不信と憤りを禁じ得ない」と表明。海洋放出で今以上に風評被害が広がることを懸念し「わが国の漁業の将来に壊滅的な影響を与えかねない重大な問題だ」と強調しました(22)。
 汚染水の環境中への放出を実現するには、実効性のある「風評被害」対策が不可欠です。事故10年目ですが「風評被害」対策はうまくいっていません。以下に福島を代表する果物であるモモ(23)価格の推移を示します。
 事故後、山梨産比べ大幅に安くなったままの福島のモモ
 ※(24)を集計
 図―5 山梨・福島のモモ価格

 山梨がモモの最大産地ですが(25)、福島のモモは事故後に山梨産くらべ安くなり今も回復しません。安倍出戻り総理は「風評被害」と呼んでいますが(26)、汚染された地や汚染水が流された海の産物をさけるのは当然のことです。「風評」が原因でなく「汚染」が原因で避けられています。
 「汚染」による買い控え(風評被害)の影響は主に食品にでると思います。影響は生産量×価格低下分です。価格低下分が一定なら生産量が大きいと影響が大きく、小さいと影響も小さくなります。今のところ「海洋放出」が最有力です(27)。そこで「海洋放出」を前提に考えます。買い控えの対象は主に海産物です。仮に福島から汚染水を海洋放出すれば、海はつながっているので、隣県も影響を受けます。宮城県には石巻や気仙沼といった日本を代表する漁港があります。茨城・千葉県境近くには日本で最も水揚げ量が多い銚子漁港があります(28)(29)。福島の松川浦漁港は年間14,597トンの水揚げが事故前はありました(30)。茨城県にも漁港はあります(31)。福島からの海洋放出となればこれ等が影響を受けます。(=^・^=)は現在は福島沖のみですが、福島からの「海洋放出」が行われている場合は、岩手・宮城県境から千葉県館山市沖の太平洋のお魚を購入自粛します。
 東京都も漁業がおこなわれています。ただし大部分(89%)は島しょ海域が4,441トンです。内湾海域が540トン(11%)となっています(32)。東京都の内湾区域の漁獲量は福島に比べて大幅なに少なくなっています。東京都で「海洋放出」をすれば「風評被害」は大幅に抑えられます。
 輸送の問題ですが、1リットル当たり6万ベクレル以下のトリチウムは「安全」との話(33)を信じれば可能です。図―1に示すように濃度にばらつきがあります。低いものですと1リットル当たり20万ベクレル以下のものをあります。こうした物を4倍に薄めれば同5万ベクレルになります。タンクローリーは大きなものですと、30立方メートルの液体が運べるものがあります(34)。4倍に薄めるので原液で1台当たり7.5立方メートルの汚染水が運びだせます。20台で150立方メートル、概ね大型タンクローリー20往復で1日の増分が運び出せます。常磐道の起点(三郷IC/JCT)から福島第一最寄りの大熊ICまで222.5kmです(35)。東京と福島第一を1日、1往復はできそうです。Google Mapで調べると東京と福島第一の所要時間は3時間14分です。概ね20台のタンクローリーで実現かのうです。図―1に示すように汚染水のトリチウム濃度は低下傾向にあります。濃度の低いものから順に運び出せばよいと思います。事故って汚染水が漏れ出しても「安全」です。「安全」な濃度まで、薄めてあります。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 多くの原発でトリチウムを放出していますが(36)、通常の原発から放出されるトリチウムは、水が中性子を吸収してできたものであるのに対し(37)、福島第一原発のトリチウムは核分裂によってできたものです(38)。トリチウム以外に核分裂に関連した放射性物質が混じります。東京電力は62種類は取り除けるといっています(39)。ただし、操作を適切にしないと62種類の中にある放射性物質は残ります(40)。さらにいえば62種類以外の放射性物質は取り除けません。たとえばウランは取り除ける62種類の中に入っていません。
 東京電力は飲んでも大丈夫と主張していましが、食べても大丈夫をは言っていません(38)。危険性を指摘する方がいます(39)。(=^・^=)はリファレス(40)に示す通り「安全」とは考えていません。汚染水の環境中の放出について意見を聞いたのは主に福島からです(18)。「風評被害」との視点では東京での放出の方が、福島からの放出より大幅に軽減できます。でも、安倍出戻り内閣は福島からの海洋放出を目指しています(41)(42)。こんな内閣では福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する野菜にキュウリがあります。6月下旬になりシーズンです(43)。福島県棚倉町辺りのキュウリは美味しいとの事です(44)。福島県は福島産キュウリは「安全」だと主張しています(45)。でも、福島県棚倉町のスーパーのチラシには福島産キュウリはありません。
他県産はあっても福島産キュウリが無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ
 ※(46)
 図―6 福島産キュウリが無い福島県棚倉町のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県棚倉町の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)政府の対応「不十分」 17市町村議会、意見書可決 処理水 | 福島民報
(2)多核種除去設備 (ALPS)|東京電力
(3)汚染水対策の状況 - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社
(4)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果|アーカイブ|東京電力中の「水処理設備の分析結果⇒水処理設備の放射能濃度測定結果 」
(5)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果アーカイブ|データ|東京電力ホールディングス株式会社の「水処理設備の分析結果」
(6)周辺の分析結果ー分析結果 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社
(7)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社ちゅの「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(8)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社
(9)2020年のアーカイブ|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社⇒6月⇒ 22日
(10)東京ドーム (単位) - Wikipedia
(11)2019年のアーカイブ|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社⇒6月⇒24日
(12)福島第一原子力発電所における汚染水対策 (METI/経済産業省)
(13)多核種除去設備等処理水の取扱いに係る説明・公聴会 (METI/経済産業省)
(14)多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第13回)‐配布資料(METI/経済産業省)
(15)(14)中の多核種除去設備等処理水の貯留の見通し
(16)汚染水の浄化処理 - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社
(17)多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第16回)‐配布資料(METI/経済産業省)資料4 多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会 取りまとめ(案)(PDF形式:2,109KB)
(18)多核種除去設備等処理水の取扱いに係る関係者の御意見を伺う場 及び 書面による御意見の募集について(METI/経済産業省)
(19)福島第一の汚染水処分 意見募集を7月まで1カ月延長:朝日新聞デジタル
(20)【トリチウム水処分】「時間切れ」許されない(3月14日)(福島民報) - Yahoo!ニュース
(21)福島民報社
(22)「海洋放出に断固反対」 原発処理水で全漁連決議  :日本経済新聞
(23)モモ – くだもの消費拡大委員会
(24)東京都中央卸売市場-統計情報検索各年7月について、大分類⇒果実、中分類⇒もも類で検索
(25)もも(モモ・桃)の都道府県別生産量(収穫量)/グラフ/地図/一覧表|統
(26)>五輪選手村に被災3県食材 首相「風評被害払拭へ」 - 産経ニュース
(27)福島第1「処理水海洋放出反対を」 宮城県漁協 県と県議会に要望 | 河北新報オンラインニュース
(28)18年漁港水揚量 銚子が8年連続日本一/2位焼津、3位は釧路 / みなと新聞 電子版
(29)漁港 - Wikipedia
(30)漁港の情報 - 福島県ホームページ
(31)茨城のおさかな市場 | 観光いばらき
(32)島しょ海域が中心の東京の水産業|農林水産|東京都産業労働局
(33)資料2-1 トリチウムの性質等について(案)(PDF形式:517KB)
(34)>タンクローリー - Wikipedia
(35)常磐自動車道 - Wikipedia
(36)<参考資料>トリチウム 日本の発電用原子炉トリチウム放出量 (2002年~2011年度)
(37)トリチウムについて
(38)福島第一原子力発電所でのトリチウムについて 平成25年2月28日 東京電力株式会社
(39)多核種除去設備 (ALPS)|東京電力
(40)ALPS処理水、ヨウ素129などトリチウム以外核種の残留~「説明・公聴会」の前提は崩れた | FoE Japa
(41)DNAの中にまで入り込むトリチウムの特別な危険性
(42)めげ猫「タマ」の日記 トリチウムは危険・安全?
(43)処分場所判断は政府 福島県委員「地元の意見反映を」【復興を問う トリチウム水の行方】(上) | 福島民報
(44)県民の思い「福島ありき」に反発【復興を問う トリチウム水の行方】(下) | 福島民報
(45)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(46)>みりょく満点ブランド|JA東西しらかわ
(47)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(48)エコス棚倉店
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  1. 2020/06/25(木) 19:43:06|
  2. -
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

私は、トリチウム水と普通の水の氷結温度の差を利用して、トリチウムを取り除き、その後水を気化させてALPSで取り除けなかった核物質を保管したらと思っています。
でも、東京湾に薄めて捨てたらどうかという皮肉?混じりの案も、福島原発の電気を享受してきておりながら原発事故の事を忘れてきている私たちへの「目を覚ませ!びんた」案として、一考の余地が感じられます。
  1. 2020/06/30(火) 13:14:06 |
  2. URL |
  3. きなこ #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

きなこ 様

お問い合わせありがとうございます。以下に(=^・^=)の考えを記載します。

Q1>私は、トリチウム水と普通の水の氷結温度の差を利用して、トリチウムを取り除き、その後水を気化させてALPSで取り除けなかった核物質を保管したらと思っています。
A1>こんなもの見つけました(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsir/2016/0/2016_234/_pdf)。2%の重水を凍結して取り出す実験をしたようです。温度の制御が大変なようです。福島の汚染水濃度はこれに比べ大変に低くなっています。トリチウム1gは360兆ベクレルだそうです(https://radiation.shotada.com/chapter/03/)。トリチウム水の分子量は20なので、トリチウム水1gは54兆(360兆÷20×3)です。仮に100万ベクレルとすると1.85185E-06g(100万÷54兆)です。これが1リットルの溶液にあるとすると、1.85185E-09、あるは5億4000万分の1です。2%は50分の1ですので、約1000万倍薄い濃度です。適応するには相当な技術開発が必要です。

Q2>でも、東京湾に薄めて捨てたらどうかという皮肉?混じりの案も、福島原発の電気を享受してきておりながら原発事故の事を忘れてきている私たちへの「目を覚ませ!びんた」案として、一考の余地が感じられます
A2>ご指摘の通り「皮肉」を含んでいます。汚染水処分についての委員会(以下、委員会と略します)を立ち上げたり(https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/osensuitaisaku.html)、意見を聞く会、あるいは意見募集をしています(https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/decommissioning/committee/takakushu_iken/index.html)。この場の議論や意見をみていると、二つの議論がまったくありません。一つは「何処で」です。これは「フクシマ」に決まりです。自治体で意見を聞く会に呼ばれたのは福島県の関係者です。福島県知事は呼ばれました、東京都知事や千葉県知事が呼ばれていません。政府が処分方法について直接説明する場を設けたのは、福島県の浜通り(沿岸部)を中心とした15市町村の議会などに限られています(https://www.minyu-net.com/news/sinsai/fuhyo-deep/FM20200701-512428.php)。
 もう一つは「安心」の問題です。委員会の資料を見ていると、あっちこっちでトリチウムを環境放出た例が出てきています。すでに環境放出の実績があり「安全」との論法のようです。でも、セラフィールドでは白血病の多発が見つかっています(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89)。因果関係は証明されていないようですが「もしや」と思う方も多いと思ます。過去に危険が認識されなかったものが実は危険だったとの例はいくらでもあります。2010年以前は日本の原発は安全なはずでした。でも、大事故です。日本の官僚は平気で文書を改ざんします(https://www.nikkei.com/theme/?dw=18031100)。「安全」でないものを「安全」と文書に書いても不思議はありません。福島第一の汚染水についても「危険」かもしれないと多くの方が考えていると思います。これでは汚染水を放出された方は「安心」できません。
 「風評被害」との論点では東京放出はよいと思います。でも「安心」がえられないので。東京での処分となれば激しい反対運動が起きるはずです。東京での処分は無理です。
  1. 2020/07/01(水) 19:20:19 |
  2. URL |
  3. mekenekotama #-
  4. [ 編集 ]

めげ猫さま、お返事ありがとうございます。
ご紹介いただいた氷雪学会の装置案は、あまり良くないと思います。

水は氷ると比重が軽くなります。トリチウム水が氷ると水と同程度の比重になる。実験できないので比率の計算だと、凍らせても水に交じってしまい浮いてこないと思います。
ただ、氷結温度は重水よりトリチウム水の方が高いので、温度管理は重水よりは楽。
こんな装置なら分離できるのではないかと、頭の中で考えています。
実際にやるには、エンジニアの力も資金も必要で、妄想しているだけですが。
メールですが、対話ができて楽しかったです。



  1. 2020/07/04(土) 21:16:53 |
  2. URL |
  3. きなこ #-
  4. [ 編集 ]

私はトリチウム水は危険だと思っています。
生命活動の色々な部分で(DNAの安定性やたんぱく質の立体構造など)水素結合が利用されています。
その水素が、かってに崩壊してヘリウムになったら、いろいろ困ったことが起こるだろうと思います。
でも、どこかの海に捨てるしかないなら、
1、F1で作った電気を享受してきた地域
2、東京湾海上を船で走るとめちゃくちゃ臭い場所がある。つまり、汚い海
3、湾の形がきんちゃく型
4、サンマが大好物
などの理由から、福島の海でなく東京湾の方がまだましかと。

私の希望は、汚染水海洋放出でなく、
氷結分離ができないなら
人が戻ってこない周辺の土地を買って、120年もつタンクを作ることです。
  1. 2020/07/04(土) 21:36:31 |
  2. URL |
  3. きなこ #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

きなこ 様

 お問い合わせありがとうございます。下記に2件目のコメントに対する(=^・^=)の考えを述べたいと思います。

まず、重水素もトリチウムも「水素」で(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E3%81%AE%E5%90%8C%E4%BD%8D%E4%BD%93)普通の質量数1の水素と性質が近似しています。違うとすれば分子量ですが、トリチウム水と重水は分子量が同じです。重水はD2Oで分子量は20(2+2+16)、トリチウム水もHTOで分子量は20(1+3+16)です。原発で生成されるトリチウム水はT2OでなくHTOであること(https://atomica.jaea.go.jp/data/detail/dat_detail_09-02-02-20.html)に留意ください。
Q1>凍らせても水に交じってしまい浮いてこないと思います。
A1>氷雪学会の装置案に「D2O 100wt%であれば融点 3.82℃.濃度が下がるにつれ比例して融点が 0℃に近づく」との記述があります。別々に凍るのでなく混合比によって「融点」が変わるだけと思います。
Q2>氷結温度は重水よりトリチウム水の方が高い
A2>分子量が同じなので、それほどの差はないと思います

P.S.
なにか良いURL(文献)があればお教えてください。
  1. 2020/07/05(日) 19:41:10 |
  2. URL |
  3. mekenekotama #-
  4. [ 編集 ]

トリチウム水の物性は、重水とほぼ同じと捉えられると理解しました。

最も密度が上がる(重たくなる)温度を利用するのはいかがでしょう。
重水は11.6度で最大密度になると。
直径10センチくらいで高さ数メートルの菅にalps処理水を入れて、11.6度の温度管理をして静置したら、元々比重の大きいトリチウム水が下の方によどまないでしょうか。
処理水に含まれる放射性物質がどう作用するかわかりませんが。
何度かの操作で(検査をしないといけないが、上澄みを少し捨てられるのではないか)、汚染水の体積が半分になるだけでも、今の追い込まれた状況を脱することができるのでは?
このようなアイデアのURLを探しましたが見つけられませんでした。

重水炉や核融合に使うわけでないので、不純物だらけでもよいという事です。
ご批評いただければ、うれしいです。

  1. 2020/07/10(金) 22:46:16 |
  2. URL |
  3. きなこ #-
  4. [ 編集 ]

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